私の申告タイムでは、グラウンド内のE地点でした。その申告タイムでは間違っていたことをこの後知ることになります。
気温がぐんぐん上昇しているのが分かります。首筋に強い日差しが当たるので、帽子のつばを後ろ向きにしました。首筋やわきの下は熱を持ちやすいので注意です。
偉い方々のお決まりの挨拶。お願い。立ってると暑いから手短かにして。たぶん1万3,000人中の1万人くらいはそう思っていたでしょう。
大会長のQちゃん登場。そんな我々の気持ちが分かるのしょう。早口で話してくれます。
「この快晴ぶりには喜んでいいのか、微妙ですが」的な冒頭の挨拶に笑えた。まさにその通りですね。かなり辛いレースになるでしょう。
大型スクリーンに、先頭の招待選手らが疾走する姿が映し出されます。あのペースで21km走るんだよなー。我々の倍の速さ。km3分くらい、21kmを約1時間。同じ人間とは思えない。
我々一般人は、平均は2時間くらい。この2時間を切ることが、私の目標でした。
レースが始まっても、スタート地点まではしばらく徒歩が続きます。
スタート地点には、Qちゃんや野口みずきさんらが手を振ってくれてます。生Qちゃんを間近で見れた!シドニーオリンピック金メダリスト。元世界記録保持者。国民栄誉賞受賞。私のひとつ歳下。とにかくスゴイ人です。何より、人柄が好き。
Qちゃんとハイタッチ出来るかな?
レース序盤。とにかく人が多く、思うようにまっすぐ走れない。この後最後まで、この人の多さによる走りにくさが続きました。
沿道の応援は、さすが噂通り。実に気持ちがいいです。たくさん元気を貰いました。私はほぼ右側ばかりを走りましたが、子どもたちとたくさんタッチをしました。一生懸命応援してくれて、ありがとう。(けど、終盤はバテてタッチする余裕なかった。ゴメンね。キモチはあったんだけど)
昨年の山の村での反省を活かし、前半は押さえ気味で。ついついペースが上がりそうになるのを押さえます。
しかし暑い!早くも汗が噴き出すのが分かります。まだのどは乾いてなかったけど、最初の給水スポットで給水。人数が多いレースは、撒き散らされる紙コップの量もすごい。
高島屋の前の、県岐阜商高応援部の声援が素晴らしかった。太鼓の音に奮い立ちました。最初のランナーが通ってから最後のランナーが通過するまで、1時間休むことなく声を出し続けたそうです。
7km付近までは順調。道路幅の狭い川原町を超え、10km。いよいよここからが正念場。日差しをさえぎるものの無い、川沿いのコースを走ることになります。しかもますます気温が上がってきました。
「辛いのは皆同じ」
何度も何度も自分に言い聞かせます。
自分の身体と自問自答。昨年の山の村でのレースに比べれば、まだ体力が残っているのが分かりました。足も前に出ている。
私設のエイドは、本当に嬉しかった。私設か公設か分からないけど、氷は嬉しかった。イチゴは美味かった。準備大変だったことでしょう。本当にありがとうございました。
16km付近。普段の練習でも辛いところ。タイムがかなり気になります。ぼちぼちペースを上げよう。
ペースを上げよう。ペースを上げよう。何度も何度も思いました。現に何回かは上げましたが、維持が出来ない。給水で足が止まり、その後しばらくしたら又もペースが落ちる。
19km付近では、何人も抜かれてしまった。女の子に抜かれるのは厳しかった。スタイルの綺麗な、後ろ姿美人に抜かされ、せめてあの美人にだけは付いていこうと決め、それでもぐんぐん差がつくのは辛かった。
後で調べたら、ペース、km6分をオーバーしていました。踏ん張りがきかなかった。
何とかゴール。歩くことなく完走はできたけど、タイムを見てがく然とする。
2時間切れなかった(≧∇≦)
こうして私の岐阜清流ハーフマラソン初挑戦は終わりました。
力抜けた。1人反省会や。
最後のまとめ
に続く。