2015年1月28日水曜日

学べる時代

インターネットの普及とそれに伴う便利な機能により、私の生活はずいぶんと変わりました。その恩恵は計り知れません。

そのひとつが「学ぶ」ということ。

家でランニングしながら、何気無くテレビを見ていて気になったのが「ユーキャン」のCMの多さ。CMが多いということは、需要が高いタイミングなのでしょうか。

かつて「学ぶ」ということは大変でした。

図書館に通って資料を探したり、辞書や参考書を使ったり、義母に料理を教わったり、人生の先輩方にマナーを教えて貰ったり。

今はありとあらゆることが、インターネットで調べることが出来ます。

料理は、クックパッドのおかげでずいぶんと上手になりました。もちろん失敗も数多くあります。基本的に書かれている材料や分量を守ることが嫌いで、自分なりにアレンジを加えたがるので失敗も多いです。

昨日作った、切り干し大根の煮物は味付けが濃過ぎた。料理は、「薄い」のは足せば良いが、「濃い」のは薄くするのが難しい。

失敗を経験して、今度は改善策をネットで調べる。そうか、慌てて更に調味料を足してしまうとドツボにはまるのか。湯で薄めて出てきた水分を捨てるやり方や、酒を足すやり方など。

かつては、義母やばあちゃんなど、目上の先輩方に教わっていた秘けつも、ネットを使えば一流の料理人のアドバイスが見れたりします。短時間で「学ぶ」ことが出来る訳です。

私が最近挑戦しているのが、包丁を研ぐこと。使う道具は大事です。かつては、(これもネットで)研ぎに出していましたが、何かと面倒だし、自分でやれないかなと。

まずは、砥石をネットで調べて買います。数種類を使う本格的な方もいますが、私はとりあえず一種類だけ。

さっそく見よう見まねで使ってみますが、全く分からない。ネットでも調べるが良く分からない。

次に使ったのがYouTube。やはりありました。プロの方が実際に研いでいる動画。これは大変参考になりました。繰り返し見て覚える。その道のプロの仕事が家に居て見れるのは有難いことです。

それでも最初は上手くいかず、何度も諦めそうになりました。コツがつかめないのです。

「簡単に出来たら、プロの仕事無くなるわな」つくづく感じました。「餅は餅屋」ということわざが頭の中をぐるぐると巡ります。

最近やっと、「刃がつく」ことが出来てきたような気がします。もちろんプロの仕事には程遠いとは思います。ただ、自分でやることにより、そのことがいかに大変なことかが分かったので、それだけでも有意義なことです。




私たち、花業界も転換期を迎えています。

ブライダルの仕事をしていると、「ブーケは知り合いが作るので」という方が多いです。最近は、花を学ぶ方も多く、確かにブライデーを使えばちょっと勉強をすれば作れなくは無いです。

ただし、新郎さんが胸に付けるコサージュ(ブトニア)や、花嫁さんが頭に付ける花(ヘッドドレス)になると、ワイヤリングやテーピングといった技術が必要になります。さらにリボンを付けたり、作った花を管理したり、という専門的な知識と経験、道具が必要になります。さらに、仕入れる花のクオリティや、向き不向きの花の取捨選択もあります。

ブトニアやヘッドドレスは大丈夫ですか?と聞くと、それは出来ないといったケースも多々あります。

好意で作って頂いたり、お値打ちに作りたいといった事情は分かりますが、高いクオリティと安心感を望まれるなら、やはり私たちプロにお任せ頂きたいです。

そして、我々花屋も、技術や感性を磨き、専門職としてのプロ意識を高める必要があると思います。やっぱりプロに頼んで良かった、そう思われなかったら、我々の存在価値は無くなるでしょう。

それこそ、(調べてないから分かりませんが)アレンジメントやブーケの作り方の動画もあるのでは?

