2014年11月25日火曜日

父の思い

私が料理に凝りだした理由は、次女の成長が遅い為もあります。

次女は、保育園の同い年の中でも、アタマひとつ明らかに小さい。実際の年齢よりマイナス1歳から2歳は小さく見られることが多いです。

女の子だからまぁいいか、と特に気にしてはいませんでした。身体は小さくてもスゴく元気だし、鉄棒もやれば木にも登っていきます。態度だけは誰よりもデカイそうです。上2人に揉まれているせいもあるかもしれません。

ただ、今年の夏に、成長曲線いわゆるSD値(標準偏差)がマイナス2SDを下回ると分かった時、さすがに妻と3人で医者に行きました。

低身長(成長障害)であるようです。

このままの成長のスピードだと、大人になった時に、140cmくらいにしかならないようです。(私は170cm、妻は160cm)

入院しての治療などもあるようですが、本人はいたって元気ですし、親としては入院は可哀想かなという思いもあり、とにかくひたすら食事を取らせることを第一に、様子を見ることにしました。

セノビックを買ったのは妻のアイデアです。アイデアを聞いて、何でも試そうと、即日買いました。すぐに飽きてしまうので、あの手この手で飲ませています。

いかんせん、実に食が細い。さらに好き嫌いが多い。甘いものは沢山食べますが、野菜は長男同様、余り食べません。食事前には余り食べさせないように、また、基本的にスナック菓子類は食べさせません。

バナナの焼きドーナツはいいアイデアでした。他にも、ジャガイモをスライスしてノンフライヤーでチップスにしたり(紫ジャガイモは特に美味しかった)、食後には必ず旬の果物を。(果物は沢山食べてくれます)

この半月ほど、少し食べるようになってきて嬉しく思っています。

次女は、他の兄妹が食べないヨーグルトが好きなのが嬉しいです。バナナヨーグルト、きな粉ヨーグルト、フルーツヨーグルト、黒蜜ヨーグルト、色々と試しています。最近は、カスピ海ヨーグルトに凝っています。美味しいですね。

本当は、私も妻も次女と一緒のタイミングで食べれるといいのですが、なかなか難しいです。

食べることは本当に大事です。そして、とても楽しいこと。まずはそこから教えていきたい。

そんな、オヤジの愛の話でした。


あとひとつ、続き。

今、週に一度、骨折した右腕のリハビリに通っているのですが、ある日のリハビリ課は何人かの幼い子供とその母親が。

聞くと、先天性の病気(ダウン症や自閉症)の子どもたちのトレーニングのようです。見守る母親の眼差し、トレーナーの優しい目、見ていて泣きそうになりました。きっとどれだけ辛い思いをされたのか、辛い思いをされているのか、不安を感じているのか、それは他人には分からないこと。その人のことは、その人の立場になってみないと分からないこと。ギュッと想像してみて、かなり苦しくなりましたが、きっとムリです。やはりその立場にならないと理解出来ないでしょう。

きっと、私たちが出来ることは、日々に感謝をして生きること。一生懸命に生きること。

一日一日を大事にしていきたいです。


さらに追記。ダウン症については、「ブラックジャックによろしく」が絶対にオススメです。まだ無料で読めるはずです。まだ読んでいない人はぜひ。



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