ゴールした直後は
「ああ、東京が終わってしまった」という、寂しい気持ちと
まともに歩けない脚の痛みと
家族をずいぶんと待たせてしまったな、という少しの焦りと
色々な気持ちが混じっていました。
やはり1月2月の練習不足は大きかったです。
1月のハーフマラソンでいくら1時間41分で走れていても、やはりハーフとフルは全く別物なんだなと益々実感しました。単純倍計算なら、私、2時間82分つまり3時間22分で完走できるはずなんです。ところが、今の私の実力でサブ3.5なんて、到底考えられません。1時間ほど余分にかかってしまっているくらいなのだから。フルはハーフの倍のエラさという考えは捨て切った方がいいですね。
3倍、4倍、それ以上と考えた方がいいですね。フルマラソンは本当に奥が深いです。
新コースは、ゴールしてからが大変でした。日比谷公園まで延々と1km以上歩かされ、多くのランナーがキツそうにしてました。そりゃ42km走った後でさらに長距離歩くのは本当にキツイです。
その途中途中で色々な物が配られます。
バスタオル、飲み物、補給食色々(ランチパックとか)、完走メダルなどなど。両手が一杯になります。その後、荷物を受け取り、更衣室までの距離がハンパない。これは来年何かしらの改善が必要なのでは?雨のレースだったらどうなってたのかな?
着替えを終え、その後家族と合流するのにまた延々と2、3km地下道を歩く羽目に。(地上はレースで封鎖されているので)脚はビッコを引いています。午後2時をまわり、空腹感もありましたが、脚の痛みの方がしんどかった。家族が待つ、東京駅近くのKITTEというオシャレなショッピングモールまで延々と歩きました。
そのモール内で、息子が寿司を食べたいとか贅沢を抜かしましたが、さんざん待たせてしまったのでOKしたら、午後3時なのに、お店がまさかの行列。東京はどこ行っても人だらけです。妻に並んでもらい、私はベンチでぐったりと。
その後、車が停めてあるホテルの駅まで地下鉄を乗り継ぎ、高山へ戻りました。後ろをベッドにして、子どもたちは後ろに寝かせました。さすがに途中で妻にも運転を交代してもらいました。
着いたのは22時頃。
疲労困憊。さすがに疲れました。
その後・・・・何日かすると、東京で走った光景が思い出されるのです。
マラソンも、登山も、日数が経ってからジワジワ来るんです。私の場合は。
本当に貴重な経験でした。
最高に楽しかったです。
いい思い出になりました。
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