2014年3月28日金曜日

突発性〜

突発的な事件が続きます。

一番下のチビと熟睡中。夜中に全く突然、咳を始める娘。慌てて起きて背中をさするが、咳の仕方が尋常でない。ゼーゼー ヒューヒューといった、とにかく呼吸が苦しそう。こんなこと、初めて。

吐きそうな素振りを見せたので、トイレに駆け込む。胃腸風邪か?かなり昔ですが、妻が入院中に、私が一番上の息子にご飯を食べさせていた時、何の前触れもなく突然ブハッと食べたモノを全部私に向かって吐かれたことを思い出した。何度も経験したよくある病気。

ところが何も吐くわけでない。胃腸風邪ではなさそう。身体を折り曲げてゼーゼーいう娘。飲みものも受け付けない、話すことも出来ない状態。ただし熱は無いし、どこかに痛みがあるわけでもなさそう。風邪気味なども全く無く、普通に保育園に行き、普通に夕飯も食べ、元気だった。

妻とかわるがわる縦抱っこ。大丈夫大丈夫と、声をかける。妻の抱っこの間にネットで色々調べる。病気の解明こそ、まさにネットの最高の利用価値。

呼吸器系かなー。該当しそうな内容はあったが所詮素人。自信が無い。

30分ほど経過。時計は0時を回っていた。症状が少し落ちつき、眠たいせいか頭を私の胸に預けてくる。ただ、明らかに呼吸に異音がする。まさに喘息の症状。

やがて息苦しいのか、突然手足をバタバタさせて激しく咳き込む。気道が狭くなっている感じを受けた。ゼーゼーという喘鳴(ゼンメイ)を繰り返す。呼吸が止まってしまうのではないか、親は悪い方悪い方へとどうしても考えてしまう。

救急に行った方が良いか?頭に浮かぶ。いや、もう少し様子を見よう。少し楽そうな時もあるし、朝まで何とかならないかな。

1時間ほど経過。ところが一向に収まる気配が無い。とにかく苦しそう。見る方も辛い。妻の一言「 呼吸が出来なくなりそうだよ。」で、決意を固め、救急に行くことに。

過去に何度か行っています。夜寝る前に、息子が滑って頭を切った時は、救急で縫ってもらいました。なぜ、夜寝る前や、休日になるとトラブルがあるのか、不思議なくらいです。

向かうと決めたら一刻も早く。熟睡している上の兄弟を置いて日赤の救急に。上の兄を無理やり起こして事情を説明。聞いてるのか聞いてないのか分からない、寝ぼけている。

夜中の1時。うっすらと霧がかかっていました。空気は冷んやりと、冷たい。

カルテを書き、救急の待合室に。この時間は静かで、他の患者は居なかった。病院に来たことで妻の気持ちが安心したのか、またその気持ちを敏感に感じたのか、スヤスヤと寝始める娘。

あれあれ。後悔し始める私。やはりあともう少し我慢すべきやった。こんな内容で救急をわずらわせてしまい、本当に申し訳ない。

当直の看護婦さんも、若い男の先生もとても丁寧に対応してくれました。吸引器で薬を吸わせたら、しゃべれるように。最後は笑顔で先生にバイバイまで。


今回、このような内容で救急を受診してしまい、本当に申し訳無かったと思っています。日本の医療の現場は、特に救急は過酷な仕事。もっと重篤な患者の為にあるものです。私たちも、発熱くらいなら翌日まで様子を見るのですが、呼吸器系はどうも訳が分からず、あれだけ苦しそうにされたら我慢出来ませんでした。

日本はまた小児科医も減少しているといいます。リスクも高く、成り手が少ないそうです。かなりボランティア精神が強くないとやれない仕事と聞いています。( ブラックジャックによろしく参照。ネットで無料で読めます )私も妻に、ちょっとの熱くらいで受診するなと言っていますが、やはり親というものはどうしても心配してしまいますね。

安心してスヤスヤと眠る娘。いったい何だったのか?原因は不明。

私も疲れ切りましたが、頑張って記録しました。またいつか参考に出来るかもしれません。

しかし、最近、突発的なことが続くなー(^^;;







