2018年3月3日土曜日

まもなく募集を締め切ります

1月から始めたスタッフ募集には、過去に例の無いほど応募があり、本当に感謝しています。

そして3月に入り、大変忙しい中、3人もの方が研修をスタートさせています。何とか3月を乗り越えて欲しい、そう願っています。

4月から入社する方も1名決まり、私が打ち立てた5名の方の新規補充は現実味を帯びてきました。本当にありがたいことだなと思います。

なので、そろそろ募集を締め切りたいと思います。締め切りが決まりましたら、またお知らせしたいと思います。


多くの方と面接する中
「私のブログを読んで応募した」という方が多数いらっしゃって、読み返してみました。以下が私が3年前に書いたもので、今現在もほとんど変わっていないので、ブレていないことが実感できてうれしいです。やっぱり書き残すって大事なことですね。けど修正点は若干ありました。文中に取り消し線を引き、修正をおこないました。意外な箇所に修正が加わりました。


2015年9月1日投稿

早いもので、2015年も9月を迎えました。

flowerー空の色ーでは、ただいまスタッフを募集しています。

2年前の6月に投稿した内容をコピペしましたが、2年経つと少しコンセプトが変わってきてました。修正をほどこしたものを投稿します。


人は、大人になったら働かないといけません。食べていくためには働いてお金を稼ぐ、これは日本に住む限り、3大義務のひとつです。とはいえ、世の中働きたくても働けない人もたくさんいるわけです。義務であり、権利であるのですね。

それはさておき、世の中さまざまな仕事があります。そして、花屋で働くというのはどういう事なのでしょうか?また、「空の色」はどういう花屋なのでしょうか?

ちょっと過去ログを振り返ってみます。

2012年3月投稿(今も変わりません)

花業界。よく話すのですが、決して楽な仕事ではありません。「綺麗な花と香りに囲まれていいわね」と良く言われます。もちろん間違ってはいませんが、実際は手も荒れるし、バケツの水は臭くなるし、けっこうな重労働です。ビックリして辞めてしまった人、過去に何人もいます。でも、それはしょうがないです。うちとその人が合わなかっただけ。その方が悪いわけでは絶対に無いです。人にはそれぞれ向き不向きの仕事があると思います。「私は向いているのかな?」見極めるの難しいと思います。けど、店のスタンスを、スタッフひとりひとりに合わせる訳にはいきません。スタッフひとりひとりが店の方向性に付いていく、はちょっと言い方キツイかもしれませんが、そういうものかと思います。「お花を介してお客様に喜んで頂く」単純なコンセプトです。キモチを合わせて頂きたいです。


弊社の理念(ホームページより)

経営理念

  1. お客様を幸せにしましょう
    わたしたちのつくる花でお客様を幸せにしていきましょう
    わたしたちの笑顔でお客様を幸せにしていきましょう
    わたしたちのサービスでお客様を幸せにしていきましょう
    わたしたちのココロでお客様とともに幸せになりましょう
  2. 毎日、出来ることから努力しましょう
    今日より明日 1歩進むため勉強しましょう
    出来ないことにチャレンジしましょう
    感性と感動するココロを養いましょう
  3. ひとつひとつの出会いに感謝しましょう
    人や花、あらゆる出会いに感謝しましょう

2012年8月投稿より(2015年現在も同じ考えです)


