2014年10月31日金曜日

牛スジ肉のどて煮

丸明で飛騨牛のスジ肉を買ってきました。

高級な肉は買ったことないけど、丸明では、ホルモンもよく買います。色々食べ比べたけど、丸明のホルモンが私には一番美味しかったです。




飛騨牛のスジ肉。500gで600円ほど。美味しそう。

まずは、鍋で煮てアクを取ります。





スジ肉はアクが大量に出ます。一度、肉を洗い流します。小さめに切ります。

圧力鍋へ。大根はイチョウ切りに。1本半くらい。


砂糖 大さじ3  みりん 大さじ3 酒 大さじ3 醤油 大さじ3 (確かそれくらい。忘れてしまった、けっこうてきとーです)

10分ほど圧力をかけたら、そのまま放置。フタが開いたら、冷蔵庫にあった糸コンニャクを混ぜてコトコト煮込みます。

15分から20分ほどで完成。翌日は更に美味しくなります。




どて串にしてみました。ネギをのせ、七味でなく、一味で。名古屋に居た頃は、よくどて煮食べました。豚ホルモンが多いですね。

飛騨牛のスジ肉、美味しかったです。手間はかかりますが、お勧めです。


 

2014年10月29日水曜日

ワサビ

母の友人に生のワサビを沢山頂いてしまいました。

 


さて、どうしよう。1本、それなりの値段がするのですね。

本当は鮫皮のおろし器があると良いのでしょうが、うちには無いので、セラミックのおろし器で円を描くようにおろしました。

味見してみましたが、そりゃいつも使っているチューブとはまるで違いますね。辛さがまろやかで、通り抜ける爽やかさです。

レシピ検索で、美味しそうなメニューがあったので試してみた。

チクワを半分に。
おろしたワサビを塗ります。




上にチーズをのせてオーブンで焼きます。





酒のおつまみに最高。

ただ、生のワサビにはもったいなかったかも。

まだあるので、次は王道の刺身でつかいます。



2014年10月28日火曜日

大根菜

キッザニアのイベントの時、お隣さんだった農家の方の大根を買いました。

2ビーボ。100円。飛騨地方の方言に、ボーは男の子、 ビーは女の子という意味の言葉がありますが、それで「ビーボ」

なかなか良いネーミングだなと感心してました。1,000枚作ったという仮装貨幣。あの1回だけで終わりは勿体無いなー。写真撮り忘れてしまいましたが、なかなかのデザインでした。



無農薬の野菜だそうで、綺麗で大きな葉っぱ付き。捨てるの勿体無いな。

洗ってから大きめの鍋で茹でました。ホウレンソウよりも少し長めの3分くらい。

冷水でしめたら細かく切ります。フライパンにごま油をしき、醤油、酒、みりん、各大さじ1、砂糖大さじ3、の調味料で炒めます。

これって、「なめし」?「よごし」?

「よごし」は北陸地方の郷土料理だそうで、白いご飯の上にたくさんのせてよごしてしまうかのようで、そう名前が付いたとか。けど、醤油ではなく味噌ベースだそうです。大根菜だけでなく、沢山の種類のよごしがあるそうです。

一方、「なめし」(菜飯)は、主に東海地方で多く愛されており、本当は炊いたご飯に混ぜるだけ。調味料は塩だけ。岡崎市には、菜飯を出すお店が多いとか。wikiより。

だから妻に見せたら、「なめし作ったんだ」と言われたんやな。

正確には、大根菜よごしの醤油味かな。


何でもいいや。何しろ白いご飯にかけて食べたら最高に美味しかった。

子どもたちには・・・

ダメでした。がっかり。

一緒に作った小松菜の炒めものも食べないし、っとにアタマにくるわ!

