ようやく早月小屋に着きました。
このルートはこの1ヶ所しか山小屋がありません。
登山において、山小屋はまさにオアシスです。建物が見えてくるとホッとします。
AM8時、快晴です!!
朝のこれくらいの時間が一番天気がいいですね。
ここで小休止。オニギリを少しと、アミノ酸や塩タブレットで補給。
テントがいくつか。まだ寝てるのかな?
入念におこなった下調べでも、ここからが正念場。
早月小屋があんなにも小さくなります。
稜線を歩きますが
このような なだらかなところはごく一部で
このような絶壁の登りがあったりします。
慎重に、1歩1歩登ります。
ここの為に買ったヘルメットを装着します。
剱岳はヘルメットの装着率、かなり高かったです。
ほぼ、全員くらいですね。9割以上。
登山用のヘルメット、髙いんです。1万円以上(汗)最初は躊躇しました。
けど、万が一に備えること、登山ではめちゃくちゃ大事です!!
万が一の落石に遭い、このヘルメットで軽い怪我で済めば1万円なんて安いもんです。
買える安全はなるべく買いましょう。備えあれば患いなし。
それと、剱岳は割と年配の登山者が多い印象でした。
7割、8割くらいが60歳以上かな、と。
皆さん、こんなキツイ登山道を良く行くなぁと。
こんなところも何度も出てきます。
まさに正念場。
3点支持をしっかりと。
帰宅してから、背中の筋肉がバキバキでした。
この後、異変が。
突然、登れなくなりました。
ちょっと登っては休み、登っては休みを繰り返します。
あれ?おかしいなぁ、とは思っていました。
で、座って休むと、急激な睡魔が・・・・
「あ、今私寝てた?」って(汗)
あ、「ハンガーノック」かな、と。
フルマラソンでも過去に経験ありますが、要は長時間の運動により、急な低血糖になること。ま、車でいうところのガス欠ですね。久しぶりになりました。眠気で分かりました。
私は普段から糖質制限をしているので、あまり空腹感が少ないのですが、この時も空腹感はありませんでした。行動食をいくつか食べ、アミノ酸を飲んだら眠気も無くなり、すぐに歩けるようになりました(笑)こんな危ない場所で、眠気を感じながらぼーっとしながら登るのは凄く危険でした。
鎖場が増えてきました。グローブ必須ですが、グローブをしない方がグリップ感があるので良いとの意見もあるようです。この日も、している人としていない人、半々くらいだったような。
ただし、完全に鎖に頼りきって登るのは危険です。使わなくても登れるところは使いません。
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