追い風のときもあったのですが、向かい風の時も多かった。かなり過酷な条件だったと思います。
水たまりもたくさんあり、シューズの中もかなり濡れているのが分かりました。濡れた身体に容赦なく吹き付ける強い風は、徐々に体温を奪っていきました。私はウィンドブレーカーを着ていて助かりましたが、そうでないランナーはキツかったのではないかと思います。
30km過ぎの、淡々としたコースはさすがに辛かった。ペースがついに落ち始めました。平均ペース5分20秒/kmで25km付近まで貯金していましたが、その蓄えが徐々に減っていくのが分かりました。
31km 5分53秒
32km 5分41秒
33km 5分42秒
34km 5分47秒
どうしても脚が前に出ないのです。自分では頑張って走っているつもりでも、タイムには反映されないのがもどかしい。気持ちだけは5分30秒を切っているはずなのに。
35km手前の橋を超えるときが限界でした。何人ものランナーが脚を止めているのを横目で見ていましたが、前回の富山(初フル)では脚を止めずに走れたのに・・・・
「あっ!!」 何かにつまづいたように、脚が止まってしまいました・・・・
ダメだ。走れない。
邪魔にならないように端に寄り、とぼとぼと歩き始めました。ココロが折れているのが分かりました。何度も時計を見ます。
「よし、あと10数えたら走ろう」 と、ぼんやりと考えた覚えはありますが、意識は朦朧としていて身体に指令が出ません。
そう言いながら、頭ではしっかりと計算だけはしています。「35km地点なら、あと7㎞と少し、4時間まであと45分ある・・・」
「サブ4の夢を今度こそ!!」 ようやく脚が前に出ました。
35km 7分57秒(歩いてしまうとこうなります)
36km 6分18秒
37km 6分08秒
38km 6分06秒
確か35kmを過ぎたあたりから、天気が一気に回復してきました。一転、炎天下に。マジか。
時計の平均ペースが5分20秒/kmから、さらに落ちていきます。ついに5分30秒/kmに。
これが5分40秒/kmを超えるとサブ4はムリです。焦るけど、脚がどうしても出ない。
悔しい。またもサブ4は持ち越しか。
40km付近。
辛過ぎた堤防道路沿いが終わり、街中に入ってきました。ゴールの長野運動場公園が近いのがなんとなく分かります。3回もYouTubeでコースマップ見たので。沿道の応援も増えてきました。
もはや手を振る余裕も無し。死にもの狂いで足を前に出すしかない。
前回と全く同じでした。この40kmからゴールまでの2kmちょっとの長いこと、長いこと。練習で2kmなんてあっという間ですが、40km以降は死ぬほど長く感じました。しかも時間がどんどん迫っている。
気持ちだけは焦る焦る。またも4時間00分08秒とか、悲し過ぎる。
誰か助けて・・・
運動場公園に入った。えーーーーー。あそこまで1周するの???しかも芝がフワフワで走りにくい。
後で知ったのですが、観客席まで大勢の応援の方々が。子どもたちも大勢応援してくれてました。まったく目に入ってなかったです。
ラストスパートとは言えないくらいのお粗末なスパートで
ごーーーーる!!!!
倒れ込みました・・・・・・
時計(スタート時で押し忘れているから信用できない)は、3時間58分43秒
うーん。微妙だ。
もちろんグロスは、4時間超えてます。4時間3分ほどでした。
スタートまでのスプリットが4分3秒。これは、3時間59分38秒くらいか?!
た、たぶん、相当ギリだけどついにサブ4達成か?!
記録証が出ない大会なので(後日郵送で届く)まだ何とも言えないですが
とりあえず
今だけは
休ませて
次回、まとめです。(長くてすいません^_^;)
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