話を戻しますが

ネット上ではありとあらゆる疑問を調べることが出来ます。

まずは、そもそもが疑問に感じること。知りたいと思うこと。調べてみること。さらに、情報を取捨選択すること。

根本的には、教えて貰うのを待つのではなく、自分から学ぼうという意思を持つこと。

これが大事ではないでしょうか。



2015年1月25日日曜日

走れ メロス

「さすがに、雪、飽きたね」

雪かきの道具に肘をかけてつぶやく。

毎日のように繰り返される会話も、雪かきに使うことの方が当たり前になってしまったスキー用のグローブも、今日、長い役目を終えたツルハシも、すっかりボロボロになってしまいました。

今日は、飛騨の伝統行事、24日市。昨年に続き、今年も穏やかな晴天でした。まるで手作りかのような中国産の竹ボウキを買いに行こうかと思いましたが、駐車場に粘着した氷をツルハシで割ってました。

(折れてしまったツルハシのアタマは、何かに使えないかな?)
 




さて、ここまで雪が降り積もると、外を走ることは当分ムリそうです。

年明けに見たCMにココロをわしづかみされて一発購入したランニングマシン。同じようにわしづかみされた人が多く人気だったのか、注文してから1週間以上待たされ、ようやく到着。




どうしてもトレーニング不足になるこの時期。気温が相当に低いので、温かい日の日中以外は絶対にムリだし、そもそも外は雪に覆われるので、さすがに危なくて走れません。


ビッグアリーナのジムは大変お値打ちなので有難いのですが、人気のランニングマシンは埋まりやすく、せっかく行っても待たないといけないことも多く、しかも1回が30分では物足りないし、待っている次の方も気になってしまいます。自分のペースでトレーニングがしたい。


ホテルにあるジムも何回か見に行きました。トレーナーも居て、機材も多くなかなか魅力的でした。ただ、春から秋は外を走りたいので、冬のあいだだけ利用したいのですが、入会金に登録手数料、必ず発生する月会費を考えたら割高感が。


で、このマシンを購入。もちろん購入者のレビュー等は見ましたが、現物は見ないで購入したのでかなり心配でした。




で、結論は





この商品は安い!とても5万には見えません。


普通に買うと20万とか30万はするランニングマシン。5万という破格な価格を打ち出したイグニオ。大したもんです。

3階まで運ぶのはかなり大変でしたが(60kgほど。けど、妻と二人で何とか出来ました)組み立ては簡単でした。邪魔にならない部屋の隅に設置。丁度目の前に姿見とテレビが。テレビを見ながら走れるので快適です。


では、私のレビュー

良い点

1.何といってもトレーニング不足になりがちな冬期に走れること。逆に夏は室内はかなり暑いのでムリでしょうが、春と秋の雨の日にも重宝しそう。姿見でフォームをチェックできたり、テレビを見ながら走れるのは快適。

2.コスパ高い。この内容でこの価格は絶対に買いでしょう。組み立ても簡単。

3.思ったよりうるさくないこと。階下への振動もそれほど感じません。(専用のマットを敷きました)

4.移動が楽なこと。走行面が上にあがり、移動がしやすいです。また、走行面が上がることで場所を取りません。

5.モニターなどが見やすく安っぽくない。使い勝手も悪くないと思います。

良くない点

1.何といっても、走行面が狭い。これはもう安いからしょうがないでしょう。

2.速度計やカロリー計算がどうも合わないこと。10km/時で走っているはずなのに、実際の距離がそこまで伸びない。カロリーは、携帯に入っているアプリで計算すると合わない。アプリの方が違っているのかもしれませんが

3.停止ボタンが分かりにくい。一時停止はあるのですが、完全に停止するボタンは無い。主電源を切るしか。

4.心拍数を計測する電極板がバーに付いています。両手で握ると作動するのですが、一度離すと数値が一からリセットされてしまうのが残念です。


さっそく翌日、1時間10kmに挑戦。

「お、いい感じ」

なかなか快適です。景色を楽しんだり、風を切る外での爽快感はもちろん無いですが、これはこれで楽しい。

3kmを超えると、汗が拭き出してきました。

「冬とはいえ、室内はやっぱり暑いな」


7㎞を超えたあたり。びっしょりの汗を拭こうとしたその瞬間、悲劇が訪れた。


バランスを崩し、足がからまった。激しく後ろに引っ張られ、すぐ後ろの壁に足が激突。回転するベルトと壁の間に足が挟まれた。

ランニングシューズを履いていたので怪我は無かったのですが


 




うわーーー。やってしまった!!

