2017年8月27日日曜日

雲海カフェ

富士山から戻ってきても、山のことしか考えれないSORAです^^;

次の日曜日に、妻と2人で長野にある「雲海カフェ」に行ってきました。ネットの情報か何かで知りました。雲海の発生率が67%だとか。一か八か行ってみるか。

それが実に遠い。。。。。
片道3時間以上。

そこまでしても山のそばに居たいのですね^^

北志賀高原にある竜王ロープウェイで標高1,770mへ行きます。そこにあるテラスが素敵なのです。
運が良ければ、こんな光景が見れます。


 

 
 
ロープウェイ近くのピザ屋さん?ソバ屋さん?でお昼ご飯。混雑していて待たされましたが、実に美味しい店でした。この店だけでも来る価値ありますね。蕎麦のピザも美味しかった。
 

 
 
「あーーーー。わたし、志賀高原来たことあるわ」
景色を見て、妻が突然言いました。
むかし、若かりし頃、友だちとボードに来たらしい(笑)
 



このロープウェイで一気に登ります。
往復で2,200円/1人と、安くはない設定です。
しかも乗り口の今日の雲海情報の看板に

バッテン× が付いている(涙)

ま、けどここまで来たら行くしかないよね。


 
 
 
看板が可愛い。
 

 
 
カフェも小さくて可愛い。
 

 
 
コーヒーに入れる雲海マシュマロ。
私は、自宅から山ボトルにホットコーヒーを入れて持ってきました。少しでも登山気分。


 
ロープウェイ入口の情報通り
一面のガスにがっかり。
このガスは取れそうにない分厚さですね。
 
 


 
 
調べたところ、雲海が出やすいのは、早朝か夕方らしいです。
何だ、そうだったのか。がっかりだけど仕方ないです。
 
 
 

 
降りると晴れてくる。
最近の登山もそう。
白山も、富士山も降りると晴れてくる。
 

 
遠かったけど、それなりの息抜きになりました。
家族みんなで1泊で来たいね。次こそ雲海見たい。
 
 
今年の8月は、どうも天候不順でしたね。
なかなかカラッと晴れてくれませんでした。
 
実は、移動性高気圧に覆われる9月や10月初旬の方が登山に向いている、というデータも最近知りました。9月に期待です。
 
 
 
 

2017年8月26日土曜日

富士 ご来光を目指して

山小屋の部屋は、狭いこと以外は快適でした。寝袋にくるまり、耳栓をして寝ました。ぐっすりとは言えなかったですが、気付いたら隣の井原君に「起きてください」と、声を掛けられてました。耳栓のせいでアラーム音が聞こえなかったらしい(苦笑)またも寝坊するところでした(大汗)
 
S支配人や、T君はすでに準備が出来て外で待っていました。特にS支配人は気合いが目に出ていました。さすがです。
 
女子2人の支度を待ち、皆トイレに行ってからいよいよ出発です。
 
午前0時、風も相当に強く、なにより寒い!!
 
 
 
 
ヘッドライトの灯りが上の方まで続いています。大勢の登山客が頂上でのご来光を目指しています。



 
富士吉田市の街の明かりが綺麗です。雲も無く、このままなら綺麗なご来光が見れそう。
 
真っ暗な登山道ですが、ヘッデンを付ければ充分明るいです。それよりも、寒さと3,000mを越えてからの息苦しさはありました。
 
S氏と、井原君はまたも先をずんずん登って行きました。そしてそのまま一気に頂上まで。コースタイムを大幅に短縮して着いてしまいました。(けど、頂上でのあまりの寒さに参ってしまったとか)
 
我々は、休みながらゆっくりと登りました。急ぐと高山病になり兼ねないです。ここからがまさに正念場。
 
東洋館を出発し、太子館、蓬莱館、白雲荘、元祖室、富士山ホテル、トモエ館、江戸屋、御来光館、といくつも山小屋があります。山小屋のたびに休憩しました。これが吉田ルートの良いところ。ホッとします。
 
途中、何人も高山病になってしまっている登山客を見かけました。登山道を外れうずくまっている人、吐きながら登っている人、トイレで吐いている人。どの人もかなりエラそう。
 