ただ今、flower-空の色-では、ともに働いて頂けるスタッフを募集しておりますが、いくつか補足をしたいと思います。まず「年齢制限」についてです。

18歳〜30歳くらいまで
とうたってありますが、下はまだしもこの30歳くらいという上の制限がどうかなというところがあるかもしれません。

ハローワークに申込みに行くときまって言われるのが、なるべく幅広く設定して下さいというこの年齢制限です。

「30歳くらいまで」では当然私もはじかれてしまいますし、うちのスタッフでも何人も、はじかれます。

ただ、どうしてもこの仕事柄、覚えないといけない事は多岐に渡り、「花が好き」という思いだけでは乗り越えれないハードな面を持っている事は事実です。

正直言って、主婦業(私も家事をかなりやるので、それはそれでわたしは大変な仕事だと思っています)の片手間にやるにはちょっとハード過ぎるのでは と思っています。

何て書くとますます「やってみたい」と思う方が少なくなってしまいますが、ひとつだけ確実なことがあります。

それは

「お花は、必ず、頑張った人には美しく咲いてくれる」ということです。

花束ひとつを作るにも、スタッフひとりひとりに同じ花を同じ量渡しても、社内であっても、仕上がりは千差万別です。不思議なのは、同じ花でも、その作り手のキモチひとつで大きく変わるということです。

やっぱり頑張った人には、実に美しい組み合わせで咲いてくれるものです。

花束やアレンジメント、うちはこだわりを持って作っております。商品としてお客様にお渡しするには、やはり相当の努力をしないと作ることは出来ません。それは今後も、決して変わらないうちのスタンスです。(作り直し、しょっちゅうです)

努力を惜しまなければ、必ず美しく咲いてくれることは約束します。ただ、そこへのプロセスは決して生易しいことではないこと、これも事実です。

それが18歳から30歳くらいまでという、今まで数多くのスタッフに働いてきてもらった、うちの経験から出した今までの平均値と言えるのです。

ですから、年齢以上であっても、思い切って「チャレンジしてみたい」と思う方は、今お伝えしたことを理解して頂いた上に、ぜひ応募してみて下さい。

ちなみに、人生経験や常識、マナーなどでは、30歳以上のかたの方が若い子より豊かであるケースが多く、即戦力としては大変貴重なのですが、やはり長期的な視野で育てていきたいというところと、その為には時間がかかるというところで(平均、1年です)若い方を望むことが多いです。
これらの趣旨を、ご理解頂ければと存じます。

最後になりますが、面接の際にお聞きすること。

「あなたは仕事に何を求めますか?」
「あなたは働くということをどのようにお考えですか?」

どのような仕事であっても、ラクしてお金を稼げる仕事、そうそうにあるものではないです。やりがいをどこに見出すのか、花屋という世界には独特のものがあり、その魅力から女性1人でも花屋をやっている知人、何人も知っています。美しい花の組み合わせを自ら創出し、それがお客様に喜んで頂ける楽しみ、それが花屋の魅力でもあります。

思い切って飛び込んでみて下さい。
あなた自身、自分でも気付いていない可能性、秘めているかもしれませんから。

2013年6月に投稿(若干修正しました)

決してこの業界、高い給与水準ではありません。ただ、弊社では女子スタッフも全員正社員です。福利厚生はきちんとしている方だと思います。(この業界、バイト扱いが多いですからね
2018年修正。他の生花店においても、正社員登用は進んでいます。
 正社員になれるかどうか、早いかどうかは全て本人の努力次第です。努力した人は必ず報われる、そういう会社でありたいと思っています。少ないですが、何とか賞与も出せています。(今夏も出ました)


では、具体的にどういう人材を欲しているかと言いますと

1.花の好きな人  やっぱりこれは欠かせませんね。おそらくどの仕事に付くにせよ、その仕事の商品や業務を好きになれなかったら続けるのは一般的に難しいのではないでしょうか?花は正直です。頑張った人には綺麗に咲いてくれます。作った花がお客様に喜んでいただけるのは最高のやりがいです。
2018年修正。意外な箇所を修正します。別に花が好きでなくてもやってみればいいと思います。何事もやってみなければ分かりません。昨年うちで1年間限定で頑張ったKOSUKEは、うちに来る前に花に全く興味が無かったばかりか、むしろ苦手だったそうです。それが、始めてみたら自分でも驚くほど花が好きになったと。嬉しい事を言ってくれました。最初から好きでなくてもいいと思うんです。ちなみに私は20年前、毎日毎日葬儀系の花の仕事を修行していたとき、花が嫌いになりそうだったことを覚えています。けど、その苦しかった経験が今の私のベースとなっています。あの時代に感謝しています。