マイクロソフトサポート続き

先だってのPCトラブルは、さらに続きがあり、Microsoft社でお手上げだった不具合はSONYのカスタマーサポートに移行することに。

SONYは、余り待たされなかったのですが、何か頼りないサポート。返答に「たぶん〜」とか使うし。結局、システムの復元も上手くいかず、リカバリーのバックアップまでエラーが出る始末。SONYの返答としては、初期化(工場出荷状態)するしかないとのこと。すっかり疲れ切っていた私もかなりどーでも良くなってきていて、もう初期化でいいやと思い、データをハードディスクにちまちまと移動させました。

初期化すると、メール設定からLAN設定まで最初からやり直しだし、年賀状ソフトもダウンロード版を買っていたので、ひょっとしたら買い直し?と、気分はすっかりブルーに。かといって、やはりPCが無いと全く仕事にならない。

何とか気持ちを奮い立たせ、どうせ初期化するなら自分でやってみようと、今一度素人なりに挑戦。

復元の時間をさらにひとつ前にしてみる→直らない

Microsoftのサポートが提示したのとは別のやり方でOfficeを削除してみる→あれ、削除出来た。けど自信がない。

一か八かMicrosoft社のHPからOfficeをダウンロード。プロダクトキーを入力。→インストール成功。

ソフトを開くと・・

あれ。

何で?

直ったやん。


あまりにもあっけない・・・


おいおい。何のためにプロのサポート受けたんよ。つか、遠隔操作までして、手動による削除までして、何で私の普通のやり方で成功するんよ。

もしかしたら、復元をさらに1個前にして、それから削除を試したのが良かったのか?

結局何が功を奏したのかは不明。不具合を起こした原因も不明。

それにしても、サポートと費やした約12時間ほどの時間。本当に勿体無かった。最初から自分でやれば良かったのかな?

ムダな経験というものはありませんが、むなしい経験ってありますよね。

まさにそれでした。


けど、直った瞬間は飛び上がってガッツポーズしてしまいました!

完全にドヤ顔だったことでしょう。^^;





2014年3月22日土曜日

マイクロソフトサポート

今朝PCを立ち上げたら、なぜかOffice製品が全て使えない事態に^^;

何をしたという訳ではないのに・・・

エクセルも、ワードも、アウトルック(メーラー)も全部使えない。


こんなこと初めて。だいたいがWindows8にしてから本当にいいことない。


ネットで色々調べたが、どうもOfficeの再インストールしか解決方法が無さそう。
やり方が詳細に書いてあったが、どうも不安なのでサポートに電話してみる。


「ただいま10人以上の方がお待ちで・・・・」のガイダンス。
最初から諦めようかと思ったが、少しだけ待ってみようかと、珍しく忍耐強いところをみせてみた。


すぐに
「ただいま9人の方がお待ちで・・・・」となったので、よしもう少し待ってみようという気になった。

ところがここからが長かった。
約25分ほどで、やっとオペレーターの声が。

慌てて状況を伝える。
もうほんとに私の貴重な25分を返してほしい。


・・・・・ところが、事情を聴いてくれたかと思ったら、次のオペレーターにつなぐ内容かどうかの窓口だったようで、次のオペレーターが出るまでさらに待ってほしいとの話。しかもこの内容は引き継がれないのでさらに次の方に同じ内容を伝えてほしいとのこと。


後悔しても遅い。ここまでくるとやめるにやめれない。


そこからが本当にひどかった。1時間以上も経過してもまだつながらない。これはもう私の忍耐の限界を相当に超える時間。待たされるにしてもあり得ない。最初のオペレーターも「ここから1時間以上待つ可能性もございます」くらいの説明が欲しいところだ。

1時間20分経過。
ここまで待たされると「切ったら負け」という気がしてきて、完全にムキになってしまった。


オペレーターが出たら、まずは一言文句を言ってやろう。


天下のマイクロソフト社ともあろうところが、オペレーターが3名くらいしか居ないのではないかという気すらしてくる。

最初からこれだけの待ち時間があると分かっていたら、待つ間読む本くらい準備しておくのに。何も準備してなかったのでこうしてグチグチとブログを書くことくらいしか思いつかなかった。

1時間40分経過。
何か気持ち悪くなってきた・・・・
こうして諦めさせることが狙いなのか・・・

負けたらアカン。

1時間50分経過。

トイレに行きたくなってきた。こんなことになるなら携帯でかければ良かった。トイレに行っているあいだにつながってしまって、いたづら電話だと思われて切られてしまったらどうしよう・・・・とかしょうもない妄想までしだした。


