2012年12月17日月曜日

恐ろしい事実

子どもたちが漫才番組で爆笑をしているさなか、裏では恐ろしい事実が起きていました。

今回の衆議院選挙で、投票率が前回選挙より大幅に落としているとか。
(結果、戦後最悪の投票率だったとか)
いったいこれはどういうことなのでしょうか?

確かに結果の見えている選挙ではあります。
「投票したってムダ」という無気力感が働いたのかしれません。

ただ、今後の日本を左右する大事な選挙です。
「消費税増税」「原発問題」「改憲」「TPP」私たちの生活に密接する問題もあります。「どうせ選挙に行ったって何も変わらない」と選挙に行かないでいて、いざ消費税が10%になったときに文句を言うのは間違っていると思います。国民の代表である政治家を、私たちの1票で選ぶことの出来る大事な権利なのです。たとえ選ぶ候補者や政党が無かったとしても、無記名でもいいので投票には行くべきだと私は思います。

ただ、自分自身の若いときを考えればどうだったのか。
私も、やっぱり政治に興味は無く、投票には行っていませんでした。
いつの時代も若い世代はそうなのかもしれません。政治家もそれも分かっていて、若い世代の票は期待はしていない。そうすると上の世代に厚い政策が中心になる。悪循環です。

わたしは、もっと若い世代、いっそ小学生くらいから政治に興味を持たせることが大事かと思います。(我が子には教えていきたいです) 国も「教育」の分野に力を入れるべきです。日本の将来がかかっているのです。

ですから「ネット投票」は、私は強く賛成です。「ネット党首討論会」ももっとやるべきかと思います。街頭演説してどれだけの人数の人が見れるというのか。「インターネット」の世界なら僻地の方でも見ることが出来ます。若い世代も見るかもしれません。

その上で、「選挙権は18歳から」に法律を改正すべきです。欧米はほぼ18歳以上がほとんどです。日本だけ遅れていると思います。


選挙は、予想通り「自民党」の圧勝でした。
ただし、「自民党」が良いから投票したという人がどれだけいたのでしょうか?
「民主党」が自滅し、党派が乱立し票が分散し、漁夫の利で自民に票が集まったというのが私の考えです。私自身、投票ボックスでしばらく悩んでしまいました。棄権はしたくないし、これでは「自民」しか無いよな。

結果、私も自民党を選んだからには、覚悟はしています。

(選挙期間内、安倍さんの考えはどうもはっきりとしなかったですが)おそらく、消費税の増税は受け入れないといけません。花の売り上げに影響は必至です。今後3,000円の税込花束といったものは受けれなくなるかもしれません。3,000円の花束に消費税を300円お伝えするのは何とも心苦しいです。

原発は推進することになるかもしれません。今なお、仮設で苦しんでいる方はどのようにお考えなのでしょうか?被災者のケアと復興を最優先課題として、代替エネルギーの模索、最後に原発であって欲しいです。(ゼロは無理なのかもしれません)

「TPP」の参加の是非は議論が必要でしょう。ただ、アメリカがそれを待ってくれるかです。領土問題と合わせて強い外交が期待されます。右傾化と言われていますが、外交はパイプでは無いかと。その点では自民党の方がまだ期待できます。

改憲に関しても議論が必要です。戦前の日本に戻るのかという反論も出ています。議席の数を論ずる前に、そもそも改憲の必要性をいっそ、ネット等で議論して欲しい。

与野党の政策のねじれ具合も気になります。問題の焦点が各政党でバラバラで、例えば改憲の問題が公明党で反対で、どうして連立なのでしょうか?野党になる「民主党」「維新」は消費税や改憲に対して反対意見を唱えるのでしょうか?(維新は石原さんが改憲に賛成)

議席数だけで国の向かう先が決まってしまうのは恐ろしいことです。
もっと、恐ろしいのは我々国民が無関心であることです。
多数決だけの論議で終わってしまわないように、本当に日本が精神的にも豊かであり続けるために、私たちはこれからの政治の行く先を見据えていかなければいけないと思います。

それが「民主主義」だと思います。


※ 私の主観による意見で、一部間違った考えや情報があるかもしれませんが、そこはまだまだ勉強不足ということで、どうかお許しください。

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