10月1日 北アルプス縦走から戻ってきて4日後くらいに、左の肩に違和感が。
「疲れでも出たかな」と、温泉に行ったり、ストレッチをするがなかなか痛みが治まらない。
翌週の御嶽では、違和感はあったものの特に問題なく登山できましたが、さらに翌週には痛みが強くなってきました。
山登りの最中にぶつけた覚えは無いし、疲れがあるようには思えない。
接骨院や整体を転々とし、整形外科で苦手なMRI検査も受けるが当然骨にもどこにも異常なし。
翌月11月12日にいびがわマラソンに出場するも、左腕が思うように振れない。走ることはできるけど、段々と腕に鈍い痛みが蓄積されていく感じ。5分走っては、左腕を上にあげないと痛みを覚えるほどに。ただでさえ練習不足もあり、さらに20kmを過ぎたあたりの日影がめちゃくちゃ寒く、体温がどんどん失われていくのも分かりました。
32km付近でまさかのリタイア。DNSはウルトラで経験がありますが、DNFは初めて。バスに乗るのも初めて。バスの中では吐きそうになりました。バスでゴールまで運ばれ、周りのランナーはすでに完走して首からは完走メダルが。手にはオニギリや記念タオルが。
「そうか、当たり前だけどリタイアするってことはメダルとか貰えない訳ね」
余りにも悔しくて、吐き気もするし
荷物を受け取ったら逃げるように会場を後にしました。
1ヶ月半が経過しました。左肩と左上腕の痛みはかなり辛いものになってきました。せめて原因が分かっていればまだ納得も出来るのですが、それすら分からない上に痛みが余りにも長過ぎる。
わらをもすがる気持ちで以前お世話になった鍼灸院へ。
2回の施術でかなり楽にしてもらえました。本当に感謝。本当に助かりました。上着ひとつまともに着れない状態でしたから。
おそらく原因は、夏からの登山などの疲れが蓄積し、北アルプス縦走の際のザックが肩周辺を圧迫し、痛みが起きたとか。背中や首のコリからも来ているようです。
46歳。マラソンや登山、趣味を楽しむのは良いですが、身体をメンテナンスしながら続けていかねばならない年齢になってきたようです。脚のケガも何度もやっていますが、肩から腕にかけては初めてでした。
ま、こういうケガを乗り越えて強くなっていくのですが・・・・
羽生結弦選手が、まだ若いのにしっかりとしたことをインタビューで言っていて、それを偶然にも病院の待合室で見ました。
羽生選手も転倒により大怪我をしてしまったのですが
「こういったケガをすることによって、健康で滑れることのありがたみが分かります」と。
「この子、強いな」と、しみじみ思いました。私も彼を見習ってケガを乗り越えてもっともっと強くなりたいです。
2017年11月18日土曜日
2017年10月9日月曜日
御嶽登山
北アルプス、双六方面から奥地を縦走してきた2日間は、さすがにお腹いっぱい満足できました。小屋泊で知り合った他の登山客は、縦走4日目とか5日目とかのスゴイ方々が居ましたが、私は今のところは1泊2日で充分かな、と思いました。その範囲で行ける山を目指したいです。
お腹いっぱいのはずでしたが、シーズンの終わりをひしひしと感じ、翌週の晴天予想にこれを逃したらもう行けないだろうと、近場で計画しました。
御嶽山(標高3,067m)です。
御嶽は何といっても3年前の噴火が記憶に新しく、多くの犠牲者を出してしまったので脚を向ける気がしませんでしたが、KONGさんやジークの北條さんにも勧められ、行ってみることにしました。
10月9日(月・祝日) AM4時自宅出発 濁河温泉登山口を目指します。
飛騨小坂方面から441号で向かったのですが、これがハンパなく遠い。後から聞いたら高根方面からチャオ経由で向かった方が良かったみたい。あまりにも遠くて参りました。
1時間半くらいで着くかと思いきや、2時間近くかかりました。
