2016年6月11日土曜日

最後の最後まで諦めなかったことだけは自分を褒めたい

月曜日に「棄権」宣言を出したわけですが、実は全然諦めていませんでした。
(はい、しつこい性格なんです)

仕入れに行きながら、「針治療」について調べまくる。


ほお。東洋医学という方向があるのか。


まだまだ知らないこと沢山あります。

2件の針治療院を回り、かなり丁寧に施術してもらいました。


まさに最後の最後、ギリギリまで悪あがき。
1mmでも可能性があるなら、それに賭けてみたい。

そりゃ来年もまた開催されるけど、今年のウルトラはもう経験できない。
何より、あの70km走よりもキツイ地獄があるのなら、やっぱり見てみたい。

ダメならダメで、せっかく飛騨在住なら後日一人100kmレースやってみるか、とまで考えましたが、やはり給水やエイドなど、途中での不安が大きすぎるし、大勢で走るから頑張れるけど、一人ではさすがに意思が維持できるか自信が無い。おまけに飛騨高山スキー場付近の熊出没注意が怖過ぎる。





前日エントリーに行きました。すごい人でした。

ビッグアリーナへの自転車往復立ちこぎは膝の痛み出なかった。

今年の記念Tシャツ、黒でかっこイイ。

夕方

最後の最後、一か八かの試走スタート!!


もう本当にドキドキですよ。
1歩1歩で身体に言うんです。
「大丈夫。大丈夫。傷み出ないよ、大丈夫」
思い込みってあるじゃないですか。暗示に掛けるんです。


1km付近。

ピキッ(小文字くらいで)

「いやいや今のは違うって」 自分の感覚を全否定します。

ピキッ。

「痛いような気がするだけでしょ。記憶している痛みだよ、これ。フェイクな痛み」

2km付近

ピキッ ピキッ(大文字くらい)

「痛いような気がするけど、まだいけるはず」

3km手前の坂

ビッキー!!

「はい、はい、分かりましたよ!!やめれってことやな」


 

とぼとぼ歩いて帰ります。これ、何回目だろう。

私、3週間前に本当に70km走れたのか??


あそこに見える山並みを

明日は3,000人のランナーが駆け抜けるのだが

そこに私は居ないのか・・・・



諦めがつきました。

精一杯やってみた。最後の最後まで諦めなかった。

それだけは自分を褒めたいけど・・・・


やっぱり70km練習はちょっと間違った選択だったようですね。

相当に高い高い代償になりました。
(無駄になったエントリー費とそれに近い治療費も・・・・しばらくは質素に生きます)






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