幸い、私たちのパーティは誰も高山病にならずに済みました。ゆっくりと登ったことが良かったと思います。
 
九合目を過ぎたあたりから、かなり混雑してきました。時々、渋滞して立ち止まるようになり、さらに時々列が動かなくなりました。寒い中、立ち止まって待つのはキツかったです。いつの間にか、女子とT君ともはぐれてしまいましたが、ここまで来ればまずご来光には間に合いそうです。頂上で合流しましょう。
 
AM4時40分、私が先に登頂。先発隊の2人と合流しました。2人は相当に長いこと待っていたみたい(汗)そして、AM5時、女子とT君も無事登頂!!全員がご来光に間に合いました!!
 

 
山中湖の向こうに太陽が。
少しガスも出てきてしまいました。

 

 
それにしても寒い!!
 
登山客で一杯です。




ご来光の瞬間。



 
 
まずまず綺麗なご来光が見れました。
日本で一番高い場所でのご来光です。
感無量です。
 
 
15分ほど眺めていましたが、余りの寒さに耐えきれず、皆で頂上の山小屋に入りました。混み合うので、何か注文をしないと休ませてもらえません。カレーやラーメンを注文しました。冷たい強風が吹き荒れる外に比べると、中は天国。食べ終わっても出たくなかったです。(苦笑)

では、剣ヶ峰に向かいますか。


 
とはいえ、実はお鉢巡りはけっこう大変。
(黄色のライン、右上から時計回りに剣ヶ峰を目指します。コースタイム、約50分~1時間)
夜中に3時間以上標高差700mを登ってきて、さらに1時間歩くのはけっこう厳しいです。
 
しかもこの日は天候が悪く、相当な強風が吹いていました。
成就岳を登る前に女子2人とT君が断念。
私とS支配人、井原君とで剣ヶ峰を目指しました。
 
その後も天気は回復せず、途中、かなりの強風にあおられる箇所までありました。油断したら富士の火口に落ちかねません。女子は来なくて正解でした。
 
 
 
剣ヶ峰登頂。
 
一面のガスです。今日はもう天候は諦めるしかないです。
 
その後、吉田口の下山口まで戻り
 
AM7時半下山開始。
その後、一足先に下山を開始していた3人と合流しました。
 
 
長い長い下山のつづら折り。これはもう本当に長く、単調です。
 
途中、何かに目覚めたかのようにT君が走り始め、そのまま走って先に五合目に到着(笑)どうしてしまったのでしょうか。登りはあんなにも辛そうだったのに。
 
 
 
下山時も部下のザックを持ってあげるS支配人と井原君。何だかんだと優しい上司です。
(女子たちはちょっと甘え過ぎかな~)
 
AM11時。富士スバルライン五合目に到着。
本当にお疲れ様でした!!!
 
その後、バスで北麓駐車場に行き、お風呂→昼食(吉田うどん)→道の駅(お土産)→名古屋→高山の長い長い道のりを戻り、PM21時高山に到着。
 
天気はあまり良かったとは言えなかったですが、全員が高山病にもかからずに登頂出来たこと、ご来光が見れたこと、ケガなく無事に帰ってこれたこと、これで充分です!!
 
楽しい2日間でした。
参加してくれてありがとうございました。
 
 
 

2017年8月25日金曜日

富士登山1日目

初日は、5合目(標高2,305m)から東洋館(標高3,000m)まで、標高差約700mを3時間ほどで登ります。頂上まで約半分の位置です。



六合目までの林道はそれほどキツくは無いのですが、さっそく体力の違いが歴然と出てしまいました。S支配人と、井原君は最初からガンガン登っていきました。体力ありますねー。女子2人とT君は序盤から辛そう。実は、山登りは最初の30分がキツイのです。(ランニングも一緒ですが)

 



そのあたりを説明しながら、とにかくゆっくりと、自分のペースで登るように伝えました。先はまだまだ長いんです。最初から無理をするとあとあとの体力が無くなってしまいます。


 

写真撮影なんかをしながら、ゆっくりと。
  
六合目からのつづら折りをひたすら登っていきます。下界は快晴でしたが、上は時折雲やガスが出てきてしまいました。

















吉田ルートはいくつも山小屋があるのが魅力です。女子たちも「次の山小屋はあとどれくらいですか?」と、それを楽しみに頑張りました。


 

途中からは、S支配人と井原君が、何と女子2人のザックを持ってくれました。なんと優しい。そしてそのままガンガンと登っていき、予定を大幅に短縮して先に東洋館に着いていました(笑)

我々4人は、ほぼコースタイム通りの16時に東洋館に到着。良く頑張りました!!