そして、ついに2時間の大台に。あり得んやろー。


と、そのとき、ついにオペレーターが・・・・

「おいおい。2時間はあかんやろ!!」第一声がなぜか えせ関西弁になる私。

ビビる男性オペレーター。


まずは遠隔操作で私のパソコンに入ってくるとのこと。ここまでの手順はあっという間に。
遠隔操作は驚いた。あっという間に電話で話しながら、オペレータ―が私のPCを動かす。驚いてすぐに機嫌がなおる身勝手な私。


ところが、対処すれど対処すれど解決しない。そもそもOffice自体がPCから削除できない。オペレーターも17時の定時を超えての残業に。

そして電話がつながってから約2時間。最初にかけ始めてから約4時間。

結果としては、未解決。PCそのものの不具合ではないかとの結論になってしまった^^;



最初に悪態をついてしまったオペレーターの方には申し訳なかったです。すごく丁寧に対応してくれました。私の2時間の待ち時間もきつかったですが、その後の対処の2時間もオペレーターの方も辛かったでしょう。どうも100名のオペレーターで対処しているようですが、こんな風で結構時間がかかってしまうのですね。マイクロソフト社のサポートは初めてでしたので色々と知りませんでした。でも、プロのサポートの方にやってもらって良かった。自分でやったらもっと泥沼化していたかもしれない。


となると、今度はSONYですね。PCのプログラム自体の不具合でほぼ間違いなさそうですが、買って半年でこの状態とは、何とも困ったものです。


それにしても、私の貴重な半日を返してほしい・・・・タスクが全て崩壊した(涙)


追記
出来なかったタスクは、夜中に。目覚ましかけて何とか起きれた。会社のPCを借りて日報などから。終わったらビール飲むぞー。( こうしてデブになっていく(≧∇≦))





2014年3月15日土曜日

大改造!ビフォーアフター

念願の書斎の整理が出来ました。



ビフォー



アフター




ビフォー



アフター




ビフォー




アフター




IKEAの収納箱のおかげ。このBOXが激安。





綺麗になると、オシャレな物を置きたくなります。




お店で販売している、作家さんの時計を買いました。時計が無かったので。


やっぱり、シンプルな生活はいいですね!!



2014年3月8日土曜日

プライド

プライド

存在を維持するための 最後の砦




おもいやり

プライドを傷つけずに ゆるすこと
どうも 相手の立場にたって
教えてあげたり さとしてあげたりすることは
「おもいやり」ではないらしい




ゆとり

「おもいやり」ができるくらいの
穏やかな「こころ」の光合成




しごと

満開の花

満開のお客様の笑顔

を見るためのツール




ゆめ

「期待」「不安」と入力して
F4キーを押し続けること





かぞく

生きるための プライド



過去のブログ記事より

2007年6月14日

2014年3月2日日曜日

永遠の0

遅ればせながら「永遠のゼロ」を読んだのですが、本当に久しぶりに感動を覚えました。

最近は、「天地明察」や「マギの聖骨」といった比較的難解な表現の本ばかり読んでいたので、「永遠のゼロ」はスラスラ読めました。恥ずかしいことに「評判のベストセラー」くらいの予備知識しか知らなかったことがかえって良かったのかもしれません。

読み始めて当初は、さして引き込まれることも無かったのですが、途中からグイグイと引き込まれました。もう最後は不覚にも涙が溢れてどうしようもなかったです。私も歳を取り、子の親になったせいか、見事なまでに感情移入されてしまいました。

そして、私にとって本当にタイミングが良かったのは、読み終わって2日後の今日、高山の旭座で映画「永遠のゼロ」のロードショーが始まったことでした。感動冷めやらぬまま、初日の最終で見てきました。

原作はいいけど、映画になると・・・・という映画、たくさん見てきましたが、何だかこの映画は期待出来る予感がありました。ま、例え期待はずれであっても、日本人としての気質が騒いだのか、ゼロ戦の雄姿を映像で見たいという思いと、この秀作である原作をいかに短い時間で再現できたのか、という2点に於いて大変興味があったわけです。