壁の方がぶち抜かれてしまった。ありえん。


初日からオチを作ってしまうとは。我ながらアホです。

結論:あまりスピードの速いランには向きません。LSDトレーニングクラスのゆっくりのスピード向けですね。



 

2015年1月23日金曜日

積雪情報

名古屋に仕入れに行く度に聞かれる高山の雪の様子。

降って溶けて、を繰り返して今は小康状態。店の前の道には雪はほとんどありません。

夜中に起きた時、かなり寒かったのでしっかり着込んで出発したら、いつも見る気温計は、2℃と温かい。

あれ?勘が外れました。

やはり名古屋はかなり温かく、中のセーターを脱いだくらいでした。

この感じだと、せせらぎも大丈夫かな?と久しぶりに帰りに八幡で下りてみた。


すると




うわー。やっぱり来るんじゃなかった。勘、外れまくり。しかも除雪が行き届いていないらしく、かなりのガタガタ道。

ちょっと山に入ると、まだまだ積雪があります。


高山に遊びに来られる方、高速はほとんど雪は無いので、そっちがオススメです!

ただ、スタッドレスタイヤはなるべく履いてきましょう。ノーマルでFRだと、積雪があるとチェーンだけでは厳しいですよ。


2015年1月22日木曜日

今年最初の衝撃

日本人なら誰もが正月を一年の最初の節目と考え、それがお節やお雑煮といった食事だったり、初もうでやしめ縄といった伝統的な神道のながれから来るものもあります。

私にとって、もうひとつ大事にしていること。

それが「年賀状」です。

今年は少しやる気が出たので、つい先だって個人、会社ともに、来た年賀状を全てチェックしました。全てやろうとすると約450枚以上。
「あ、住所を間違って出していた」とか、まれに「うわ、名前を間違えて出してた」とか、登録ミスがあるので意外と大事で地味な作業。

今回、ふと気づいたのが

「あれ。あの会社から年賀状来てないな」

その相手は

10年どころか私の記憶にないくらい、先々代くらい昔より取引のある会社。
かつ、うちがお客様の立場の会社。
かつ、毎月の取引が万単位の会社(請求書はもちろん毎月来ます)
かつ、以前は年賀状が来ていた会社。

その会社から来ていない。ご不幸があったとか聞いてないしな。おかしいな。

ま、その会社の担当者には聞けるからと思い、ストレートに聞いてみた。

すると、小さい声での返事が

「すみません。昨年より年賀状を出すこと自体、やめたんです。うちの会社」
「えーーーー。マジですか」


私にとっては、かなり衝撃でした。


個人で年賀状の返事が無いこと、よくあります。今やSNS系が主流ですから、メールやラインなどで挨拶省略というのも有りでしょう。だけど、会社関係で、しかも相手がお客様の立場の会社への年賀状を廃止にするとはなー。びっくりしたわ。

うちは、主要の取引先に出し忘れるといったことは間違ってもありません。それはさすがに非礼かな、と。うちの場合は、その年に新たに増えた顧客もチェックし、(すべてのお客様にはもちろんムリですが)なるべく出すようにはしています。

年賀状も400枚も出せば、購入代だけで2万円以上。それにインク代と、膨大な手間代がかかります。うちの場合はありきたりな年賀状は嫌なので、少し凝ったデザインで。掛ける経費や手間も馬鹿にならないのも分かります。

とはいえ、年賀状を廃止にするとは。


ただ、その会社だけでないのです。他にも年賀状が来ない会社が数社あるのです。その相手はどこも

うちがお客様の立場の会社で
毎月の取引が万単位で
かつ以前は年賀状が来ていた会社です。

その会社も同じように年賀状を出すことをやめたのでしょうか。これも時代の流れでしょうか。まあ、たかが年賀状と言ってしまえばそれまでですが。


間違っても、私は年賀状が来ないことに怒っているわけでも、その姿勢を非難しているわけでもないです。ただ単に、私の価値観と違うのでびっくりしているだけです。

人それぞれだから、それはそれでいいとも思うのですが・・・・

ただ

初もうでに行かない、とか
お節は食べない、とか
お年玉はあげない、とか

は、その人の主義でいいと思うし、子どもたちに「ケチやな」と思われるくらいなので大したことではないかもしれませんが

年賀状は、年の節目に挨拶を交わし合う、という消えつつある伝統的な慣習なのでちょっとそれとは違うかな、と。

「相互的な要素」が強く、ちょっと間違えると、「相手に挨拶をしたのに返事がない」に近いくらいの要素があるような気がするので、さすがに私はやめることはムリかなと考えています。