 
綺麗な山小屋です。
今日は100人を越える宿泊客だそうで、とても忙しそうでした。
 

 
夕飯はハンバーグ定食。到着した順から出ます。部屋に居ると呼ばれました。我々は16時半でした。ご飯はお代わり自由。
ただし、お茶はご飯茶碗を使って飲んでくださいとのこと。(水が貴重なため)
 

 
 
部屋はセパレートとはいえ、めちゃくちゃ狭かったです。
私は、井原君とペアに。女子は2段ベッドの上の部屋にしてあげました。上の方は天井が高い分、少し広く感じます。
 
 
 
実は私、人数分のカップと、750mlのワインを持参してきていました。混雑する中では飲ませてもらえず、外で乾杯しました。夕方17時あたりですでにかなりの寒さ。風も強く、体感温度は益々下がります。それでも、ワインが身体に入ったら少し温かくなりました。寒過ぎてすぐに部屋に戻りました。
 
その後、ビールでも買って飲みなおそうかとの話も出ましたが、いつの間にか各自撃沈。早々に就寝しました。防寒着を着て寝袋にくるまってようやく温かくなるくらい。標高3,000mの夜は、真夏でも寒さを感じました。
 
 
※ 実は、出発前日の夜、我が家の次女が調子を悪くし、嘔吐を繰り返していました。私が富士山に向かって運転している頃、妻が再度病院に連れて行くと、急性のウイルス性胃腸炎だと分かり、血糖値がかなり下がっているので大事をとって入院しましょう、と。その知らせを妻からメールで聞いたのが、私が東洋館に着いたまさに16時。うちの子どもたちが入院するの初めてです。それを標高3,000mで聞いても、さすがに皆を置いて私だけ戻るに戻れないし(一瞬考えたけど)かなり焦りました。結果的には次の日には無事退院できたので本当に安心しましたが、悪化しなくて何よりでした。何もこのタイミングでってことありますね。(苦笑)妻や母、子どもたちには申し訳ない気持ちで一杯でした。
 
 
 
テレビ見てるやん。安心しました。
 
 
我々は夜中の0時起床です。暗く寒い中、頂上まで3時間登ります。いよいよ正念場です。
 
 
 
 

2017年8月24日木曜日

最初からトラブルとメンバー紹介

前日夜・・・・

楽しみ過ぎて全然寝れない・・・(ほとんど子ども)

21時にはベッドに入ったのですが、なかなか寝付けません。明日は名古屋経由富士という長距離運転なのに・・・・

やっと寝れたのがAM1時頃。あきらめて、時間まで起きていようかと思っていた矢先でした。

・・・・・・・・・・・

どこかで携帯が鳴る音が。
「やかましいな」

・・・・・・・・・・

「ん?」

・・・・・・・・

「アラームの音と違う!!」

うわーーーーーやってまったーーーーーーーーーーー
電話が鳴っていることに気が付きました!!

S支配人からの電話。AM5時5分!!!
やっちまった!!まさかのチームリーダーが寝坊!!
しかも、前日に「時間厳守!」とか言っておきながら、余りにもカッコ悪過ぎる!!

「ヤバい!!やっちまった!!」
妻や長男まで起こしてしまう大騒ぎに。

装備は、ほとんど昨日のうちに準備しておいて良かった!大急ぎで着替え、妻にも荷物を持ってもらい、大急ぎで車へ。

なんつーアホや。アホ過ぎる。

何とか15分から20分遅れで集合場所に到着。皆に土下座して平謝り。
皆さん、笑顔で許してくれました。心優しい。
本当にすいませんでした!!

