2017年8月25日金曜日

富士登山1日目

初日は、5合目(標高2,305m)から東洋館(標高3,000m)まで、標高差約700mを3時間ほどで登ります。頂上まで約半分の位置です。



六合目までの林道はそれほどキツくは無いのですが、さっそく体力の違いが歴然と出てしまいました。S支配人と、井原君は最初からガンガン登っていきました。体力ありますねー。女子2人とT君は序盤から辛そう。実は、山登りは最初の30分がキツイのです。(ランニングも一緒ですが)

 



そのあたりを説明しながら、とにかくゆっくりと、自分のペースで登るように伝えました。先はまだまだ長いんです。最初から無理をするとあとあとの体力が無くなってしまいます。


 

写真撮影なんかをしながら、ゆっくりと。
  
六合目からのつづら折りをひたすら登っていきます。下界は快晴でしたが、上は時折雲やガスが出てきてしまいました。

















吉田ルートはいくつも山小屋があるのが魅力です。女子たちも「次の山小屋はあとどれくらいですか?」と、それを楽しみに頑張りました。


 

途中からは、S支配人と井原君が、何と女子2人のザックを持ってくれました。なんと優しい。そしてそのままガンガンと登っていき、予定を大幅に短縮して先に東洋館に着いていました(笑)

我々4人は、ほぼコースタイム通りの16時に東洋館に到着。良く頑張りました!!


 
綺麗な山小屋です。
今日は100人を越える宿泊客だそうで、とても忙しそうでした。
 

 
夕飯はハンバーグ定食。到着した順から出ます。部屋に居ると呼ばれました。我々は16時半でした。ご飯はお代わり自由。
ただし、お茶はご飯茶碗を使って飲んでくださいとのこと。(水が貴重なため)
 

 
 
部屋はセパレートとはいえ、めちゃくちゃ狭かったです。
私は、井原君とペアに。女子は2段ベッドの上の部屋にしてあげました。上の方は天井が高い分、少し広く感じます。
 
 
 
実は私、人数分のカップと、750mlのワインを持参してきていました。混雑する中では飲ませてもらえず、外で乾杯しました。夕方17時あたりですでにかなりの寒さ。風も強く、体感温度は益々下がります。それでも、ワインが身体に入ったら少し温かくなりました。寒過ぎてすぐに部屋に戻りました。
 
その後、ビールでも買って飲みなおそうかとの話も出ましたが、いつの間にか各自撃沈。早々に就寝しました。防寒着を着て寝袋にくるまってようやく温かくなるくらい。標高3,000mの夜は、真夏でも寒さを感じました。
 
 
※ 実は、出発前日の夜、我が家の次女が調子を悪くし、嘔吐を繰り返していました。私が富士山に向かって運転している頃、妻が再度病院に連れて行くと、急性のウイルス性胃腸炎だと分かり、血糖値がかなり下がっているので大事をとって入院しましょう、と。その知らせを妻からメールで聞いたのが、私が東洋館に着いたまさに16時。うちの子どもたちが入院するの初めてです。それを標高3,000mで聞いても、さすがに皆を置いて私だけ戻るに戻れないし(一瞬考えたけど)かなり焦りました。結果的には次の日には無事退院できたので本当に安心しましたが、悪化しなくて何よりでした。何もこのタイミングでってことありますね。(苦笑)妻や母、子どもたちには申し訳ない気持ちで一杯でした。
 
 
 
テレビ見てるやん。安心しました。
 
 
我々は夜中の0時起床です。暗く寒い中、頂上まで3時間登ります。いよいよ正念場です。
 
 
 
 

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