昨日の山の村だいこんマラソン大会において、100人を越えるランナーがキイロスズメバチに刺された事件。
テレビニュース(NHKまで)でも繰り返し報道され、街のウワサにもなってました。
私は昨日さっそくブログに、少し面白おかしく書いてしまいましたが、それは、友人O氏が思ったより辛そうにしていなかったこと、大々的に報道されることで、運営側が疲弊し、来年の開催が危ぶまれることを危惧したからです。(良い大会なので)
とはいえ、RUNNETに掲載されたランナーの皆さんの体験談と評価を読むにつれ、私の書き方は被害に遭った方からするとやはり不適切かなと感じ、ここにお詫び申し上げます。
軽く書いてしまい、申し訳ありません。
被害に遭われたランナーの方で、他県からはるばるお越し頂いた方は、前日宿泊や交通費など、時間とお金を費やしていたにも関わらず、蜂に刺されて棄権ではお怒りになるのはもっともだと思います。
また、事前に蜂が見つけれなかった不手際よりも、事件後の初期対応の悪さを指摘する声の方が多いようです。
確かに、公式HPでの謝罪はその日のうちに掲載されるかと思ったら翌日も遅めでしたね。HPくらいはもっと早めに掲載すべきかと思います。
救護の方が
「道の駅に氷を取りに行ってます」と私は聞きました。「取りに行く」では遅くなりますよね。「下から運んで貰う」では無かったのかな?(言葉に寄る憶測に過ぎませんが)
救護、手当を優先することより、ランナーを応援したり、表彰したりという雰囲気ではありました。事件は後回しのような(大事にしないような)空気は確かにありましたね。(事実確認中であった?)事の大きさは、報道が拡散したことにより、初めて認識されたような気もします。現に、我々も蜂がスズメバチであったことはネットニュースで初めて知りました。
とはいえ、地方の、しかも人里離れた地域での大会運営は難しい部分が多いと思います。
以下の山の村についての情報をお伝えします。
岐阜県東北端、飛驒市神岡町の標高850 ~ 1000m の盆地に広がる「天空の里」。茅葺(かやぶ)き民家や全面板造りの伝統的な倉庫「板倉」が残る。七つの集落があり、山之村はその総称。地名ではないため、「地図にない村」とも呼ばれる。だが、少子高齢化が進み、住民は約70 戸170 人足らずに。築約120 年の豪壮な農家建築を受け継ぐ松葉健治さん(75)は、「日本の田舎の原風景を守り受け継ぐのは、現在なかなか難儀。美しい田園風景を残すためにも、若い世代の交流人口を増やしたい」と、次代へ託す思いを話した。
このような地域で、これだけの大会を維持していくということは、おそらく大変なことでは無いかと思うのです。
小さな村が、全国区で報道され、不名誉な事件の地として知られてしまう。せっかくのアットホームな大会が、来年開催されない事態になってしまわないか、と。
賛否両論あるかと思います。
ただ、私が刺されていたとしたら?
アナフィラキシーショックの事がありますから、やはり今後心配が無いとは言えませんよね。今後登山もまだまだ行きたいのに、「リーチ」状態では恐怖感が無いといっては嘘になります。
刺された方のことを考えると、やはり軽く考えるべきことでは無いかもしれません。
と、ここまで深く考えてみました。
物事は一方向からだけでなく、あらゆる角度や立場から考えるべきですね。
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