若干急ぎ気味で東海北陸道に乗ります。
飛騨高山→富士なら約3時間半で行けますが、名古屋のT君を拾うのでかなり遠回り、2時間ほどのロスがあるのです。色々と調べたあげく、名古屋中心部在住のT君には、近鉄で一宮木曽川駅まで来てもらいました。無事合流成功!私の寝坊のロス分は何とか取り戻し、いよいよ富士に向かいます。


ここでメンバー紹介

フローラ S支配人(38歳 男性)
私と同じ飛騨高山ウルトラ100km完走者。1年を通じ、沢山のマラソン大会に出るツワモノ。体力的には全く問題ないと思ったら、全く予想通りの体力オバケでした。

フローラ Sさん(年齢はもちろん内緒 女性)
フローラ Kさん(年齢はもちろん内緒 女性)
お2人とも登山経験どころか、普段あまり運動をしていないので、かなり不安そうでした。それでも「参加したい」とチャレンジしてくれました。意気込みが嬉しい。

名古屋在住 T君(41歳 男性)
フローラの取引業者。うちとも取引あり。T君はこの日に備え、2度の伊吹山登山で練習してくれました。そのやる気が嬉しい。

空の色 井原君(33歳 男性)
自転車を趣味にしているようですが、体力があるのか無いのかちょっと未知数。装備は、私の使っていたものを貸してあげました。ちらっと誘ってみたら「あ、行きます」とさらっと。多くをしゃべらない男。

私 SORA(45歳 男性)
チーム最年長。保険の登録に皆さんの年齢を聞いて、あ然。1人だけ完全におっさんの年齢やん。

新東名をひた走り、AM11時頃、富士北麓駐車場に到着。下界は暑い!!重たい装備を背負うと汗が噴き出ます。AM11時半のバスに乗ります。往復で1,860円。吉田口5合目まで片道45分です。

バスを降りると皆一斉に
 
「わぁ、すずしー」

標高2,305mの5合目は、気温は20℃くらい。標高100m上がるにつれ、気温は0.6℃下がると言われています。下界の30℃越えの暑さとは、比べ物にならないくらい快適です。

予定通りの12時15分、昼食。富士急雲上閣で。



なかなか美味しかった。今のうちに水分と炭水化物をしっかり取ります。上では水は貴重です。

フローラのSさんが持ってきてくれた360度カメラがめちゃくちゃ楽しい。

すぐにグループLINEに送ってくれて、皆で共有出来ます。LINEは360度に対応。iPhoneの純正写真アプリは360度は未対応。


こんな感じの絵が撮れます。
 
携帯をぐるぐる回して、360度の写真になります。これは本当に面白い!

昼食後、本当はゆっくり高地順化すべきですが、やはりみんな早く登りたい様子。





5合目からの富士山。

 

円陣を組んで、検討を祈ります。ほんと、面白いわ、このカメラ。

13時、登山開始です!



2017年8月23日水曜日

チーム富士登山2017.8.23

空の色の取引先の「フローラ」様のS支配人、スタッフのSさん、Kさん(ともに女性)
取引業者の名古屋のT君、うちのスタッフ井原君(アンツ)、そして私の計6人による富士登山計画は3ヶ月ほど前から始まりました。

LINEは本当に便利で、「チーム富士登山」でグループLINEを作り、情報のやり取りを事細かに進めていきました。



本格的な登山経験があるのは、私だけだったので事前に1人で下見にも行き
2018.7.18 御殿場ルート
実際に雰囲気を肌身で感じてきました。

やはり、富士は真夏でも寒い!!
今回はご来光付きなので、寒さ対策が重要です。

まずは、YouTubeなどで雰囲気を知ってもらい、次に装備についてのアドバイス。これもYouTube動画などで。1か月前に、山小屋を6名分予約しました。さんざん迷いましたが、8合目付近の「東洋館」にしました。1,500円の違いしかなかったのでセパレートタイプ(2人ごと)の部屋を予約しました。1泊2食付き(朝食はお弁当)で、10,000円(税込)/1人でした。2007年に改装しているので、とても綺麗な山小屋でした。
 

 


しつこいくらいにみんなにLINEして、あれこれ伝えました(苦笑)チームリーダーとしての責任です。
富士山とはいえ、決してあなどってはダメです。何しろ日本で一番高い山。真夏でも気温は一桁です。

