2015年11月5日木曜日

富山マラソン2015 まとめ その4




午前9時、レースが始まりました。スタート地点辺りまでは、早歩き程度で。混み合うので走ることは出来ません。

2分後、ようやくスタートラインを過ぎると走り始めますが、右も左も前もランナーが。





走りにくい状態が10分ほど続きます。6分/kmより遅いくらいのスローペースなので少し焦りますが、これは仕方ないと諦めるしかないです。空きスペースに移動しようと、ジグザグに走ったりすると体力を消耗するらしく、今回はなるべくやらないように、ひたすら普段の走りのイメージを守りました。





スタートして20分後、何と祭屋台が目の前に。後で調べると、御車山(みくるまやま)という、国の重要民俗文化財に指定されている高岡市の屋台。飛騨高山の祭屋台と同じ文化財です。それを出して応援してくれるって、かなり凄いことじゃないですか!高山だと祭りの時以外に見れることはまずムリですね。マラソン大会の為にわざわざ出してくれるとは、富山の方の意気込みを感じました。

沿道の応援も本当に凄かったです。実に大勢の高岡市民の方々が手を振り、声に出し、応援してくれました。





街中を抜け8km付近、庄川沿いの河川敷を走ります。この河川敷でも沿道の応援が凄かったです。あの岐阜清流ハーフでも、河川敷でのここまでの応援は無かったですね。第一回大会ということもあるとはいえ、官民挙げての大会成功への熱意をヒシヒシと感じました。

さて、走りの方は、河川敷に入った辺りからかなり走りやすくなり、少しペースを上げてスタート直後のロスをカバーしました。平均タイムは、5分35秒/kmくらいに回復。汗も出始めたので、給水の度に水分補給しました。

周りのランナーは、ランナーズハイが出始めた頃で、空きスペースに向けジグザグに走ったりと、ちょっと無駄な走りをする人も見受けられました。まだまだ先は長いので、私はひたすら体力の温存を考えていました。とにかくイーブンペースを維持したい。






とはいえ、子どもたちが一生懸命応援してくれるのは本当に嬉しくて、「ありがとー」と言いながら、ひたすらハイタッチを繰り返しました。岐阜の時は中盤から余裕が無くなり、タッチする気力がまったく残っていなかったのですが、今回は子どもたちとは最後までタッチを繰り返しました。レース中に、これだけ何枚も写真が撮れたのも初めて。

ガチで記録狙いのフルマラソンのはずだったのですが、富山の方の応援熱意が凄すぎて、すっかり楽しくなってしまいました(笑)





庄川をまたぐ橋を越えると、射水市に入ります。ここで15km。身体と会話をします。汗はかなり出てますが、ほとんど疲れはありません。これくらいの距離は毎日のように走っていました。とにかく問題は、35km前後のはず。未知の領域でやってくるだろう何かを恐れながら、とにかくペースを維持しました。







サブ4を目標とした、5分半/kmのペース表。

私のペース
5km 28分38秒
10km 55分33秒
15km 1時間23分53秒

ここまでは、まずまずのペースでした。

続く



0 件のコメント:

コメントを投稿