駅前、ちとせの前の路地を入ったところにあります。アルクビルの隣。
この看板を右に曲がります。
路地を進みます。側溝に注意。
ここです。隣がご自宅のようですね。決して広くはない店内。テーブルが5〜6卓くらいとカウンターだけです。
今年の8月8日にオープンしたばかり。
ご夫婦でやってみえます。タイ人の奥さんがシェフで、日本人のご主人がサービス全般のようです。
タイ料理自体、あまり食べた記憶がなく、知識もなく、期待はせずに行ったのですが・・・
私の場合
完全にハマりましたね。タイ料理。
直球ど真ん中でした。
美味し過ぎてヤバいです。
私が最初に食べたのは、ランチセットの「ガパオムー」豚肉(ムー)と様々な野菜をホーリーバジルで炒めたもの。ご飯の上に目玉焼きが乗ります。
一見辛そうには見えないのですが、唐辛子が入ってるので、後からグワッと辛さが押し寄せます。
私の場合は、後頭部から汗が噴き出します。辛い物大好きな私には、もう最高でした。
本場、タイさながらに、各テーブルには4種類の調味料が乗り、辛さは自分で調整するのだとか。
この調味料を「クルワンプルーン」と呼ぶそうです。
それぞれ
プリック・ポン(粉唐辛子)
ナム・ソム・プリック(唐辛子入りの酢)
ナンプラー(魚醤)
ナムターン(砂糖)
です。どこに行ってもこの4種類は置いてあるそうです。
4種類の調味料には意味があり
上から順番に
辛
酸
塩
甘
という味覚に合わせる調味料になっていて、好みの味はお客自身が自分で作るのだとか。
私は、ナムソムが特に美味しく感じたので、後から更にトッピングしました。旨味と辛さが追加されます。
一緒に行った妻のグリーンカレーも食べました。ココナッツミルクがベースなので、甘みの中に辛さがある感じです。
グリーンカレーというと、私は「いなばのグリーンカレー」が好きで、良く食べてましたが
グリーンが1番好き。
やはり、本場のグリーンカレーはさらに美味しかった。
なんと翌日また食べに行ってしまった。今度は1人で。
世界3大スープのひとつ
トム・ヤム・クン(ラーメン)
すこーし薄いかな、と感じたのですが、後から調べたら、先ほども書いたようにタイ料理は屋台でも食堂でも、割とニュートラルな味付けで出すところが多いらしく、調味料を使って客個人が好みの味を作るのですね。
基本的に完成形を出してくる日本とは感覚が違いますね。日本の場合は、ラーメンのトッピングや、刺身の醤油など、あくまで引き立たせたり、増量したりはあっても、味そのものを変える習慣はあまり無いから新鮮ですね。
さらに翌週も行きました。1週間で3回って我ながらビックリ。
いったい何にハマったのかな?
自己分析してみた
1.辛いのが大好きだから。(辛味調味料が好きだから)普段から一味唐辛子や、タバスコ(ペッパーでは物足りなくてハバネロ)が家にあります。ピザやパスタ、うどんには欠かせません。
2.ハーブと、独特な調味料にハマったから。パクチー(香草)やレモングラス、バジル、クラチャーイ(タイ生姜の一種)、プリック(タイ唐辛子)、ココナッツミルクなどなど、今まであまり経験したことのない味が新鮮でした。
そして、何といってもナンプラー(魚醤)ですね。このナンプラーが様々な料理に使われています。独特な旨味を出します。日本料理でいうところの、醤油に近いです。
3.ナンプラーに含まれる豊富なアミノ酸を私の身体が欲しているから。これは完全に憶測に過ぎませんが、日々走っていると、ランニングに寄ってアミノ酸が分解されてしまいます。その補修にアミノ酸(タンパク質)は不可欠です。最近では、身体が欲しているもの=美味しいもの、になってきているのを実感しています。タイ料理は、私が欲しているものだったのかもしれません。
4.気さくなご主人、明るい奥さんの人柄がいいから。もう3回も行きましたが、カウンターで1人で食べていると、色々と話をしてくれます。青パパイヤのサラダとか、まだまだ美味しい物がたくさんあるそうです。
長々と書きましたが、辛い物が苦手な人は、ちょっとムリかなー。
辛い物大好きって人は絶対行ってみてください。新しい味覚の辛さが実感出来ます。
書いていたら、また食べたくなってきた。
学生時代に通った「吉野家」の「また食べたくなる成分」(今は全く感じないですが)が、今の私にまた現れた感じです。タイ料理は、医食同源、身体に良いものばかりですからね。
唐辛子に含まれる栄養素は身体に良いのですが、含まれるカプサイシンは取りすぎるとお尻が痛くなるので、ほどほどに(≧∇≦)
全ては消化されず、お尻の粘膜を傷付けてしまうそうです。
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