けっこう車が停まっていました。祝日ということもあり、登山客は多かったです。車から降りると余りの寒さに驚きました。標高1,780mもある登山口なので気温はかなり低めでした。
AM6時 登山開始。コースタイムは、飛騨頂上の五の池小屋まで3時間半です。
吊り橋を渡り、登山道スタート
ジョーズ岩
湯の花峠
のぞき岩
8合目
北條さんのアドバイスにもありましたが、確かにぬかるみが多く少々歩きにくい登山道です。
どうも風が強く、寒いです。
陽が出てきた。
AM8時、五の池小屋到着。やっぱり近いですね。
標高2,800mです
五の池小屋はこじんまりとした、かなりオシャレな山小屋でした。山小屋というよりはペンションといった感じです。
山小屋の方に声をかけます。
「あの、私、高山の〇〇という者で・・・・」
実は、ジークの北條さんに、明日御嶽山に登る予定と伝えたら、お菓子の材料を五の池小屋まで運んでほしいと頼まれました。そりゃ北條アニキの頼みは断われません(笑)ところがそれが結構重たく、3kgほどずっしりと(汗)なかなかいいトレーニングになりました。
そのことを小屋の方に告げたら、めちゃくちゃ喜ばれ、コーヒーまでご馳走になってしまいました。材料が足りなくて困っていたそうです。頑張って持ってきて良かった。
さて、隣にそびえる摩利支天山や池巡りを楽しみにしていたのですが・・・
強風がハンパない。
お腹いっぱいのはずでしたが、シーズンの終わりをひしひしと感じ、翌週の晴天予想にこれを逃したらもう行けないだろうと、近場で計画しました。
御嶽山(標高3,067m)です。
御嶽は何といっても3年前の噴火が記憶に新しく、多くの犠牲者を出してしまったので脚を向ける気がしませんでしたが、KONGさんやジークの北條さんにも勧められ、行ってみることにしました。
10月9日(月・祝日) AM4時自宅出発 濁河温泉登山口を目指します。
飛騨小坂方面から441号で向かったのですが、これがハンパなく遠い。後から聞いたら高根方面からチャオ経由で向かった方が良かったみたい。あまりにも遠くて参りました。
1時間半くらいで着くかと思いきや、2時間近くかかりました。
けっこう車が停まっていました。祝日ということもあり、登山客は多かったです。車から降りると余りの寒さに驚きました。標高1,780mもある登山口なので気温はかなり低めでした。
AM6時 登山開始。コースタイムは、飛騨頂上の五の池小屋まで3時間半です。
吊り橋を渡り、登山道スタート
ジョーズ岩
湯の花峠
のぞき岩
8合目
北條さんのアドバイスにもありましたが、確かにぬかるみが多く少々歩きにくい登山道です。
どうも風が強く、寒いです。
陽が出てきた。
AM8時、五の池小屋到着。やっぱり近いですね。
標高2,800mです
五の池小屋はこじんまりとした、かなりオシャレな山小屋でした。山小屋というよりはペンションといった感じです。
山小屋の方に声をかけます。
「あの、私、高山の〇〇という者で・・・・」
実は、ジークの北條さんに、明日御嶽山に登る予定と伝えたら、お菓子の材料を五の池小屋まで運んでほしいと頼まれました。そりゃ北條アニキの頼みは断われません(笑)ところがそれが結構重たく、3kgほどずっしりと(汗)なかなかいいトレーニングになりました。
そのことを小屋の方に告げたら、めちゃくちゃ喜ばれ、コーヒーまでご馳走になってしまいました。材料が足りなくて困っていたそうです。頑張って持ってきて良かった。
さて、隣にそびえる摩利支天山や池巡りを楽しみにしていたのですが・・・
強風がハンパない。
しかも次から次へと分厚い雲があがってきます。
小屋の方が言うには「悪い雲」だそうです。
悪い雲(動画)
1時間以上、待機して待っていましたが、私は諦めて下山することにしました。あの強風の中、池巡りをしても楽しめそうになかったからです。他の登山客の方は、けっこう皆向かっていましたが。