とはいっても、私もムダな経費は削りたいので、さっそくその会社には出さないように、チェックは外しました。ま、うちがお客様の立場なので、問題ないでしょう。


価値観、変わりつつありますね。

けど、50円60円を勿体無く思って、その為に高い高い代償になるかもしれない、というリスクは考えないのかしら?私の場合は、怖くて出来ません。



追記
今年から急激に増えたのが、子どもたちの年賀状。習い事やっている同級生全員に出したいからお願い、とかでビックリするくらい増えた。

ま、今年はやってあげたけど、来年からは文面は自分達でやりましょう。版画や、プリントごっこで。私も子どもの頃は自分でやりました。

プリントごっこ、懐かしい。電球でフラッシュするヤツね。使い捨て。もう売ってないみたいですね。昭和の記憶ですね。


さらに追記
私は、アンチSNS系なので、LINEやFacebookはやりません。皆がやるなら、それこそやらない選択肢もありでしょう。食わず嫌いはダメだから、もちろん試してはみました。ただ、必要以上に飛び込んでくる情報の多さに、戸惑いました。(まぁ、見なければいいんだけど)

友達のそのまた友達のリアルタイムな情報まで入ってくる。友達の友達は、友達では無いですよね。

年に一度、年賀状で
「あ、子ども生まれたんや」くらいの情報の方が穏やかで温かい。

私はそう思っています。



2015年1月19日月曜日

チャオ!!

1月の日曜日。
ようやく休みが取れたので、子どもたちを連れて今年最初のスキーに行ってきました。
 
前日と翌日は雪で、実にラッキーな晴天!!
 
これ以上はない、スキー日和でした。
 
 
 
 
 
いつもならモンデウスかアルコピアなのですが
「さすがに飽きたな」と私。
 
よし
「チャオ御岳」にしよう!!
 
家族の反対もありましたが、オヤジの決定には無理やり従ってもらい、朝一で向かいました。
 
実に久しぶり。高山に戻ってきてからは初めてなので、15年以上振り。けど、やっぱり遠かった。名古屋からに比べれば、まだ近いですけどね。
 
 
約1時間ちょっとで到着。着いて外に出てビックリ。さすが標高2,000m。寒さがハンパなかった。風も強く、家族皆 「さむーい。そして こわーい」
 
ゴンドラに乗りながら
「だから モンデウスがいいって言ったんだよ」とぶつぶつ文句を言う長男。
 
目前に広がる御岳には、最初に家族皆でしっかりと手を合わせて拝みました。
合掌
 
 


 
けど、1回目を滑り、皆大喜び。
まさに「パウダースノー」
踏むと「きゅっきゅっ」と音がします。
サラサラの雪でした。
 
そして最高の絶景が広がっていました。
風は冷たかったけど、滑っていれば温かくなりました。
最高のコンディション。
 
晴天の日曜日で、イベントもあり、通常なら激混みしそうな状況でしたが、昼休憩も座れないほどではなく、それなりに多くのお客さんが来てました。ちょうどいい混み具合といったところでしょうか。
 
フロントの女の子に聞いたら、それでもやはりお客様から不安の声はあるとか。


 
 
大勢の方が亡くなった山のすぐ近くでスキーを楽しむのはどうかな、と、その方向からの目線で考えるともしかしたら不謹慎になるのかもしれませんが、それで皆が行くのをやめてしまったら地元はうるおわない訳だし、地元の方にも生活があるわけだし、今が不謹慎なら来年なら不謹慎でないのかなと思うし、けど、犠牲に合われた方のご家族は間違ってもここでスキーは楽しめないだろうし、その辺り、考え方は置かれた立場によって人それぞれで、難しいところではあり、あれこれと思いを巡らせましたが
 
ともあれ
 
帰りに見た乗鞍の雲海が実に綺麗でした。
 
 
遠いのが大変ですが、私はぜひもう一度行きたいです。
 あと、大人一日券2,800円。小学生までリフト代無料なので、かなりお値打ちだと思います。
 
 


2015年1月16日金曜日

買って良かった調理器具ランキング

昨年、私が買って良かった調理器具をまとめてみました。

第6位

京セラ セラミックスライサー

 

