2013年1月5日土曜日

花卉業界の未来

年始というものは色々と考えてしまうものです。

昨年1年間のことを振り返り、新たなこの1年をどう過ごすのかを考える、貴重な時間でもあります。


昨年は多くの人に支えられ、店をリニューアルすることが出来ました。本当に有難いことです。この場を借りて支えて頂いた全ての人に御礼を申し上げます。

ありがとうございました。m(__)m


今年は何か大きなことをする予定はありませんが、主だった計画として以下のようにまとめました。

① 「社会貢献」とまで全くそんなエラそうなことではありませんが、お花を通じて何か社会に恩返しを出来ないかと模索しています。仕事に迷惑がかからない程度で、決してムリはせずに、私たちも、参加する子も楽しんで行えるイベントを企画します。

② 4月のリニューアルオープン時に、昨年同様くらいの規模の「1周年セール」を開催します。

③ ホームページの刷新を行います。昨年はこのブログは更新していきましたが、せっかく作って頂いたHPが更新できずにいたので、社内で役割分担をしていきます。

④ ブライダル(婚礼)のパンフレット刷新。今までのパンフレットでは訴求力が弱いので、新たに作りなおします。これは2月までに行います。

⑤ 以上ではちょっと少ないので、何か画期的なイベントを考えていきます^^;


何だか大したことない所信表明ですが、ま、これからぼちぼち思い付くと思いますし、今年は今年できっと新たな出会いがあることでしょう。その出会いを大事にしていきたいですね。


今朝方、すごいウワサが飛び込んできてびっくりしました。
高山市内の某スーパーマーケットが倒産し、経営者一族が年末年始の売り上げを持って夜逃げしたとのこと。どうも事実のようですが、あくまで噂ですのでここまでの表記にいたしますが、何だか色々と考えさせられました。

確かに昨今、高山市内にも大型スーパーマーケットやドラッグストアが乱立し、競争が激化しています。ただでさえ多いコンビニも今年セブンイレブンが多数出店が決定しているようです。政権は変わり、景気回復に期待が持てそうではありますが、それにはまだ長期的な展望が必要です。景気が回復したとしても、この田舎の街でも競争が激化していくのは、世の中の流れとして必然的です。世知辛い話ですが、これが現実ですので受け止めなければなりません。


われわれ花卉業界に思いをはせると、例えば昨年は、年末商戦中の生花の相場の高騰(超が付くくらい)に苦しみました。あいだを取り仕切る卸売市場にはもっと安定した供給を切望しますが、やはり天候には勝てませんし、燃料費の高騰(また上がりそうですね)も影響し、やむを得ない部分も多いです。

ただ、正直私たち小売店の段階での、仕入れ価格高騰からの価格転嫁は非常に難しい状況です。花卉の流通の仕組みにも問題がありますが、やはり自分たちで開拓していく努力も大事だと思います。

生産者→総合市場(問屋)→生花店→お客様 の全てのポジションでHAPPYであれること、これが理想ではありますが、この仕組み自体もネットの普及で変わりつつあります。私たち生花店もその存在意義をよくよく考え、不必要とすっ飛ばされないように、かつ花卉業界全体が活性化するように努力をしていくことが大事だと思います。

いつも思いますが

花というものは、私たちの生活において欠かせないものではありません。
無くても生活出来ます。

ただ、花が無いとなんと世の中に彩りが無いことでしょう。

私たち花卉業界に生きる者は、「花」を生業(なりわい)にする仕事である限り、「花」の素晴らしさをお客様にお伝えし、生活に彩りを添えることが出来るように、そのお手伝いが出来る素晴らしい職業であることを自ら認識していきたいですね。

少し長くなりました。ちょっとまとまってない感じがしますが、今年の抱負といたします(笑)





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