それぞれの母の日

今年も母の日商戦が終わりました。

色々な要因が重なり、どうなることかと思いましたが、無事に終わり、今のところ大きなクレームも無く、一安心といったところです。

昨年は、誠に恥ずかしいことに、些細なミスが大きな失敗になってしまい、お客様を悲しませてしまう大変なことになってしまいました。あの時のお客様に言われた一語一句は、忘れたことはありません。せっかくのお花が、虚ろい生気を無くしむしろ多くの人間を悲しませる物になってしまう。その怖さを痛感いたしました。私たちからしたら、多くのご注文の中のひとつ、にどうしても感じてしまうところは無いとは言えません。（もちろん一点一点ココロを込めて制作しておりますが）ただ、お客様にとっては、「ただの母の日」以上の深い意味のある、ただひとつの花であるかもしれない。その思いを大事にしなければならない。売り手側の都合だけで考えてはいけない。

悲しませてしまったお客様には、1年が経った今も、「もしかしたら、昨年のことを思い出され、イヤな思いをされたかも」と、心穏やかでは無いですが、私たちにとっては二度と引き起こしてはいけない、大変重要な経験をさせていただきました。それが、今年の母の日に活かすことが出来たと感じています。

とはいえ、様々なお客様がいらっしゃいます。ご予約を頂けるお客様が大変増えましたが、それでも急なご注文のお客様も数多くいらっしゃいます。そこは、スタッフ皆が本当に一生懸命対応してくれました。とんでもない残業時間にならなくて安心しましたが、それでも完全燃焼して頑張ってくれたスタッフみんなには、お客様に匹敵、いやそれ以上に感謝したいです。本当にありがとう。ヘルプに来てくれた3人のNさんも本当にありがとう。本当に助かりました。

母の日がくるたびに、母親は偉大だな、と毎回痛感します。誰であれ母親の胎内から生まれてくるわけです。母親を亡くし、辛い母の日である方もいらっしゃるかもしれませんが、それでも、産んでくれたことに感謝が出来る、そんな母の日があることは素晴らしいことではないかと思います。

しかし

父もけっこう頑張っているんですけどねー。

もう少し父の日も盛り上げませんか？

と、個人的には思います。(^^)

長女が、ママの留守中に頑張って作ったアレンジ。上手やな。疲れたママをさぞ癒してくれたことでしょう。