また来ればいいんです。
2017年10月6日金曜日
連載 Vol.6 幸せな時間
AM7時半 鷲羽岳へ向けて出発。
20分後、ザックをデポしてくることを忘れたことに気付く(涙)
終盤、けっこうキツかったです。
AM8時20分 登頂。
20分後、ザックをデポしてくることを忘れたことに気付く(涙)
終盤、けっこうキツかったです。
AM8時20分 登頂。
槍ヶ岳を見ながら飲むサイフォンコーヒー。
これはヤバイです。こんな幸せってなかなか無いのでは。
ここ標高2,500mですよ^^
隣に座った男女のお2人とひとしきり話しました。
てっきりご夫婦かと思いきや、山で知り合った友達同士だとか。
何かいいですね、そんな関係。そんな風な「つながり」はとてもいいと思います。
16時、登山口到着。
この後、鍋平登山付き(涙)
北アルプス奥地をめぐる2日間が終わりました。
振り返れば振り返るほど、何とも素晴らしい2日間でした。
あれから2ヶ月
高山でも積雪があり、北アルプスは雪に閉ざされてしまいました。
けど、あの2日間の思い出は、とても暖かく、私のココロに残りました。
あの幸せな時間に感謝。
2017年10月5日木曜日
連載 Vol.5 北アルプス奥地2日目
日々の忙しさにブログ更新があまりにも追い付かず、北アルプスの記事を1ヶ月以上も経ってからアップしている自分がもどかしい(汗)
ま、でもこの記録はあくまでも自分の為なので、やはり優先順位は大事にしていこう。記憶はどんどん薄れていってしまっていますが。
ただ、食べ終わったらやることがない。携帯が全く繋がらないので、あわよくば仕入れ予約をしたかったけど、家族への連絡すら出来ませんでした。外は寒過ぎて出る気になれず。
同じ部屋だった30代の男性とひとしきり山の話で盛り上がり、その後19時前には早々に寝床につきました。敷き布団もなかなかのせんべい振りで、上にかける毛布もかなり薄い。部屋に暖房器具は全く無く、この日は相当に冷え込んだので、ダウンジャケットまで着て寝ました。外でテント泊、しかも単独女子の方が凍えてしまわないか本気で心配しました。私にはやれそうにないな、と今回痛感しました。
この北アルプスで単独テン泊女子をずいぶんと見かけました。おそらく私のザックの倍くらいの重さかと思います。本当にかっこイイなと思いました。
夜は割とすんなり寝れました。耳栓にアイマスクまで持ってきて正解でした。
ま、でもこの記録はあくまでも自分の為なので、やはり優先順位は大事にしていこう。記憶はどんどん薄れていってしまっていますが。
黒部五郎小屋の中。
奥がポットン式のトイレ。
紙はありますが、便器の中には入れずにカゴに入れてください、とのこと。
17時半からの夕食がなかなかのボリュームでした。こんな山奥でこれだけの食事が食べられるのは有り難いことです。
ただ、食べ終わったらやることがない。携帯が全く繋がらないので、あわよくば仕入れ予約をしたかったけど、家族への連絡すら出来ませんでした。外は寒過ぎて出る気になれず。
同じ部屋だった30代の男性とひとしきり山の話で盛り上がり、その後19時前には早々に寝床につきました。敷き布団もなかなかのせんべい振りで、上にかける毛布もかなり薄い。部屋に暖房器具は全く無く、この日は相当に冷え込んだので、ダウンジャケットまで着て寝ました。外でテント泊、しかも単独女子の方が凍えてしまわないか本気で心配しました。私にはやれそうにないな、と今回痛感しました。
この北アルプスで単独テン泊女子をずいぶんと見かけました。おそらく私のザックの倍くらいの重さかと思います。本当にかっこイイなと思いました。
夜は割とすんなり寝れました。耳栓にアイマスクまで持ってきて正解でした。