白山から下りて来たら、それ以降はお盆の仕入れに追われました。
今年の8月は過去に例を見ないくらい、よく名古屋仕入れに行きました。
合計10回!! 名古屋まで往復しました。合計3,000kmをゆうに越えますね(汗)キツかった。マラソンや山登りよりはるかにキツイです。夜中から始まる長距離運転の大変さは、これはもう行った者しか分からないことです。帰ってくると廃人同然です。遠隔地で花屋を営む大変さはここにあります。
今年の場合は、そこまで頑張らないとお盆の切り花が確保出来ませんでした。
菊や小菊系を中心に相場はとてつもなく跳ね上がり、普段の相場の2倍~3倍くらいまで高くなった花も。普段なら50円くらいで買える花が150円近くまで上がったら、そりゃもう商売が成り立ちません。これをいかに抑えて仕入れるか、相場をマスターすることが生花店を経営する上での要だと思っています。(私の場合は。そこに重点を置いていない花屋さんも もちろんあります。高値で仕入れても、高値で売れれば問題ない!当たり前。)
今年は、地元の生産者の方でいつも頼りにしている方も菊が咲いてこないため、(ピーク時に間に合わない)余計に大変でした。まあ、私たちも大変でしたが、作る方々もそれで文句を言われてもたまらないですけどね。生産者の方々も、ピーク時の高い時に出荷したいのは山々ですが、咲いて来ないのですからもうこれはどうしようもないです。お盆明けてから沢山咲いてきたようです。当然相場が下がるので、気の毒です。
菊・小菊の高値相場にあおられ、他の切花も軒並み高値を付けました。こういう時は、何かしら安い花材があったりするものですが、今年は見事なまでに何もかも高かったです。デンファレが安かった年もありましたが、今年はデンファレも相当に高かったです。もうこうなると完全にお手上げです。
不思議とこういう年は、売り上げは良かったりします。以前、相場が劇高になった年も売り上げは良かったです。ただし、儲かったかどうかというと、かなり微妙です。仕入れコストもかなり高かったので。ここまで頑張って、相場がめちゃくちゃになるお盆商戦を乗り切っていくのは、正直この先々続けていくのはどうかな、とも思っています。お盆休みを頑張ってくれるスタッフにも申し訳ないですからね。みんなの頑張りのお蔭で、私が買ってきた花が加工され、大量に納めることが出来るのです。
また、今年の8月は天候不順でした。雨、時にゲリラ豪雨が日本のあちこちで見られました。関東から東北にかけては冷夏で、日照時間が過去に例を見ないほど少なかったそうです。
お盆明けの23日(水)24日(木)と、富士登山(ご来光付き)を半年かけて計画しました。これを楽しみにしてお盆商戦を乗り切りました。
取引先の関係の方々と、うちのスタッフの井原君を加え、6名のパーティーで登りました。
天候不順の8月の中、この両日だけは晴天予想!!!素晴らしい!!
次回よりその様子をアップします。
仕入ればかり行っていて、なかなかブログ更新の出来ない8月でもありました。
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