「蛍の墓、見たろ!戦争ん時はな、白いご飯すら食えんかったんやぞ!ぜいたく言ったらあかん!」

ガマン値越えたので怒りましたが、まあムリなものはムリですね。子どもたちの成長と健康を考えて作ってるんですけどね。

親の心、子知らず、とは良く言ったもんです。



2014年10月27日月曜日

おしごと発見隊

「飛騨高山 地域おしごと発見隊」


市役所の方からお話を頂き、すぐに興味を持ちました。

高山の子どもたちに、職業体験をしてもらうイベント。東京や大阪にあるキッザニアが監修をしてくれるという、けっこう本格的な内容。このイベントに私たちflowerー空の色ーは、花屋として参加させてもらうことになりました。(2日目のみ)

話をもらってすぐに、ネットでキッザニアについて調べまくりました。

驚きました。かなり本格的です。東京のキッザニアでは、90を超えるアクティビティがあり、実に多くの職業体験が出来ます。キッゾという仮想貨幣もあり、職業体験をするとキッゾがもらうことができ、そのお金で買い物が出来たり、銀行で預けたりも出来る。まさに子どもの為の小さな街です。

実際にキッザニアを運営されているKCJ GROUPのコンテンツ部のマネージャーさんが来高されて、説明会が催されました。

キッザニアとしても「アウトオブキッザニア」として、対外的なイベントを2日間に分けておこなうのは初の試みだとか。これを高山の子どもたちは、地元にいて経験が出来るのだから本当はとてもラッキーなことなのです。

ただ、何しろ我々も初の試みで、何もかもが手さぐり状態だったので色々なことが急展開でした。10月はかなりバタバタしてしまい、私自身、全く告知をする余裕が無かったです。


あっという間にイベントの日が近づいてきました。


前日に会場の飛騨生活文化センターに行き、自分たちのブースを見に行きました。すぐに設営開始。結婚式のブライダルフェアのイベント(フラワービュッフェ)などで、即席でミニ花屋を作ることには割と慣れていますので、慣れている3人で、30分ほどで設営完了です。


 
看板はかよちゃんの手作り。
 
 


 
 
木で出来たレジ。(妻が友人から借りてきました)
 
 
 

 
 

 
 
白い布を周りにかけ、フラッグをつるしたり、アンティークな時計を置いたり、最後は生花をバケツに入れたら完成。
 
 
いよいよ当日。


 
 
多くの子どもたちが来てくれました。
 

 
 
 
 
体験したい職業を選べる「ハローワーク」には行列が。
 
 
 
事前予約制は、少し分かりにくかったようですが、嬉しい事に花屋さんの体験は予約でいっぱいに。
 
 
さっそく体験が始まりました。当店は午前と午後とで3部制に。6名×3回。計18名の子どもたちに花屋さんになってもらいます。
 
 
 
 
 
事前に用意したエプロンを着てもらい、説明を聞いてもらいます。説明をする「たまさん」
 
「たまさん」のお蔭で準備は万全でした。
 

 
 
お花を選ぶ子どもたち。
 


 
 
実際にアレンジメントを作ってもらいました。
 
 
 
 
 
子どもたちの作ったアレンジメント。皆、本当に上手でした。
 
 
 
 
「いらっしいませー!!」声を出して販売体験も。
 
作ってもらったアレンジメントは、全部売り切れました。生花もほとんどが1本100円と大変お値打ちに販売。花を包装紙でくるむ作業も経験してもらいました。
 
 
どんな形でもいいから、子どもたちのココロに、良い経験として残ってくれたでしょうか。
 
 
素晴らしいイベントでした。私たちも実に楽しかったです。
 
 
 
※ SNS系への写真掲載は、当日の会場入り口で参加者に許可を頂いていたので掲載しております。
 
 
 
 

2014年10月26日日曜日

少し慣れてきました

料理の楽しさにとりつかれたように、次々と挑戦しています。

基本は、クックパッドを参考にし、後は自分なりにアレンジ。失敗ももちろんありますが、少しだけ慣れてきました。

その後




娘のリクエストで、ホタテのバター焼き。ちょうどスーパーで50円引きだったので。小さめだけど、美味しかった。ホウレンソウと炒めました。バター焼きってバターだけでなくて醤油も入れるのね。

