2015年12月2日水曜日

手作りしめ縄

お正月に各家庭の玄関に飾られるしめ縄。

クリスマスリースを飾らない家庭は多いですが、しめ縄を飾らない家庭は少ないのではないのでしょうか?

都会では分かりませんが、少なくとも地元高山では飾らない家庭は少ないように見えます。飾っていないと「ご不幸でもあったのかな」と思うくらいです。

かつてのしめ縄のデザインは


 
 
こういったものが主流でしたね。今でも朝市やスーパーで売ってます。地元の農家の方が作っています。
 
 
ワラが新鮮で、いい香りがします。
 
 
私がまだ子供の頃、その頃は東京に居たのですが、年末に高山に遊びに来たときは、当時の岩田生花店を手伝わされました。1980年代ですね。バブル期よりも前。
 
 
その頃も良く売れました。国分寺通りに てきや風に露店を出し、ござの上にしめ縄を並べて販売してました。小学生くらいの子供たち(私や弟、従兄弟も)が「いらっしゃいませー」「しめ縄いかがですかー」とか声を出していると、かわいいからでしょう、本当にずいぶんと良く売れた記憶があります。
 
中にはいくつも買ってくれる羽振りの良い方が居て(たいてい社長さん風のおじさん、車はクラウン)その当時1個8,000円の大きいものを(まだ消費税は無かった時代ですね)を2個に、車用を会社の所有台数分2,000円×8個、神棚用まで買ってもらうと3万とかすぐにいくわけです。沢山買ってくれたお客様にはなぜか三三七拍子をしました。で、最後に拍手で「ありがとうございましたー」って。(そういえば、車用のしめ縄はすっかり姿を消しましたね。あの頃は皆、車に付けてましたよね。)
 
そんなお手伝いが、子どもながらに楽しかった記憶があります
 
バイト代?そんなの確か無かったです。もらえるお年玉が少しだけ多かったくらいだったと思います。
 
 
時代は変わりました。
 
最初に妻が手作りで作り出したのはいつ頃からだったでしょうか?10年くらい前かな?
 
 
その頃からリース型しめ縄が生まれ、空の色ではそこから年々さらに進化。
 
 
今年のしめ縄です。
 


ワラに色が付いています。形も変わっています。



 
今年は、ayumiちゃんが中心になって沢山作ってくれました。
 
コツコツと根気のいる作業です。大量生産は出来ません。
 
 


 
 
造花やプリザーブドフラワーを使い分け、特殊な接着剤で付けていきます。
水引きやタッセルも使います。
 
 
 
 
 



 
 
優しい色目が多いです。
シンプルな美しさです。






例年、早い段階で売切れてしまいます。
どうぞ、お早目にお買い求めください。



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