さて
そろそろ北アルプスは無理かなーと思いつつ、3時間おきに天気予報を見る日々。
週末に重要な仕事を抱えているし、どうしようかなーと思いつつ
10月18日(火)晴天予想。気温も高め。
行ける!!
行くしかない!!
これがラストチャンスかもしれない。
北アルプスの地図を見て、行きたい山を決める。楽しい時間です。
選択1.確認の意味で、中の湯ルートで焼岳?
(2週続けてはさすがにちょっと)
選択2.焼岳から見た霞沢岳?
(上高地に行ったことないから、バス等の乗り換えに不安が。ルートもキツそう)
選択3.いよいよ奥穂?
(日帰りは槍並みに気合いいるし、来年に取っておきたい)
選択4.北アルプスではないけど、白山?
(平瀬からの登山道が崩落により通行止め)
選択5.双六岳?
(いつかは行くけど、今は100名山にこだわりたい)
ということで、比較的楽なルートの「常念岳」に決めました。100名山です。長野側から登ります。登山口までの長距離運転が大変そうです。
夜中、2時前に出発。もちろん、オニギリ握りました。補給食などは途中のコンビニで。
現地到着。AM3時40分。やはり2時間掛かりました。遠かった。
外気温11度。
一ノ沢から登ります。三俣から蝶槍経由もありますが、キツそうなので今回はやめました。
登山道を歩き始めました。
ところが・・・・
この直後に始まった登山道が割と最初からキツイ。倒木も多い。
そして、暗いものだから非常に道が分かりにくい。
30分ほど歩き
「これってちょっと・・・・まさかの判断ミス?」
さらに10分後
「これって怖いレベルでは・・・」
その10分後には
「どうしよ。戻るか・・・・」
けどすでに1時間くらい登ってきているから今更引き返すのも・・・・・
時計はAM5時。夜明けにはまだ30分以上あるし、いきなり明るくはなりません。
暗いので、ルートの分かりにくさも怖かったのですが、一番怖いのはやはり
「熊との遭遇・・・・」
マジで怖かった・・・・・
(明るくなってから撮影)
救われたのは、KONGさんで買ったクマよけベル。この音にどれだけ救われたことか・・・・
けど、この後事件が・・・・
どこをどう間違えたのか・・
沢の方に入ってしまった。この先のルートがどうもよく分からない。
地図アプリで確認しても、イマイチ良く分からない。
進むのも戻るのもやめて、夜明けを待つことにしました。
ざあああああああああ。
沢の音が響きます。不安をあおります。
諦めて座ってオニギリを食べます。寒さを感じて、防寒着を着ました。
暗い中待つこと20分ほど。
5時40分、ようやく少しだけ明るくなってきました。
登山道が見つかりました。
やはりわずかに逸れていただけでした。たったこれだけのことが、真っ暗だと判断出来ないのですね。本当にいい勉強になりました。
林道はまだしも
初めて歩く登山道を
単独で
真っ暗な中
二度と歩かない!!
固くココロに誓いました。
続く。
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