まぁ、何しろ包丁に慣れない私。これがあればキャベツの千切りや、じゃがいもや人参を薄くスライスするのは一瞬で出来ます。厚みの調整も出来ます。

注意点
セラミックの刃がかなり鋭いので、食材が薄くなったら気を付けないと指の皮までいっちゃいます。


第5位

貝印  シリコンドーナツ型 6個取り



これを使って焼きドーナツを作りまくりました。シリコン製で柔らかいので簡単に綺麗に型から外せます。手入れも楽です。(スポンジで洗うよりお湯でもみ洗いでOK)

第4位

スマイル クッカーデラックス





ホットサンドメーカーです。バターを塗り、パンを置いて具材を挟んで焼くだけ。オススメは、定番のトマトとハム、チーズですが、アンコや、余ったポテトサラダなどもいけます。耳がカリカリに焼けるのも美味しい。あわただしい朝食の時短メニューにぴったり。

注意点
IHの場合、電磁調理器対応を買わないと使えないことがあるので注意。この商品はIH 200V対応です。


第3位

マクロス りんご皮むき器




果物大好きの子どもたち。りんごの場合、1回に2個むくのですが、さすがに面倒。一か八か購入してみたら、かなり便利でした。

笑えるくらい、一瞬で皮が剥けます。後は切って芯を取るだけ。

最近は、子どもたちがなぜか剥き終わった皮まで食べてます。(≧∇≦)
最初に綺麗にりんごを洗わないと。


第2位

chef'n VeggiChop スピードみじん切り器 




 

包丁さばきがとにかく苦手な私には、みじん切りをしていると、まな板からボロボロこぼれるわ、時間がかかり過ぎるわ、涙は出るわ、でココロの方こそみじん切りにされます。

材料を切って容器に入れ、ヒモを何回か引っ張るだけで簡単にみじん切りが出来ます。時間も大幅に短縮。玉ねぎの場合、フタを取った時に涙が出ます。少し離れて取れば大丈夫。

注意点
刃がかなり鋭いので、洗う時に要注意。それと、材料は余り大きいまま入れると刃が回転しません。この商品は、もう一回り大きく作るべきでしたね。餃子など、大量にみじん切りを作る時は何回かに分ける必要があります。


そして、第1位は

PHILIPS ノンフライヤー





昨年の正月に、電器屋にインクを買いに行った際に福袋に入っていて衝動買いしました。評判良いけど、どうかなーと思いましたが、これはかなり便利でした。

じゃがいもを厚めに半月型に切って容器に入れ加熱。一度出して、オリーブオイルとクレイジーソルトで味付け。再度加熱。子ども達大好きのポテトフライが出来上がり。冷凍ものより全然美味しいし、油を使わないからヘルシー。

他にも鶏の唐揚げ(油で揚げるより評判良かった)や、甘エビの刺身を食べた後のアタマをフライにしたり、他にもまだまだ知らない便利な使い方がありそう。

欠点
あまり沢山の材料は入りません。その割には図体がデカイので、偉そうにキッチンに鎮座しています。
 
 
 
以上です。あくまでも私個人の感想ですからあしからず。



それにしても、ノンフライヤー以外は全てAmazon購入って、Amazon抜きでは語れないってすごいな。
 
 
 

2015年1月14日水曜日

祝 黒帯

年始からsora家では良いニュースが続いていて嬉しいです。

長女が年始の書き初め展で二年連続の金賞。夏にも貰ったようなので、3回連続の金賞。


前回の金賞


もちろん親バカ評価ですが、確かに上手いです。バランス感覚が良いのかな。

習字はペン字と違い、難しいですよね。紙の大きさに対する字の大きさの配置バランスが難しい。

自信無さげに肩を落としながら向かう娘にハッパをかけましたが、きっちりと結果を出してくる辺りがさすがしっかり者の長女です。

今回の金賞に喜ぶ父母に対し、本人は嬉しく無さそう。何でも当たり前だとか。

金賞の上の最高位が欲しいらしい。

現状に満足せずに上を目指す姿はなかなか大したもんです。


一方、気の弱い長男もきっちりと結果を出してきました。

「さすがにまだ早いのでは?」と私は心配していましたが、年始に行なわれた空手審査に合格し、ついに有段者の初段に!

