2013年12月11日水曜日

日本(にっぽん)男児軟弱化計画

「男子厨房に入らず」というコトバがあります。今の時代、もうすでに死語ではないかと思うくらい、時代錯誤な考えだと私は思います。

男子でも、台所には立たなくてもせめて出来る範囲の家事を手伝い、奥さんを助けるべきだと私は思います。

女子もまた、手伝ってもらうことは当たり前ではなく、理想としてはお互いが感謝し合える関係を築くことですね。(はい。自分に言い聞かせてます(^^;;)

かつて男尊女卑であった大昔の男子からしたら、「軟弱者め!お前はそれでも日本男児か!」と言われそうですが、やはり時代の流れに合わせて変わっていくべきですね。

ただ

その私ですら


この曲を聴いた時に


「日本男児、大丈夫か?」と思ってしまった曲がある。

SEKAI NO OWARI」(世界の終わり )のヒット曲「眠り姫」である。

そもそもこの「SEKAI NO OWARI」って誰?って人もいそうなので説明すると、2011年にメジャーデビューした日本の4人組のバンド。4人(うち女子1人)は、幼稚園から高校までの同級生だそうで、年齢は28歳と27歳、共同で生活もしているとか。グループ名の通称「セカオワ」

「眠り姫」は、2012年5月発表の3rdシングル。ゲーム内の主人公の言葉を歌詞にした内容。

この歌詞がちょっとね。

ま、簡単に言うと、勇者とお姫様が一緒に戦ってきたけど、何かしらの事情でお姫様が(魔法にかけられたかで)深い眠りについてしまった、と。で、僕はどうしたらいいのだろう、と。

歌詞を引用

Ah 君はいつの日か深い眠りにおちてしまうんだね
そしたらもう目を覚まさないんだね
僕らがいままで冒険した世界と僕は一人で戦わなきゃいけないんだね

ボーっと火を吹くドラゴンも僕ら二人で戦ったね
勇者の剣も見つけてきたよね
Ah このまま君が起きなかったらどうしよう
そんなこと思いながら君の寝顔を見ていたんだ


・・・・

こ この軟弱者がーー!!
姫の寝顔を見て、どうしようとか言ってる暇があったら、とっとと戦いに行けー。それでもにっぽんだんじかーー!

と、思ってしまいました。(^^;;
はい。

もちろんいい曲ですよ。リズムも悪くない。

ただ、キーが高めの男性ボーカルの声が軟弱さを余計に引き立たせる。


最近の若い子たちの考えは、「男子が女子を守る」というよりは、(共に一緒に戦う)チームであって、むしろ男子が女子を頼りに思うかのような、そんな感じに受け取れるのです。

別に曲を批判するつもりはさらさら無いし、その考えがダメだと思っている訳でもないです。

ただ、妹に泣かされてる我が息子を見て、この曲を聴いていると

「今の日本の男の子は(優しいけど)何か弱々しいなぁ」と思わざるを得ないのです。


ま、そんな私の主観にすぎませんのであしからず。




ちなみに、「セカオワ」ピアノ担当のsaoriって子、カワイイです。





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