成功。




レンコンとコンニャクの煮物。味付けの原点が「さしすせそ」なのが分かってきました。妻が、調味料だけは質の良いものを使うのも、少しだけ分かる気がしてきました。

これも、成功しました。かなり美味しかった。妻が鶏肉を入れてリメイクしてくれた。


写真無いけど、次はポテトサラダ。じゃがいもは圧力鍋で煮ました。人参とキュウリはがんばって超薄切りに。卵に、お酢と大量のマヨネーズ、あとレーズン(うちはヨーグルトにも混ぜるので、大量の1kg買い)と、ハムも。たくさん作りました。余ったら、ホットサンドにするつもり。

卵の茹で時間に失敗。充分かと思ったら、半熟でビックリ。固茹では時間がかかるんだ。知らなかった。

子どもたちが食べたから成功。


次は、餃子に初チャレンジ。キャベツは、みじん切りマシンのおかげで楽出来ましたが、ニラはみじん切り機ではムリでした。ショウガとニンニクは、しぼり汁を。ひき肉は、スーパーで半額で大量買い。皮はさすがに手作りはまだ出来そうにないから、市販を3パック。

材料を混ぜて3時間ほど寝かしてから、仕入れ帰りの眠たい目をこすりながら、ビール片手に包み込み作業。

キツかった。単純作業、かなり苦手。100個ほど包んで冷凍庫に。

昨日、家族がそろったので餃子パーティ。

あれ。何か違うな。肉汁は出るし、包み方は悪くない。ニラやネギも入り、栄養満点。調味料もたぶん合っている。

妻 「キャベツの量かな。」

なるほど。かなりたくさん入れたつもりやったが足りなかったみたいで、わずかにもっさり感が。うーん。残念!

これだから料理は難しくて楽しい。


あいまにスイーツも作りました。これは、レシピ無しの完全オリジナル。
 




忙しい日だったので、スーパーの中でひらめいた。60cmくらいはあるバゲッドに、ホイップクリーム(さすがに市販)、キュウイ、バナナ、ミカン(缶詰)、家にあったクルミのパック、レーズンはみじん切り、などをザザッと盛り付け。15分で作りました。

見た目もイマイチだけど。




身重なのに、ヘルプに来てくれているスタッフの誕生日お祝いに。

大人9人。子どもたち(遊びに来ていた娘の友達も含め)3人。で何とか丁度の量でした。

バゲッドケーキ。バゲッドは堅かったけど、雰囲気だけでも。12人分のケーキは、ケーキ屋でも今日の今日では買えないかもしれないし、ケーキ屋さん回るのも時間もったいないしね。

内容イマイチでも、料理は手作りの方が良いです。(^ ^)





2014年10月23日木曜日

今日の夕飯




三色丼を、鶏肉のそぼろで作りました。うちの場合は、玉ねぎと炒めます。グリーンはホウレンソウを麺つゆでお浸しに。息子が唯一食べる緑黄色野菜。

皆、完食してくれました。




冷や奴には、この前作った生姜のうま煮を刻んでのせます。冷蔵庫に入れておいたら、益々美味しくなった。この、生姜のうま煮は万能です。色々な食事に合います。

 



サラダには、ちくわに丸ごとキュウリ、上にチーズ。子どもたちの好物。
もっと綺麗に盛り付けてあったのに、写真撮る前に食べられてしまった^^;

 



今回初挑戦したのが、飛騨の郷土料理ころいもの煮付け。時間かかりましたが、なかなか美味しく出来ました。

私の場合の作り方

1.少し深めの鍋に、ざざっと洗ったころいもを何回か使った油で中火で炒めます。油大さじ3
(大き目のじゃがいもは半分に切ります。切った断面を焦がさないように注意)