黒帯です。

私としては「え?ほんとに?」と、ちょっと今回は受かる自信は無かったし、むしろ落としてもらった方がいい、くらいに考えていましたが、地道に努力していたのは間違いないです。

今回の合格は、本人も実に嬉しそう。かなり自信が付いたようです。黒帯なら大人になってからも通用するでしょう。

振り返ると、まだ保育園に通う5歳くらいから始めた空手。続くのかなぁと心配していましたが地道に通い、ついにここまできました。最近は、サッカーの練習が終わってすぐに空手に移動。移動の道中に夕飯代わりのオニギリを食べて向かうくらいハードなスケジュールをこなしています。気が弱いと書きましたが、本当に気が弱かったら続かないと思う。対人関係において、弱気なだけです。



長男は、要領の良い長女と違い、大器晩成型かと思っています。

家の中では元気が良いのに、学校で見る息子は何とも頼りなく、おどおどしている。そのギャップに悩む親。家では話すことも面白いし(お笑い大好き)知識も豊富。家でのそのままを学校や友達に出せばいいのに、全く出そうとしない。今だに、遊びの誘いを自分からしようとはしません。いつも受け身。

やきもきする事が多いですが、息子には息子の世界観がある。隅でポツンとしていても、イヤなことされて泣いていても、私たちはあまり伝えませんでした。

私たちに出来るのは、ただ信じて見守ること。

さらに今日、本人から聞いたが、3学期の学級委員に選ばれたらしい。立候補ではなく、推薦らしいが。息子らしい。でも嬉しそうだった。

少しずつ、一歩ずつ成長していけばいいと思う。実はそういう成長の方が確実に身につくかもしれない。


今回の黒帯や金賞は、妻のおかげでもある。習い事は、全て妻の判断。かかる費用以外にも、親の送り迎えだけでもけっこう大変。そこまでやらせなくても、と何度も思い、伝えてもきた。

仕事に家事に加え、実に大変だったと思う。妻自身が一番忍耐強かったかもしれない。

母親の強さと愛が実を結んだのでしょう。

ありがとう。





(ただ、次女の習い事は、タイミングを考えて欲しいかな)


2015年1月7日水曜日

正月装花

年始一発目の仕事は、新成人を祝う会でのステージ装花。

納品が1月2日だったので昨年のうちに制作しておきました。


モスで包んだ大きな花器に、青竹を斜めに切って門松風に。柳や花餅を活けました。



 
 
大変に喜んで頂けて、頑張って作った甲斐がありました。太い青竹をさしているので、オアシスが崩れないか、実は相当に冷や冷やの納品でした。
 
 
今年も妥協をしない、こだわりの装花をお届けしたいと思います!!
 
 
 
 


2015年1月4日日曜日

2015年 抱負

私にとって、昨年も多くのことがありました。振り返り思い返し、苦笑いするものもあれば、自分を少し褒めたい内容もありました。

一年前、読書の楽しさに目覚めた頃、実に楽しかった。特に百田直樹の本は面白かった。今はあの時ほどのハイペースでは読めてないですが、引き続き読書は続けていきたいです。

ところがその頃に悪影響も。夜中起きて読書をしていると腹が空く。ぼりぼりと夜中に食べながら本を読んでいたらデブまっしぐら。人生最大の71kgまでいった時、さすがにヤバイかなと。久しぶりに会う人には必ず「何か太ったよね」と言われていました。

5月、母の日が終わったある日、突然思い立って再び走ってみようかと。

そもそも2年前の夏に走り出したのですが、オーバーワークで膝を怪我してしまい、完全に治ったのが先ほどの読書に夢中になり出した頃。半年ほどのブランクでかなり不安でしたが、いざ走ってみたら、あの時と変わらず気持ち良かった!