今年の8月は実に天候不順で、いったいどうなるかと思いましたが、誰か晴れ男か晴れ女がいたのか、2日間が見事に快晴予想!!こんなラッキーなことありません。めちゃくちゃテンションが上がりました。

2日間の旅行傷害保険(1人700円)にも入り、さらに綿密な計画書も作りました。ほぼ、このスケジュール通りに行動出来ました。最初にトラブルがあったけど・・・(後ほど)
 



それらの情報もLINEで配信です。名古屋のT君も居るので、なかなか事前に集まるのは難しい。LINEのお蔭でずいぶん助かりました。

21日(月)の仕入れで店の在庫量を充分にし、車の中の掃除までおこない(私の自家用車1台で行くので)準備万端。


 
当日は、AM5時集合。
「時間厳守でお願いします!」
 
最後のLINEを皆に伝えました。
 
 
 


2017年8月20日日曜日

8月を振り返る

白山から下りて来たら、それ以降はお盆の仕入れに追われました。

今年の8月は過去に例を見ないくらい、よく名古屋仕入れに行きました。

合計10回!! 名古屋まで往復しました。合計3,000kmをゆうに越えますね(汗)キツかった。マラソンや山登りよりはるかにキツイです。夜中から始まる長距離運転の大変さは、これはもう行った者しか分からないことです。帰ってくると廃人同然です。遠隔地で花屋を営む大変さはここにあります。

今年の場合は、そこまで頑張らないとお盆の切り花が確保出来ませんでした。

菊や小菊系を中心に相場はとてつもなく跳ね上がり、普段の相場の2倍~3倍くらいまで高くなった花も。普段なら50円くらいで買える花が150円近くまで上がったら、そりゃもう商売が成り立ちません。これをいかに抑えて仕入れるか、相場をマスターすることが生花店を経営する上での要だと思っています。(私の場合は。そこに重点を置いていない花屋さんも もちろんあります。高値で仕入れても、高値で売れれば問題ない!当たり前。)

今年は、地元の生産者の方でいつも頼りにしている方も菊が咲いてこないため、(ピーク時に間に合わない)余計に大変でした。まあ、私たちも大変でしたが、作る方々もそれで文句を言われてもたまらないですけどね。生産者の方々も、ピーク時の高い時に出荷したいのは山々ですが、咲いて来ないのですからもうこれはどうしようもないです。お盆明けてから沢山咲いてきたようです。当然相場が下がるので、気の毒です。

菊・小菊の高値相場にあおられ、他の切花も軒並み高値を付けました。こういう時は、何かしら安い花材があったりするものですが、今年は見事なまでに何もかも高かったです。デンファレが安かった年もありましたが、今年はデンファレも相当に高かったです。もうこうなると完全にお手上げです。

不思議とこういう年は、売り上げは良かったりします。以前、相場が劇高になった年も売り上げは良かったです。ただし、儲かったかどうかというと、かなり微妙です。仕入れコストもかなり高かったので。ここまで頑張って、相場がめちゃくちゃになるお盆商戦を乗り切っていくのは、正直この先々続けていくのはどうかな、とも思っています。お盆休みを頑張ってくれるスタッフにも申し訳ないですからね。みんなの頑張りのお蔭で、私が買ってきた花が加工され、大量に納めることが出来るのです。

また、今年の8月は天候不順でした。雨、時にゲリラ豪雨が日本のあちこちで見られました。関東から東北にかけては冷夏で、日照時間が過去に例を見ないほど少なかったそうです。

お盆明けの23日(水)24日(木)と、富士登山(ご来光付き)を半年かけて計画しました。これを楽しみにしてお盆商戦を乗り切りました。
取引先の関係の方々と、うちのスタッフの井原君を加え、6名のパーティーで登りました。
天候不順の8月の中、この両日だけは晴天予想!!!素晴らしい!!

