2016年7月24日日曜日

mu-gi-tya

毎晩毎晩、麦茶を沸かすのが日課です。30分以上も煮出しします。
案外、手間が掛かります。




子どもたち、暑いせいか良く飲みます。3リットルが1日で無くなります。


冷蔵庫を開ければ、当たり前のように入ってるけど

本当はこうして毎晩沸かしてくれていることなんか

子どもからしたら、知る由もない。


それで当たり前。

自分を振り返っても、親に感謝なんかしてこなかった。いや、いまだに面と向かっては、なかなか言えない。何か照れ臭いかな。


こういうものなのかな。

引き継がれていくものなのかな。


当たり前のように
御飯が出てきて

当たり前のように
洗濯された服があって

当たり前のように
家は綺麗になっている(と言えるほど実際には綺麗ではないけど)


いつか、分かる日がくるのだろう。

いつか、この家を出て行き

いつか、戻ってきた時に

当たり前のように、麦茶を出してやろう。


「この味!この味! やっぱ、実家のお茶は美味いなぁ」


そんな妄想をしながら

今夜もお茶を沸かす、そんな日々。







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