(以下、どうしてもネタバレの要素が出ると思いますので、まだ読んでない方(見ていない方)で読む(見る)予定の方は、以下は読まない方が良いかと思います。また、あくまでも私個人の感想に過ぎませんので、よろしくお願いします。)


結果としては、私にとっては、映画も5ッ星でした^^
本当に、実に久しぶりに、良く出来た映画と出会えたと思いました。

もう泣けて泣けてどうしようもなく、ハンカチもティッシュも持っていなくて、本当に大変でした。あちこちから鼻をすする音が聞こえてきました。

岡田准一さん、良かったですね。実にいい演技でした。また、ゼロ戦乗りの現在の姿を演じた方々も良かったですね。大石賢一郎役の夏八木 勲さんはこの映画の撮影の後、お亡くなりになり、遺作になったようですね。実に素晴らしい演技だったと思います。他、景浦の現代パート役の田中 泯さん、「たそがれ清兵衛」の野武士の役の方ですね。あのようなヤクザな役がハマリ役なのでしょうか。井上 真央さんは、ちょっと子どもとの写真が綺麗過ぎかなと思いましたが、見せる演技だったかなと思いました。先ほど見たレビューだと、三浦 春馬さんの演技がダメという意見を良く見ましたが、私は原作と比べると、彼で良かったのではないかと思いました。徐々に顔つきが変わっていく姿も表現できていたように思います。

1点、私が残念に思うのは、合コンのシーンですね。
あれでは、「特攻 イコール テロリスト」 と位置付けたのは、無知な現在の若者たちという設定になってしまう。原作では、そこの部分は慶子に求婚した新聞社社員の考えであったはずです。戦時中、新聞社(マスメディア)が大きく国民を扇動し、間違ったナショナリズムを植え付けたくだりが映画では表現されていなかったこと、この点は非常に残念に思いました。

ただ、それ以外に関しては、ほぼ原作に忠実に描かれていた、と私は思いました。

あれだけの長編小説を2時間半という枠で収めるというのは、実に難しかったと思います。


私の祖父は二人とも太平洋戦争に巻き込まれました。
父方の祖父はサイパンで死んだと聞いています。まだ私の父が乳呑み児であった時分で、顔は全く覚えていないとのことでした。祖母は美しい人でしたが、再婚せずに私の父と叔父を女手ひとつで育てあげました。ずいぶんと苦労をされたんではないかと思います。あの当時、女学校を出ていたので優秀な人でもあったようです。60歳を過ぎてから独学で英語を勉強し、世界一周の1人旅に出てしまった人です。私が学生の頃、アメリカに一人旅したとき、その頃ハワイに在住していた祖母とハワイで会った時のことを鮮明に覚えています。何となく、戦争の頃の話は聞きづらい雰囲気がありました。私も子ども心に、聞いたらまずいんだ、という気がしていました。今頃後悔しても祖父母は皆亡くなっていますので、すでに遅いです。

母方の祖父も戦争で死にました。場所は忘れてしまいました。そして母方の祖父がややこしいのが、兄が戦争で死に、弟が兄の嫁を代わりに妻にしたそうです。なので、私の叔父と叔母と、私の母は異父兄弟ということになります。(4人中、上2人が兄の子 下2人が弟の子)
ややこしい話ですし、現在においては理解しにくい内容ですが、戦時下においては良くあった話のようです。私の祖父にあたる人は、もともと身体が悪かったようで、戦死を免れたようです。今のflowerー空の色ーの創業者に当たります。

祖父母が元気なうちに、そして父が元気なうちに、もっと私のルーツを学んでおくべきでした。60数年が経ち、戦争は風化し、それを語れる人もすっかり少なくなってしまいました。我が息子は、私が夢中で読んでいる姿を見て、「オレも読む」といって読み始めましたが、第1章まで読んで「オレ、せんそうのはなし ムリ」といって挫折しました。小4では無理もないですね。単行本を買ったので、いつに日か読んでくれることでしょう。

私も、戦争を知らない子ですが、せっかくこのような素晴らしい作品があることを次に教えることくらいは出来るはずです。それが、亡くなった多くの戦没者に報いる行動ではないかと思っています。

そして、1日1日を感謝して生きていこう。今があるのは、ご先祖さまのお蔭ですから。

合掌