2013年1月6日日曜日

マスコミとの決別

私は急激にマスコミへの信頼度を失いつつあります。

かつてからマスコミの偏向報道は問題視されてきましたが、ここへきて急激に信頼度を失いつつあるのは、新政権への報道のせいでしょうか?

私は長いこと地元紙中日新聞のファンでした。中日春秋の内容に感銘し、切り取ってスクラップしていたこともありますし、記事の内容に涙したこともありました。社説は、私の価値観を決める上での重要な要素でもありました。ある時は、地元大企業TOYOTAの下請け企業がいかに大変な思いをしているかの連載記事がありましたが、その記事の周りにTOYOTAの広告をたくさん見たときは、「これって記事にしていいの?」とかえって中日新聞の潔さを感じたほどでした。(むしろTOYOTAが潔かったのか?)

ところが最近の記事を読む限り、どうしても安倍政権への不安材料ばかりを列挙している気がしてなりません。いわゆる「安倍叩き」です。

ばらまいてもいない状態から「バラマキ政策」とあおったり、3年前の自民党政権となんら変わりない印象と決めつけたり、民主党政権の3年に渡る罪の批判はほとんど無く、新政権への不安をあおるような報道が目に付く。信頼していた中日新聞にまで裏切られた気持ちで大変に残念に思う。

そもそも最近は、日々のニュースならネットの方が断然早いし、テレビ番組表や天気予報も携帯で見れる。そもそも新聞を購読する必要があるのか、最近はそこまで考えるようになった。

個々の新聞社が独自の論説を持って、時の権力に対して主張することは大切なことです。各新聞社によって個性もあり、全てを「偏向」と言い切るのは乱暴かもしれません。限られた文字数、あるいは時間によって、掘り下げて報道するのには限界があるかもしれません。多少の片寄りはやむを得ないかもしれません。

ただそれにしても、読んでいて疑問を生じる内容が多く見られるようになりました。

中日新聞ではないですが、安倍さんが「竹島の日」に政府主催の式典を延期したニュースにおいては、「公約違反」とうたう報道がありました。私にはそれは周辺国との関係を考えればむしろ潔い決断であったと評価しました。日本は大人の対応をすべきだと思います。このメディアは、もし式典を実行していたら、それはそれで周辺国との摩擦激化と報道していたのでしょうか?

今のところの安倍政権は、景気対策といい、外交といい、かなりスピーディな運営には問題ないと思っています。為替や株価といったマーケットにはっきりと数字で出ているわけですし、それがそのまま新政権への評価だろうと思います。良い評価はしないまでも、せめて決めつけた報道はやめてほしいものです。

もちろん、ネットの世界が良いかといえば決して言い切れません。ネット住民の中にも正しくない情報を拡散する人もいます。最近では某女子アナが起こした死亡事故が「ラブホ」の駐車場だったとガセネタを流す人がいて、うっかり信じるところでした。(実際はビジネスホテルで家族と一緒だった)そういった、一部の信頼出来ない情報が広まるとネットの世界の信頼性が大きく損なわれてしまう。※ただし、「家族とビジネスホテル」の報道が間違いの無い事実であればの話だが。。。。

今現在、私たちは、より情報の取捨選択の必要性の高い社会に生きているのだと認識する今日この頃なのです。


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