次回よりその様子をアップします。

仕入ればかり行っていて、なかなかブログ更新の出来ない8月でもありました。


2017年8月6日日曜日

母と登る霊峰白山 その4

白山「室堂」は本当に大きな山小屋でした。平日にも関わらず、多くの登山客でにぎわっていました。白山は人気の山なのですね。

お腹がすっかり減ってしまい、外のテーブルで休憩していたらまたも雨が。
中に移動すると、食堂が無料休憩所としても開放されていました。(トイレも無料)

何か買わないと入れないかな、と思ってカップラーメンを買ってしまった。



しかし、山で食うカップラーメンは何でこんなにも美味いのだろう。

持ってきたオニギリを食べ、山ボトルに入れてきたホットコーヒーを母にも渡す。

雨宿りがてらしばらく休憩したら、母が元気になってきました。

「ここまで来たら、やっぱり頂上まで行きたい」

室堂から白山頂上までは、約30分です。母のザックだけ、小屋の入り口隅の方にデポして向かいます。雨もちょうど止んでくれました。
 

 

お。足取りが軽い。だいぶ元気になったみたい。良かった。

 


室堂がはるか眼下に。

一瞬こんな風に青空が見えることもあるのですが、すぐに厚い雲に覆われてしまいます。

 

 

あと少し!
 




着いたー!

PM12時。登頂です!
良く、まぁ登ってきました。
お疲れ様でした!!

一等三角点で撮影。
標高2702m

ガスに覆われ、頂上での眺望は完全にダメでした。早々に下山することにしました。

実は翌日が名古屋仕入れになってしまい、下山しながら途中で携帯を使って仕入れ。他の登山客に「山に来てまで携帯さわんなよ」とか思われているかなー、とか考えてしまいましたが、今やらないと売切れてしまうので。お盆前の高値相場です。

 

 
来た時よりも雪渓が溶けて、登山道が見えるくらいになっていました。ここまで溶けていれば雪渓の上に乗る必要がなく、安心です。
 
 


 
 
コバルトブルーの白水湖が見えてきました。けど、ここからもまだまだ遠い(汗)
しかし、おりてきたら天気が良くなるって・・・・
 
よくもまあ、こんなに遠いところを登ってきたもんだなぁ、といつも思います。
 
 
下山の時の方がケガしやすいです。最後まで気を抜かずに。急がず、ペースを維持して。(内心は早く戻って仕入れ業務の続きをやりたかったのですが・・・・母の歩みに合わせます。)
 
夕方16時。無事下山しました。
 
母と立ち寄り湯に行き、自宅に帰ると18時頃でした。
 
 
母と2人の登山。
そもそも母と2人でどこか出掛けるようなこともほとんど無く、本当に良い思い出になりました。母にはだいぶ辛い思いをさせてしまい、本当に申し訳なかったな、としきりに反省しましたが、それなりに良い思い出になったと言ってくれたので、まあ結果良しということで(苦笑)
 
次は御嶽山くらいにしますか。
行ってくれるかな??
 
 
 

2017年8月5日土曜日

母と登る霊峰白山 その3

 
写真では分からないですが、けっこう降ってます(汗)
 
咲き乱れる高山植物が雨が降って嬉しそう。
母は、そんな花を見る余裕なし。
 
「しまったなぁ」
「悪いことしたなぁ」
 
私は内心、ずっと後悔。
 
一番キツイ時間帯です。
 
 

 
 
「分岐まで来たよ!!あと500mだって」
と元気づけますが、実は山道の500mってけっこうあるんだよね(汗)

 

 
頑張れ頑張れ。
あと少し。
 
この後は少し楽な道になりました。
 


 
息子は呑気に撮影
 
車百合(クルマユリ)
 

 
岩桔梗(イワギキョウ)
 
 
 
 
高嶺松虫草(タカネマツムシソウ)
 
 
 
蛍袋(ホタルブクロ)
 
 
 
高嶺ナデシコ
 
 
 
雨があがった!!
青空が見えた!!
 
どうか晴れてほしい!!
 
 
 
室堂見えたよ!!
 
 
 

 
AM10時15分
室堂到着
 
5時間近くかかったので、コースタイムより遅めです。
ま、到着出来ただけ良かった良かった(笑)
 
 

 
室堂は大きな山小屋でした。小屋レベルじゃないですね。
 
 

 
室堂横にある、有名な白山神社(奥宮祈祷殿)
この先の白山頂上には、奥宮があります。
 
とりあえず休憩しましょう。