2.約15分くらい炒めます。竹串が通るくらいまで。完全にすっと通らなくても大丈夫です。

3.調味料を入れます。醤油、酒、砂糖、全て大さじ4 みりん大さじ2 だし汁(面倒だったので市販の)適量でヒタヒタにします。ころいもは確か1kgくらいの分量。

4.焦がさないように弱火から中火でことこと煮ます。時々かき回します。

5.汁がとろーりしてきたら完成。


子どもたちも美味い美味いと食べてくれました。しょうがのうま煮と混ぜて食べても美味しそう。



 



 

2014年10月20日月曜日

未知の世界

今日は朝から子どもたちの授業参観がありました。今回は一般の授業ではなく、親子でともに参加する「ふれあい講座」という内容。

内心は、下の子の「ホットケーキ作り」が良かったのですが妻に取られてしまったので、私は上の子のエアロビクス教室に。

経験してすぐに実感したこと。

「私にはリズム感が無い!!」

以前、友人結婚式の余興でダンスをやったときも、覚えるのに一苦労しました。割と簡単にやれてしまう妻を見て、「もしかしたら、私はダンスとかムリな人?」と、うすうす感づいてははいましたが、今日実感しました。

脚の動きを意識すると、手や腕が違う方向にいくし、手や腕を意識すると、皆と逆方向に動いている。そうか。やっぱり私にはリズム感無いのか・・・・・

ランニングのお蔭で持久力はあるので、キツイということは無かったですが。



今日はお休みだったので、朝から決めていたことを実行。

経験したことのない距離を走ること

グーグルマップで検索。温泉マラソンでどっか無いかな?最初は、35kmのひらゆの森がいいかなと思ったけど、平湯トンネル(2kmちょっと)を走るのがメンタル的にきつそう。トンネルを走るのって反響する車の走行音もすごければ、横を車やバスがびゅんびゅん通って行く恐怖感もすごいのです。平湯はちょっとムリそう。

次の候補。

萩原にある、「しみずの湯」 これも35km。よし、ここに決めた。

けっこう軽い気持ちで出発。妻にはお迎えを依頼。


 


新しい相棒と一緒に。履きつぶしたので2足目です。すでに何回か履いてます。




快晴で気持ちが良いです。市街を抜けて、さあ、宮峠を登ります。

 




到着。120mほどを一気に登りました。ここまででちょうど10kmほどです。
 
 
坂道を一気に下ります。もうすぐ最初のトンネル。やだな、走りたくないな。
 
 
トンネル内。せめて右耳だけでも指でふさいで走ります。爆音が響きます。やっぱり国道なんか走るもんじゃないな、少し後悔。
 
 
 
トンネル抜けたコンビニで給水と思っていたけど、何とコンビニ自体が無かった^^; さら地でした。いつの間に。しょうがないから次に見つかるところまで我慢します。
 
 
飛騨川沿いの歩道を走ります。こんなところを歩く人、ましてや走る人は居ないのでしょう。歩道のアスファルトは荒れていました。雑草もぼーぼー。
 
 
うわー。歩道が無くなったー。恐れていたことが・・・・・しょうがないから車道をガードレールすれすれで走ります。ドライバーからしたらいい迷惑です。「こんなとこ走んなよ」舌打ちされてもしょうがないです^^; すいません。
 
 
久々野町引下を超えると渚付近。うわー、また歩道が無くなる。けど、ここは別の道がありそう。計測アプリをいったん休止してグーグルマップで調べます。良かった。渚駅前を通って国道に合流できる。
 
 
 
 
 
 
 
初めて見た、山の中の渚駅は、かわいらしいちっちゃな無人駅でした。
迂回路、本当に助かりました。
 
 
 
次のトンネルが見えてきました。最近出来たばかりの綺麗なトンネルですが、出来れば通りたくないな。
 
 
お。・・・・・おおおおおお。かつての旧道(国道)が通れるではないか!!やったー。
 
 
 
