水曜日に帰ってきてから、確かに疲労感はありましたが、木曜日には翌日の仕入れに備え、21時半には就寝しました。目覚ましもいつものように、3段階でセットしました。
23時頃だったか、夜中の雨が強く、ふと起きました。家族が皆寝ているのを確認し、開いていた窓を閉めました。そこまでは覚えています。
ところが、次に目を覚ましたのは、妻が洗濯ものを片付ける物音。外は明るい。一瞬 0.5秒くらい、何が何だか分からない。
「あ、やっちゃった。」
私の存在に気付き、悲鳴を上げる妻。起きる子どもたち。
時間は、何と6時5分前。いつもなら名古屋の市場で一通り仕入れが終わり、7時からのセリが始まるまで資材などを買っている時間帯。(普段は1時過ぎに起き、2時過ぎには出発しています)
これはマジでヤバイ。セリすら間に合わない。
起きると同時に予約していた生産者の方や問屋の方からの電話が鳴る。
「どこに車停まっていますかー?」
「あ、いや、実は寝坊しまして、まだ高山でして。」
「え?」
「とにかく支度を手伝って。」妻に伝える。言葉の通り、右往左往する妻。着替えや持ち物を手伝って欲しかったのに、キッチンに行き、なぜかアイスコーヒーを持ってくる。「いや、コーヒー飲んでる場合と違うからシャツ取ってよ」「あ、そっか」
着替え終わると、起きてきた長女が私のあたふた振りを見て冷静に一言。
「今から名古屋行くの?大変だね」妻より小3の娘の方が冷静。
下に降りると、オニギリを握ろうとしている妻が。
「いや、だからオニギリ食べてる場合じゃないから鞄持たせて」
トラックの予定を急きょハイエースに変更。
普段なら、まだ真っ暗な時間を走るのに、すでに明るい。その明るさがやってしまった感を募らせる。携帯にイヤホンをさし、あちこちに電話をして買う予定の花を取り置きにしてもらう。よけて貰えるだけありがたいので、値段の交渉なんか出来る訳ない。
普段は経費節減で、一宮木曽川ICで下りるのが、そんな事を言っている場合でないので、全て高速を使用。
ま、何kmで走って、何時間で着いたかは、さすがに大っぴらには出来ませんが、最短記録ではありました。自慢出来る話ではないですが。
何とか必要な花をそろえ、いつもの安全運転で13時頃、高山に到着。
いったい何だったんだ?寝過ごす程のハードワークでは無かったし、確かに一度起きて寝る時に、「仕入れ日」の緊張感が無くなっていたのはうっすら覚えている。しかし、目覚ましに気付かないのはあり得ない。何だったのだろう?
ハイエース内の荷物をおろし始めてすぐに、店長が一言
「グラマトはどこですか?」
「あ・・・まさか・・やっちゃった」
せっかく名古屋の問屋に頼んでいた、特殊なラン鉢を積んでくるのを忘れてた。使用日は今夜。特殊な形状なので、まず地元では代品は絶対にない。寝坊のゴタゴタで、完全に抜けた。
「取りに行ってきます・・・・」
トンボ帰りでまた名古屋へ。
今まで、様々なトラブルを経験しましたが、一日のうちに高山ー名古屋を2往復は初めての経験。約650km。東京往復より少し遠いくらい。
このハート型のラン、「グラマトフィラム」の為。
お客様から注文をお受けして、「積むのを忘れて来ました」は通用しないですからね。
それにしても、私の数々の不注意のせいで、多くの方を焦らせ、会社にも損害を出し、車はさんざんこき使い、本当に本当に深く反省しております。
とはいえ、年に80回も行けば、今後も寝坊することもあるかもしれませんが、なるべく気を付けたいと思います。寝過ごしたとしても、4時くらいには起きるように、何か対策をしたいと思います。
本当に申し訳ありませんでした!
しかし、マジで疲れた。(自業自得)
長い一日やった。
ようやく寝れる。おやすみなさい
zzzz
0 件のコメント:
コメントを投稿