2017年2月27日月曜日

東京マラソン まとめ

ゴールした直後は
「ああ、東京が終わってしまった」という、寂しい気持ちと
まともに歩けない脚の痛みと
家族をずいぶんと待たせてしまったな、という少しの焦りと
色々な気持ちが混じっていました。
 
やはり1月2月の練習不足は大きかったです。
 
1月のハーフマラソンでいくら1時間41分で走れていても、やはりハーフとフルは全く別物なんだなと益々実感しました。単純倍計算なら、私、2時間82分つまり3時間22分で完走できるはずなんです。ところが、今の私の実力でサブ3.5なんて、到底考えられません。1時間ほど余分にかかってしまっているくらいなのだから。フルはハーフの倍のエラさという考えは捨て切った方がいいですね。
3倍、4倍、それ以上と考えた方がいいですね。フルマラソンは本当に奥が深いです。
 
 
 
新コースは、ゴールしてからが大変でした。日比谷公園まで延々と1km以上歩かされ、多くのランナーがキツそうにしてました。そりゃ42km走った後でさらに長距離歩くのは本当にキツイです。
 
その途中途中で色々な物が配られます。
バスタオル、飲み物、補給食色々(ランチパックとか)、完走メダルなどなど。両手が一杯になります。その後、荷物を受け取り、更衣室までの距離がハンパない。これは来年何かしらの改善が必要なのでは?雨のレースだったらどうなってたのかな?
 


 
 
ひどいタイムです。昨年秋の富山よりは良いけど・・・

着替えを終え、その後家族と合流するのにまた延々と2、3km地下道を歩く羽目に。(地上はレースで封鎖されているので)脚はビッコを引いています。午後2時をまわり、空腹感もありましたが、脚の痛みの方がしんどかった。家族が待つ、東京駅近くのKITTEというオシャレなショッピングモールまで延々と歩きました。

そのモール内で、息子が寿司を食べたいとか贅沢を抜かしましたが、さんざん待たせてしまったのでOKしたら、午後3時なのに、お店がまさかの行列。東京はどこ行っても人だらけです。妻に並んでもらい、私はベンチでぐったりと。

その後、車が停めてあるホテルの駅まで地下鉄を乗り継ぎ、高山へ戻りました。後ろをベッドにして、子どもたちは後ろに寝かせました。さすがに途中で妻にも運転を交代してもらいました。

着いたのは22時頃。

疲労困憊。さすがに疲れました。


その後・・・・何日かすると、東京で走った光景が思い出されるのです。

マラソンも、登山も、日数が経ってからジワジワ来るんです。私の場合は。

本当に貴重な経験でした。
最高に楽しかったです。
いい思い出になりました。


2017年2月26日日曜日

東京マラソン その4

 
AM9時10分 号砲
レースが始まりました。
何人ものランナーが携帯を頭の上にかかげ、写真を撮っています。
 


 
快晴です!!
気温、湿度は申し分なかったです。
東京はビルが多いので、日陰も多く、おおむね走りやすかったです。
 


 
 
スタートから5分後、歩きながらスタート地点に来ました。
3万人を超すと、スタート直後は当然走れません。
右手には砲台のような物が。紙吹雪を放つ機械でしょうか。
 
 


 
ワクワクした気持ちも もちろんありますし
東京の街を駆け抜けれる喜びもありますが
 
42kmを走るという現実ももちろん頭にあります。
過去に3回のフルマラソンを経験していますが、そのどれも生易しいものではなかったです。
そのプレッシャーとワクワク感が入り混じる、何とも言えないゾクゾクした気持ちが交錯するのです。



 
スタートゲートを通り抜け、時計のスタートを押します。
 


 
東京の道はかなり広く、スタートゲートを通り抜けるとすぐに走り始めました。
もう、ゾクゾク感が止まらないです。
サングラス越しの朝日が照り付けるのですが、まぶしさから来るのか、感動から来るのか
まぶたの奥が熱くなります。


 
新宿西口から東口へ抜けます。
靖国通りを東へ。
 


 
8kmあたり。
神田駅のガード下。



 
10km付近。
日本橋三越前。これぞ東京って感じです。
この辺りの距離は間違いなく順調です。
20kmまではペース管理出来ます。
 
日本橋を過ぎたあたりから、対向車線をトップアスリートが駆け抜ける姿が見えました。
自分のことはさておき、日本人選手に声援を送りました。


 
15km付近。
浅草です!!
雷門に向かって走ります。
沿道の応援がハンパないです。
 
 


 
雷門で右折すると目の前にスカイツリーが。
昨日、家族で行ったところ。
10時半をまわり、少し気温が上がってきました。
給水所の度に水を飲みました。
 
もうすぐ家族との待ち合わせ場所です。
 
17kmを過ぎたあたりの、清澄白河で待ち合わせ(昨晩泊まったホテルあたり)だったのですが、左手の沿道をずっと気にしながら走れど走れど家族の姿が見つかりません。沿道は途切れることなく、応援の人であふれているので見つけるのが大変なんです。
 


 
あ、いた!!
 