 2.人を喜ばせることが好きな人 この場合の人はほとんど「お客様」になりますが、花を介してお客様に喜んで頂けること、感動して頂くこと、ここに喜びを見出せる方がいいです。

3.コミュニケーション能力の高い人  例え、腕に自信が無くても、接客は本当に上手とか、笑顔が素敵だとか、人柄で会社内をまとめてくれるとか、人にかかわる部分での特徴のある方はどこに行っても重宝されますね。

4.専門的な知識を持っている人  花の知識はまるで無いけど、PCは任せてくださいとか、DMデザインは作れますとか、企画力には自信がありますとか、皆が持っていない、秀でた何か専門的な能力の高い人も欲しい人材です。

以上ですが、もちろんこの全てを持っていないとダメでは無いです。たとえば、この中の2つはありますでいいと思います。(例:2と4はあるとか)ただ、うちの規模だと「PCの仕事のみ」といった仕事内容にはいかないです。やはり花には触れて頂き、花束やアレンジメントを作れるようになったり、最低限の接客や配送ももちろんあります。

ついでに書いてしまうと、以下のような人はちょっとムリかと思います。

1.体力の無い方    おそらくキツイです。残業もありますので。花の世界にどっぷり漬かりたい人向けです。
 
2018年修正。 花屋では、体力が無いと間違いなくキツイです。うちには現在、花屋兼バレリーナが居ます。空の色で働いた後で、毎日バレエレッスンに通っています。一緒に働いていて思いますが、やはり「体力」って大事だよな、それには日頃いかに身体を整えているかだよな、と思います。ちなみにもう少し書くと、自分の身体って一生付き合っていくんです。自分の身体をしっかり見つめ、メンテナンスすること、すごく大事なことです。一番大事なことかもしれません。地位や名誉、お金よりも大事かも。お金では買えません、健康は。

2.花に興味の無い方 勤める会社の商品や業務を好きになれなかったら、働くことは難しくないですか?かつて、私も花が嫌いになりそうになったことがありましたが、正直その当時はかなりキツかったです。花には罪がありませんので。
2018年修正 上記で修正したことと同じ理由です。
なので、空の色で働くことで無理な方は、体力に自信の無い方だけですね。けど、どのような仕事に付かれても「体力が無い」というのは問題ではないかと思いますが。


会社の雰囲気や働きやすいかどうかは会社が作るものではありません。個人個人がどう自分の役割を担い、どうすれば働きやすいか、どうすればやりがいのある職場を作れるかを個々に考えるべきだと思います。どんどんアイデアを出して下さい。うちの店では、出る杭は打たれません。やる気のある人がどんどん仕事を覚え、評価されていってます。

 

大変長くなりました。

最後に弊社の目標ですが、大きな規模の花屋にしようと思っていません。支店を増やそうとも思っていません。(高山の人口では限界があります)スタッフの数もむやみに増やそうと思っていません。

「空の色の花を1人でも多くのお客様に提供できて、喜んで頂く」
ただそれだけです。

それを続けていたら、もしかしたらスタッフが増え、支店が増えるかもしれません。ただ、それが目的ではないということです。

そして
「空の色で働いてくれるスタッフが、やりがいがあって、なるべく給与が良くて、休みが多くて、何より花を触る仕事が楽しいと思える環境であること」
これも大事な目標です。

スタッフの成長こそが私のやりがいです。

ただ、この目標に向かうには並大抵の意気込みでは厳しいです。お客様の目は厳しいです。100点のサービスで当たり前。120点の商品とサービスでお客様を感動させる事。それにはあらゆる努力が必要です。平たんな道のりで無い事は確かですが、得るものも大きいと思います。きっと技術や感性だけでなく、それ以上の事を習得出来ると思います。


それでは、一緒に「空の色」で働けること、楽しみにしておりますので、どうぞ思い切って飛び込んでみてください!!
 
 
 
 

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