長引いた怪我は辛かったけど、良い経験になりました。フォームに気を付けたり、ストレッチをしたり、身体に気を付けて走るようになりました。最初は5kmがやっとでしたが、徐々に8kmが継続して走れるようになり、9月には山の村ハーフに出場。その後も35kmを完走。デブからも脱却。マイナス8kg、63kg前後を維持。BMI22の理想体型が作れました。筋トレも継続し、腹筋は前にコロコロと転がるタイプを1日60回、腕立て伏せを50回くらいは毎日何とかこなせるようになりました。会う人会う人に「やせたね」と言われ、ユニクロの1番下のサイズのズボンがはけた時は、もう二度と太らまいと堅く決意しました。トップスもSサイズの服が着れると感動です。

さて、調子に乗っていると、必ず何か起こるものです。私の人生いつもそう。

忘れもしない10月28日。店の横に作ったフェンスにペンキを塗っている最中、脚立から腕を巻きこんで落下。右腕をあり得ない方向に脱臼、骨折してしまいました。

マラソンどころか、普通の生活すら出来なくなりました。

いかに普段の何気ない生活が有難いことか痛感しました。やはり健康であることが何よりだなと。左手でご飯を食べ、娘に代筆を依頼したことも。ギブスの辛さは忘れません。

完治して、10kmが走れたとき嬉しかった。マラソンは今年も続けていきたいです。5月に岐阜清流ハーフにエントリーしました。早くトレーニングがしたいです。

もうひとつ、大きな出来事が。9月からの秋の婚礼シーズンに妻が相当に多忙になり、今まで以上に家事を手伝うことに。「婚礼シーズンが終わるころにはかなり料理出来るようになってるかもよ」が、その通りになりました。得意料理は小豆から作るお赤飯。お正月も作りました。先だって、妻の帰省中、久しぶりに独り身でしたが、一人でもきちんと作って食べたのが我ながら驚きでした。
朝は、トーストに納豆、シラス、チーズをかけて軽く焼きます。パンに納豆、ピザに納豆は意外と美味しいのです。昼は、キャベツとハムを炒め具材にし、ラーメンを作りました。夜は、麻婆豆腐に漬物ステーキ。全て調理時間15分以内。最近気付いたのは、調理してすぐの器具や使ってすぐの食器はすぐに洗うのが一番。シンク内に置いておくだけ、汚れがこびりつき、かえって手間がかかります。すぐに洗うなら水洗いでも良いくらい。後で洗剤でごしごし洗うよりよっぽど効率的で衛生的だと思います。料理は本当に楽しいです。失敗ももちろん沢山あるけど、美味しいと喜んでもらえるのは何より嬉しいですね。これはもう主婦だけの楽しみにしたら勿体ない。これからもキッチンを占領することでしょう。あと、COOKPADにはずいぶんとお世話になっています。

家事も仕事も要領です。負担にならず、楽しんでやれるくらいに持っていくことが大事ですね。

最後は、スタッフと家族の健康が一番。元気に笑顔で過ごせることが何よりです。今年もどんなことにも全力で楽しく過ごしていきたいです。


 


2015年1月1日木曜日

2014→2015

新年明けましておめでとうございます。

どうぞ今年も flowerー空の色ーをよろしくお願いいたします。

今年の年賀状デザインは、2014年の当店のヒット商品(本人一押し)を集めてみました。ここでご紹介したいと思います。



 
 
まず、若手のKAYOちゃん。昨年はこういった「お花で○○を作れますか?」といったご注文が数多くありました。簡単にはNOと言わない空の色。皆がアイデアを出し合い、素晴らしい商品を作ってくれました。この「トトロの花」も、もらったお子さんが大変に喜んで頂けたようです。
 
年末の大変な時を終始笑顔で元気よく頑張ってくれました。その笑顔をいつもでも。
 
 
 
 
ベテランのAKIKOさん。ちょっと写真が残念ですが、実物はもっと良かったです。白のフリンジトルコキキョウが生クリームらしさを出していました。ケーキかと思いきや実は花だった、と、お客様をビックリさせ感動させる商品であること間違いないです。このケーキフラワーは、リピご注文がありました。
 
年末のトラブルのなか、さらに舞い込むトラブルに迅速に対応してくれたあの時の気丈な姿は目に焼き付いて離れません。
 
 
 
 
3年目に入るTAKE。貴重な2人目の男手。葬儀もこなせば、笑顔で接客も出来ます。そして、特に光るのはアレンジメントのクオリティの高さ。花さしのバランス感覚に持って生まれた何かがあります。花業界において、今や花束にまさるくらいアレンジメントフラワーの需要は高くなりました。ここまで紹介してきたアレンジメント以外にも、ワインと合わせたり、バルーンと合わせたり、ドール(人形)と合わせたアレンジもありました。TAKEのこのヒット商品は昨年30件を超すご注文がありました。門松のようで、実は生花も混じっているというミニ門松。1万円クラスの大きなミニ門松も見事でした。
 
