2017年10月5日木曜日

連載 Vol.5 北アルプス奥地2日目

日々の忙しさにブログ更新があまりにも追い付かず、北アルプスの記事を1ヶ月以上も経ってからアップしている自分がもどかしい(汗)
ま、でもこの記録はあくまでも自分の為なので、やはり優先順位は大事にしていこう。記憶はどんどん薄れていってしまっていますが。

 
黒部五郎小屋の中。
奥がポットン式のトイレ。
紙はありますが、便器の中には入れずにカゴに入れてください、とのこと。


 
17時半からの夕食がなかなかのボリュームでした。こんな山奥でこれだけの食事が食べられるのは有り難いことです。

ただ、食べ終わったらやることがない。携帯が全く繋がらないので、あわよくば仕入れ予約をしたかったけど、家族への連絡すら出来ませんでした。外は寒過ぎて出る気になれず。

同じ部屋だった30代の男性とひとしきり山の話で盛り上がり、その後19時前には早々に寝床につきました。敷き布団もなかなかのせんべい振りで、上にかける毛布もかなり薄い。部屋に暖房器具は全く無く、この日は相当に冷え込んだので、ダウンジャケットまで着て寝ました。外でテント泊、しかも単独女子の方が凍えてしまわないか本気で心配しました。私にはやれそうにないな、と今回痛感しました。

この北アルプスで単独テン泊女子をずいぶんと見かけました。おそらく私のザックの倍くらいの重さかと思います。本当にかっこイイなと思いました。

夜は割とすんなり寝れました。耳栓にアイマスクまで持ってきて正解でした。

 
 
朝食はAM5時から。私は明るくなってから出る予定でしたが、朝食を弁当にしてもらって暗いうちから出て行く方も居ました。
 
 

 
2日目スタート。筋肉痛とかありません。
よし行こう!
 
朝の5時半からいきなり急登が登れるって、ある意味とても幸せなことです。
 

 
振り返ると、黒部五郎岳のモルゲンルート
左は、高山市方面の雲海。
この時間にここに居れるから見れる景色。
幸せなことです。
 
 

 
昨日通った、チングルマのお花畑を抜け
 
 

 
日本最後の秘境と言われる、雲ノ平方面が見えます。
小さく雲ノ平山荘と、後ろにそびえるは薬師岳かな。
 
来年あそこに絶対行こう、と決心しました。
 

 
万年雪の向こうに槍ヶ岳
今日も快晴です!!
 

 
歩くこと1時間半。
ようやく三俣山荘が見えてきました。
後ろに見えるのが今日の目標、鷲羽岳(標高2,924m)
 
 

 
槍・穂高が美しい。
 
 

 
三俣山荘には展望喫茶があるんです。
営業時間を確認。まだやってないので帰りに寄ろう。
それも今日の楽しみのひとつ。

 
本当は、黒部源流やさらに奥の水晶岳まで行くつもりでいましたが、今日中に下山するにはやはり無理がありそうなのでやめました。(この判断は正解だったと後で思いました)
 

 
 
AM7時半 鷲羽岳へ向かいます
 
 
 


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