2016年8月20日土曜日

連載vol.7 出会いの楽しさその2

八合五勺まで来ました。



御来光館





実は、空の色みんなでここに宿泊予定でして、ギリギリだったのに快くキャンセルを受けて頂けました。すごく対応も良かったので、来年来れるときはまたここに予約しようと思っています。

台風のせいとはいえ、キャンセルして本当に申し訳ありませんでした。急に決めたので、お詫びの品を持参する余裕が無かったです。ほんと、すいません。(ってここで謝っても謝ったことにはなりませんね)
 



ここで11時です。いい時間です。お昼までに登頂できそう。


この八合五勺を過ぎ、九合目手前で、何やら不思議な方と遭遇。
 



見るからにちょっと変なものを背負っている。

車輪?

そ、それはどこからどう見ても

自転車?


またも話しかけてしまいました。

「あの。新手の武者修行ですか?」

「いえ、新手のアホです!!」

ヤバい。おもろいヒトや。

なんでも

大阪からスタートして、日本中をバイクで回っている。
一日200kmは走る。
日本中を回るなら、やっぱり日本で一番高いところに行かないと。
五合目まで走ってきたけど、そこからはバイクを背負ってきた。
ザックの中に生活する全てのものが入っているので、合わせた総重量はたぶん50kgくらい。

「あの。普通は五合目でバイクを停めて、施錠して登るのでは?」

「いやー。こいつとはいつも一緒に行動するんで」

面白い!!
というか、おっしゃるとおり、確かに新手のアホや!!

けど、ハンパない根性と行動力。尊敬に値するわ。


「一緒に写真撮らせてもらってもいいですか?」
「ぜひ!!」
 


(掲載は許可済み)

若干19歳だとか。
日本は広い。
そして富士山にはすごい出会いがある。
私より26歳も若いけど、そのパワーがあればきっと何でも出来る。
将来が楽しみな青年だなと思いました。

LINEアドレスをその場で交換し、撮った写真を送りました。

その後、頂上でも会って話をしました。
交わした握手の握る手が力強かった。
 




またいつかどこかで会うこともあるかもしれない。


けど、K君。その後たまたまどこかのHPに載っているのを読んだけど

K君のように、バイクを担いで登る人、過去にも沢山いるらしく

他の方に危ないので「禁止」ってなってたよ(笑)

良かったね、怒られずに登頂出来て。

それより、帰りのあの激しい雷は大丈夫だったかな?
雷に狙われないか、そっちの方が心配でした。


またいつの日か会いましょう。




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