どうも数100m向こうに移動してしまっていたようです。
沿道の応援が凄過ぎて、観戦できる場所が見つからなかったとか。
お互い見つけるのが本当に大変でした。
家族の応援はとても嬉しいですが、長男と次女はなぜか
「止まらんでいい。はよ先行け」とのアピール。その反応が面白い。
 
↑写真。家族と別れ、コースに戻る私を妻が撮影。
「飛騨高山」の字が派手ますね。いい宣伝になったかな。


 
どうですか。この圧巻の写真。
道を埋め尽くすランナーたち。
けど、そんなに走りにくさは感じなかったです、私は。
名古屋シティの方が走りにくかったかな。
 
このあと、23km付近からペースが落ち始めました。
自分ではkm5分30秒で走っているつもりなんですが、1kmごとのラップが段々落ちていきます。
 
乳酸が脚にたまってきているのが分かります。昨年秋の富山とほぼ同じ状況です。悔しい。やっぱり練習不足がここで出たか。
 
脳は指令を送るんです。
「脚の疲れは気のせいだ。後半にビルドアップしよう」
「辛いのは脚だけだろ。過去にもっと辛い経験いっぱいしたやないか。こんなの大したことない」
「おまえよりもはるかに早いランナーが何万人も東京を走りたくても走れないんやぞ。走れるだけ感謝や。とにかく頑張れ!!」
「東京を楽しめ!!」
 
ところが脳は別のことも考えるのです。
「今、30km付近ということは、あと12kmもあるのか。あと12km・・・」
「このタイムだとサブ4はすでにムリ。」
とか頭が余計な「計算」をするのです。
 
そんな感じで、私の脳は色々と指令を送るのですが、身体が反応しません。
反応するどころか、逆にどんどんタイムが落ちていきます。
 
ついに35km付近の給水のあとで、脚が止まりました。
一度、緊張が外れてしまうと、そのあとは何度も歩くことになってしまいます。
自分への厳しさが維持できなくなるのです。「もうムリと」
 
40km以降の日比谷通りはかなりキツかった。
ゴールが近いということで、最後の力を振り絞る他のランナーたちに何人も何人も抜かされました。悔しいけど、脚が動かない。
 
丸の内仲通りの応援は凄かった。家族ともまた会えました。けど、身体の中の力はすでに空っぽでした。
 


 
ゴール直前。
長かった。


 
4時間を大幅に超えてしまいました。
 
最後、コースに向かって頭を下げました。
「走らせてもらい、ありがとうございました」
 
次回、まとめです。
 
 
 

東京マラソン その3

 
東京マラソン2017の記念Tシャツはこれでした。
 
レースに出てすごく不思議だったのは、このTシャツを着て走っている人が本当に少なかったこと。他の大会では、前日エントリーで貰えるTシャツを着て出場する人、すごく多いです。
東京では、本当に見かけませんでした。
 
それと、他の地域の大会記念Tシャツを着ている人も少なかった。ビックリ。
私は、宣伝がしたかったこともあり、飛騨高山ウルトラマラソンの昨年の記念Tシャツを着て出ました。(走ってもいないくせに)
 
東京、何でですかねー。記念Tシャツ着て走るの、まさかのダサイとか?
 
無地の普通のTシャツとか、会社やチームのTシャツとか、そういったおとなしい感じのシャツを着ている人が多い印象でした。
 



 
メインスポンサーの、東京メトロ全線有効 24時間乗車券が付いてきます。
これは助かりますね。切符買う手間とかはぶける。



 
とはいえ、私の泊まったホテルからは都営地下鉄で新宿都庁前で降りるのが便利そうだったので使いませんでした。(苦笑) 皆、東京メトロを使うせいか、車内はガラガラでした。
 
それしても、私が幼い頃に乗っていた電車と、今の電車は本当に違いますね。
モニターとか付いているんですね。田舎もんの私にはビックリです。



 
都庁周辺はランナーで溢れていました。
私は、ゲート1から入場です。3万人を越えると、入場口からして分かれています。
 


 
ついに、都庁に来れた!!
感慨深いです。
青空が気持ちいい。天気に恵まれました。


 
リストバンドを見せてセキュリティを通過すると、完全にランナーのみになります。
警備体制は万全な印象でした。
 

 


この辺りで着替えました。
手荷物を預けるための袋は、めちゃくちゃ小さいです。




 
激混みのトイレでかなり待たされた後、スタート位置に並ぶのですが
 
そのスタート地点にたどり着くまでに並びます。3万人を越えると色々とスゴイです。
 


 
ついにこの時が来た!!
「都庁前」に立てた!!
 