 
 
最初こそ、端っこを走ってましたが、車が全然来ないと分かると堂々と真ん中を走っちゃった。ヤバイな、1人公道マラソン大会や^^
 
 
 
 
 
 
ついに、日本で一番広い市、高山市を出ました。走って超えたの初めて。北は飛騨市なので、これが一番近いでしょうね。東は、奥飛騨温泉郷も高山市なので、長野県にいかないと超えれない。てことは安房トンネル超えないといけないから走ってはムリ。西は郡上か、白川村か。ウルトラ並やな。
 
 
なんてことをぼーっと考えながら、再び車のびゅんびゅん通るバイパスに合流。
 
26km地点。いよいよ未知の世界に突入。28km地点くらいで、一度キツイ瞬間がありました。
 
 
飛騨小坂付近。またも歩道が無くなり、かなり危険な感じ。仕方ないので国道と並走して走る、川向こうの道を走りました。竹切りや南天切りの時に通る裏道。
 
 
17時を回り、暗くなってきました。走っても走っても着かない。3時間を超えて走ると、計測アプリのせいでiPhoneの充電がヤバそうです。自分のスタミナより、携帯のスタミナが気になりだした。せっかく着いても計測が途中で切れてたらテンション下がる。
 
 
この裏道を走るのが一番キツかったです。すっかり暗いし、充電が心配だし、脚は棒切れのようだし、走っても走っても着かないし。
 
 
最後の登坂を登り切り、ついにゴール。慌てて計測を止める。同時に充電切れ。ギリギリ計測できた。ホッとした。
 
 
 
 
 

 
 
35kmかと思ったら、36km超えてました。グーグルマップだとトンネルで計測されていたので、迂回した道の分遠かったのでしょう。目標の3時間半はクリアできました。夢のサブ4が見えたけど、今のペースではギリかな。消費カロリーがハンパない。温泉で体重計乗ったらびっくりの62kg台。嬉しかった、2回も乗って確かめたくらい。かつては体重計に乗る度にびっくりするくらい増えていたので、減って驚くのは新鮮です。
 
温泉からの帰り道、妻が珍しく「よくこの距離走ったねー」と何度も言ってくれた。ちょっと嬉しかった。
 


 
 
さすがに空腹感がハンパなく、帰宅後パスタを2人前。最後は伯父きが持ってきてくれた大きな栗饅頭まで。夜中に起きて、再度体重計に乗ってみた。
 
がーん。65kgに戻ってた^^;
 
 
数時間のうちに、3kg減って3kg増やしてしまった。なんつー勿体ない。
 
 
私のブログを読んでくれているという伯父き。あまり読んでいない妻よりよっぽど私の近況を詳しく知ってみえました。30も歳の離れた伯父ですが、PC扱うのですね。すごいなー。お土産ご馳走様でした。ありがとうございました。何とか完走できました。
 
 
 
 
 

2014年10月16日木曜日

くるみ割りオヤジ

国府のあじかで買ってきたクルミ。沢山入っていて200円。




一晩水にひたしておきました。




クルミを使った料理に挑戦です。

くるみ科くるみ属の落葉高木、また、食用としてその核果の仁を加工したナッツのことを『くるみ』と呼びます。漢字では『胡桃』という字を書きますが、その語源は、中国の西域諸国を『胡』と表すことから来ており、胡瓜(きゅうり)、胡椒(こしょう)、胡麻(ごま)などと同様に、胡から入ってきたものであるため胡という文字が冠されたのだそうです。このくるみの原産地は古代ペルシャだと言われており、紀元前7,000年前から人類が食用にしていた『最古の木の実』として、その効能も大変重用されていたと伝えられています。日本においても、縄文時代の遺跡からもくるみは発見されていて、DNA鑑定によると、野生種ではなくすでに栽培種であったことが証明されています。さて、くるみの食用部分は種の非常に固い殻の中に入っている中身の部分であり、専用の割器などで割って取り出します。 ソース元


