2015年8月8日土曜日

荘川マラソン当日

その日を迎えました。私の正念場。


朝、4時に起きました。真っ先に確認するのは天気。

おぉー。やった。一面、雲に覆われているけど雨は降ってない。気温は、15度と肌寒い。湿度はかなり高そう。うっすら霧までかかってます。(この低温、高湿度に後でやられることになります)

予定の朝5時に出発。その前に、三脚を立て1人でスタートシーンだけ撮影。メイキングあたりで使ってもらえば。(え?奥さんは? はい、普段の名古屋仕入れでも熟睡なさるので、こんな時でも起きて見送ったりは絶対に無いです!)

さて、いよいよ荘川に向け42kmを走ります。いまだ走ったことのない距離。それをこんな形で迎えるとは。期待と不安が織り交ざります。

人通りが全くない、静かな街を駆けていきます。気温が低めなのはありがたいですが、皮膚にまとわりつく感じの高い湿度が不快です。それと、前々日くらいから感じている右足太ももの違和感も結局消えずに残っています。

清見までの10kmは、右足を気にしながら走ることになります。違和感を感じながら走るのは、ランナーにとってはすごくイヤなものです。

4kmを過ぎると汗が噴き出してきました。それもハンパない量です。途中、霧が濃くなり、走りにくいくらいに。湿度が高いため汗が乾かずに、上半身は汗でべったりと。

余りにも発汗がすごいので、10kmの清見IC手前で、早くも最初の給水にしました。自販機で炭酸系を購入。サッパリとうるおいました。

いよいよ最初の難関の長い長い登り坂がきます。

坂を登り始めます。ペースが自然と落ちてきます。後で確認すると、8分/kmまで落ちてました。
 

色々なことを考えながら走りました。

そもそも何で荘川マラソンをガチで走ったか。

ここだけは、走ってる体(てい)にしたくなかった。それではいかにも遊び半分過ぎるし、何よりランナーとしてカッコ悪い。この企画を立ち上げた者としては、ここだけは意地を見せたい。

標高 1,000mの小鳥峠までの登りを歩かずに制覇しました。キツかった。いつまで続くのってくらいの坂道でした。

峠を越えたら、下り道が続きます。20kmの清見IC付近で2度目の給水。何とか半分は走りきりました。タイムは2時間ちょっと。まあまあかな。7時を回ったので、グループLINEで皆に途中報告。予定の11時前には荘川に着くかも、なんて送っておきながら、この後とんでもないことになるのです。



異変はこの直後、25km付近から始まりました。




続く



 

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