 
TAKEは、プライベートでは実に面白く、一緒に酒を飲むと楽しいです。ただ、もう少し自分自身を見つめることが出来るといいですね。
 
 
 
 
 
 
 
空の色のエースの貫録、AYUMI作です。数多くの婚礼担当を持ち、それでも安定していい仕事をこなしてくれました。イメージ力の強さが彼女の良いところ。婚礼花材の発注を毎週私にしてきましたが、その花材を見ただけで、強いイメージを持っていることをガツンと感じさせてくれました。
 
2015年はプライベートなことでもAYUMI YEARかなと思っています。ますます光り輝いてくれることでしょう。見ていて眩しいくらいです。
 
他にも、昨年出産退社したNAOMIちゃんの赤ちゃん、常務の笑顔なども「一押し」として写真を年賀状に載せましたが、ここでは控えておきます。
 
 
 
 
 
 
NORIKOさん。イメージ力強いです。飛騨高山美術館におけるすべての婚礼を担当しています。毎回、完成度の高さには感心します。花だけでなく、意外なものとの組み合わせも見事です。数多くのヒット商品も生んでいます。 
 
これをやったらこれくらいかかる、そのためにはいつから始める、といった仕事量対時間配分が克服できるといいですね。花のバランス感覚が優れているのに残念です。「ポイント」は大事です。この「ポイント」を押さえれば短時間で作れてしまう。「ポイント」が押さえれないとダラダラと長い作業時間になってしまいます。その分他が押してくることになり、結果抱えるタスクが消化できず、様々なところにまでしわ寄せがきてしまうのです。
 
 
 
 
 
店長作。ダメ出しされてやり直ししました。周りが見れて仕事が早いだけに、効率性を重視し過ぎるとクオリティが落ちることがあるので気を付けて欲しいですね。
 
彼は、将棋の駒に例えれば、攻め入る飛車角や王を守る金銀といった役割を充分にこなす能力があります。動きが的確で素早く、頼んだことをおろそかにすることは決してありません。私は彼に飛車角で満足して欲しくない。出来れば王とは言いませんが、玉くらいには成長して欲しい。それだけの器であると期待しています。
 
 
人は変わろうとするとき、いくら周りがアドバイスをしても、本人が「変わろう」と思わない限り、変わらないし、変われないと思います。最後は自分自身気付けるか気付けないか、そこかと思います。皆に共通して言いたいのは、常に自己を見つめること。自分自身がかけがえのない存在であり、無限の可能性を持った唯一無二の存在であると、絶えず自らに言い聞かせることが大事ではないでしょうか。いい意味での「自尊心」を高めることは良い事です。
 
 
 
 
 

最後に私の一押し。昨年、当店は様々な設備投資をおこないました。店舗横に作業棟を増築し、作業スペースを大幅に確保しました。今までは休憩室兼作業場だったのが、完全に休憩室として使えるようになりました。スタッフのロッカーも作りました。以前を思い出せば、ずいぶんと働きやすい環境になったのではないかと思います。
 
さらに、小規模事業者対象の補助申請が採択され、店舗横に庭を作ることが出来ました(写真)枕木や芝を敷き、シンボルツリーのアオダモを植えました。左右にフェンスを建て、植物を吊るすようにしました。今は雪に埋もれていますが、春になれば多くの植物が芽を出してくれることでしょう。
 
 
さて、「自尊心」だけを高めてはいけません。それではプライドの高い人間になってしまいます。「自尊心」はどれだけでも高めても良いのですが、同じ高さだけ自分以外の人間の存在も大事に考えないといけません。見ず知らずの人も含め、他人を尊重するということです。
 
これが私自身抱える課題であり、2015年の抱負にしたいです。
 
 
本年も 従業員一同、皆さまにご満足頂けるサービスを心掛ける所存です。何卒、昨年同様のご愛顧を賜ります様、心よりお願い申し上げます。
 
flower 空の色
(㈱花の店岩田)
原 博史
 
 
 
 
 
 
※参考文献 「賢者の書」 喜多川 泰