 
ちなみに、高山には、高山市朝日町胡桃島という住所があります。秋神温泉のあるところです。日本全国には胡桃の名前が付いた住所がいくつかあります。

クルミってかわいい響きですし、女の子の名前にしてもかわいいですが、漢字で書くと何となく秘境感が出ますね。

さて、名前はかわいいクルミですが、殻はゴツい。何という硬さ。しかも日本国内のクルミは、鬼グルミと呼ばれる特に硬いクルミ。アメリカ産のクルミは比較的容易に割れるそうです。

さらに、雑学。

くるみ割り人形、という言葉がありますが、そもそもくるみ割り人形とはドイツの伝統工芸品。


これです。あまりかわいくない。

木製の直立した人形で、顎を開閉させて胡桃を噛ませ、背中のレバーを押しさげることで割る仕組みになっているようです。

さらに

くるみ割り人形というと、チャイコフスキーのバレエ音楽と、それを使ったバレエ作品が有名ですね。

あらすじ

とある王国にて、王子が誕生する。しかし、その場にいた人間がねずみの女王を踏み殺してしまったために王子は呪われ、くるみ割り人形になってしまう。


さて、長い前置きはここまでで、クルミとの格闘が始まりました。鬼クルミは割れ目が見えないくらい硬い殻で覆われています。

フライパンで炒ります。






段々と割れ目が見えてきました。





最初は、ハンマーを使ったりと色々試しましたが、上の写真のように割れ目に包丁を差し込み、トントンとたたけば、パカッと割れました。

昨日、たまたま包丁を砥石で研いでいて正解でした。ちなみに、指も切りました(≧∇≦) だいぶ包丁の研ぎ方も上手くなりました。


さて、実を取り出す訳ですが、これが実に難しい。カリフォルニアクルミだとスプーンで取れるくらい簡単らしいですが、国産のクルミはそうはいきません。

ボロボロと身が崩れてしまう。

失敗例



試行錯誤。余りにもうまくいかないので、イライラしてきました。何でリスは、自分の歯だけであんなにも上手に割って食べれるんやろ。


ほじくり出すこと、20分。ついに要領を見つけました。



竹串をこの位置に差し込みます。実のお尻の方です。頭の方は崩れてしまいます。

次に反対側も。




けっこう力がいります。奥までぐいっと。次に交互にほじくり出す要領で。




綺麗に取れました。上手に取れると嬉しい。子どもの耳あかが、ごそっと取れた感じ。(例えが悪いか)





茶碗一杯取れました。かなり大変やった。キモチが折れそうになりました。包丁で切った指もジンジンと痛みます。


フライパンで炒めます。焦がさないように気をつけます。メイプルシロップをかけます。良い香り。




メイプルシロップのカラメリゼ

のはず。(≧∇≦)

見た目わるっ。けど、味は良かったです。子どもたちも食べました。

クルミの栄養価はとにかくすごい。不飽和脂肪酸を始め、鉄分やタンパク質、ビタミン、他のナッツ類に比べても断然多い。カロリーもかなり高いですが。


次に、リンゴを切って耐熱皿に載せ、てんさい糖、バター、そしてクルミを載せて200度のオーブンで20分加熱。






またも見た目わるっ。

焼きリンゴは美味しかったけど、クルミはこの食べ方ではない方が良いな。クルミのレシピ、本当に多いですね。

ま、子どもたちが食べたから良しとしましょう。かなり高カロリーそうなので、私は味見だけ。


クルミと2時間ほど格闘しました。要領をつかめば、まだ比較的楽でしょうが、さすがにちょっとキツかった。

名古屋仕入れ帰りの寝不足でやることでないです。ちょっとだけ休もうと横になったら完全に落ちたらしく、夕飯も食べずに夜中まで爆睡。起こしに来てくれたらしいが、全く記憶に無い。

完全に酩酊しました。


ほどほどにしましょう。