泣きそう(笑)



 
ヤバいヤバい。
本気で泣きそう。
いったいどんな感動が待っているのか。
 


 
 
パノラマで撮ってみた。
 



 
モニターに小池都知事が映っています。
大会委員長だったかな、確か。
挨拶をされていましたが、私はQちゃんの方が良かった。
Qちゃんの挨拶、元気が貰えます。
 
いよいよ号砲です。
 
やばい、スタートしたら泣きそう(笑)
 
 
 
 
 
 

2017年2月25日土曜日

東京マラソン その2

東京マラソン
前日エントリーの続き
 
 
 
大勢の方が壁を見て探しています。
 
3万人を越える参加ランナー全ての名前が書かれています。


 
見つけた!!
 
 


 
人・人・人
 
 


 
あ、Qちゃんや。
こんな可愛らしい人が、シドニーオリンピックの金メダリストって。
この人は絶対性格いいと思う。
すごい人なんだけど、気さくな感じなので、普通に話してもらえそう。
話したことないけど・・・・
ハイタッチはしてもらったことあります。
 
 


 
スポンサーのブースの力の入れようが凄い。
他の大会エントリー会場ではちょっと見たことがないレベル。


 
このTシャツ全て、2017東京マラソン仕様。
 
家族がお台場で待っているので、名残惜しいですがエントリー会場を後にしました。
丁寧に見て回ったら、1日かかりそうな内容でした。
 
 


 
お台場、ダイバーシティで等身大ガンダムを見に行く。
40代の我々には、これはテンション上がる。
アムロが初めてガンダムに乗り込み、立ち上がった時の感動を思い出す。
この展示、もうすぐ終わりだそうです。
 
土曜日のダイバーシティは激混みでした。
フードコートでお昼を食べたら、ホテルに移動。
 
チェックインして、少し休んだら
 
 
 
 
地下鉄で行ってきました。
スカイツリー。
 
 
 
入場料はかなり高めだし、30分以上並びますが
 
東京の夜景は最高ですね。
 
 

 
 
長男は高いところキライなんだよね。
 
 
人込みにも疲れたようで、子どもたち、早々に寝ました。
私も睡眠不足で疲労困憊。

明日は5時起きで都庁へ向かいます。


東京マラソン 連載

ランニングを趣味にするようになって4年。一度は出たいと思っていた東京マラソンに出れることになりました。

本当にありがたいことです。

東京マラソンの人気は高く、上がる一方の倍率は過去最高の12倍に。12人に1人しか走れない訳です。

そんな貴重な大会に出れるのだから、最高のコンディションで臨みたかったのですが・・

雪国に住む者の定め。しかも、今年は実に積雪が多かった。雪の積もった道はさすがに私は恐くて走れません。それに、寒さも尋常でないので。

走れた日数
1月に5回
2月に2回
という何とも情けない結果に。あまりにも練習不足・・・
1月 みのかもハーフ
では1時間41分のPBを出せたとはいえ・・・

昨年長野で出したサブ4が一応の目標ではありますが、東京はとにかく結果よりも「楽しもう」と思います。

妻や子どもたちも応援に来たいと行ってくれたので、金曜日の夜中2時頃、東京へ向けて車で出発。後部座席をフラットにし、布団を積んで子どもたちは寝かせました。
 

 
高山を出る時はマイナス7℃
東京は快晴でした。
 
朝8時過ぎにお台場に到着。



ミーハーな子どもたちは、フジテレビ本社へ。


 
(私はあまりテレビ局とか芸能人とか興味無いんだよね。普段からテレビ見んし)


ということもあり、私は家族と別れ、1人で隣駅のビッグサイトへ前日エントリーへ。
ついこの前、ギフトショーで来たばかり。
 
 
 
 
その熱気に驚く。
 
 
 
11時から受付開始、の15分前には来たのにすでに列が。
前日エントリーで並んだの初めて。
 

 
ここからはランナー以外、立ち入り禁止。
とにかくセキュリティは万全の大会でした。
 

 
ランナーしか見れない、引き換え所はこんな感じです。
ここでは並ばずにすんなり受け取れます。
ボランティアの方の人数がハンパない。
大会を支えて頂いて、本当に感謝です。
 

 
若い女の子にセキュリティ用のリストバンドが装着されました。
ちょっとびっくり。
てっきり当日朝に自分で付けるのかと思ってたので。
 
ということは、エントリーは3日前からあったので、3日間付けっ放しだったランナーもいたのですね。決して重くはないですが、付いていると気になりますよね。お風呂とかも。
 

 

会場内は熱気むんむんです。この方たちと、明日、東京の街をともに走る訳です。



続きます・・・・・



 

2017年2月21日火曜日

タイツ修繕

先週、東京での早朝練習で派手に転倒したら



 
ランニングタイツにこのような穴が。
買ったのは4年ほど前。
けっこういい値段するので、補修して使いたい。


 
Amazonで一発で見つかった。
Amazon、ほんと、便利。


 
アイロンをかけて接着します。


 
裏地も補修。
 
 
今週末は、いよいよ東京マラソン。
数えるくらいしか外で走れていないので、結果はヒドイものだと思いますが、とにかく出場できる幸せをかみしめてきます!!