2017年6月6日火曜日

ウルトラランナーA氏の教え

5月はあまりブログ更新が出来ませんでした。

5月18日に再発した左ふくらはぎの肉離れは、痛みがひどく、脚を引きずるほどになってしまいました。歩行すら困難なのに走れるわけありません。

中9日間も静養し、そのあいだは、ストレッチや筋トレをやっていました。苦手なスクワットを1日100回は何とかやりました。

痛みの取れた28日からは、いつものコースを歩くことにしました。約8kmを10分/kmくらいのスピードで歩きました。早歩きくらいですね。

そんなこんなで、5月はなんと月間100kmも走れず、ケガに苦しみました。キモチが乗ってこないのでブログを書く気にもなれませんでした。肉体的にも精神的にも、正直、かなりキツかったです。

復活の兆しが見えたのは、6月3日(土)の12km走。かなりゆっくり目でしたが、痛みにおびえる感じがなく、ケガをする前の体調に戻ったような気がしました。当日まであと1週間で復活って・・・・計画ではこの1週間前までに完全に仕上げるつもりだったのに・・・・

つべこべ愚痴っても始まらないので、(これは自分への備忘録なんですが・・・)

さて話を変えて・・・・


実は、最近色々とランニングのアドバイスを私に教えてくれるスゴイ方が地元飛騨高山にいまして。

なんと昨年の飛騨高山ウルトラで5位入賞のA氏です。A氏は、福岡国際に出るほどの実力者、東京も招待選手(エリート枠)です。昨年のウルトラは8時間13分!!

私の5歳下の方で、兄ちゃんが私の同級生。兄ちゃんは、国府で焼肉店(精香園)をやってます。

そんなこんなでお知り合いになれて、母の日は花を買いにきてくれまして、LINEのやり取りをずっと。過去4回出場されたA氏から、沢山の貴重なアドバイスを頂きました。許可を頂いておりますので、ここに箇条書きで掲載したいと思います。(ウルトラマラソンでのアドバイスです)

1.練習は月間走行距離にこだわらずに、質の良い練習をおこなうといい。
2.練習でやらないことは本番でもやらない=本番でやりたいことは練習で試しておく
3.ウェアやシューズは、練習で試しておく。補給食なども。

ケガについてのアドバイス。原文まま。もしケガに苦しんでいる方がいたら参考にしてください。

「おそらくは、腓腹筋周辺の軽度の肉離れの類ではないかと思います。この怪我は、僕もランニングキャリアにおいて、何度かやっており、特徴は数日休むと日常生活上の痛みが消えるので、治ったかのように感じてしまい、再開し、また痛めを繰り返し、結果として長引くというランナー泣かせのヤツです。ストレッチはもちろん、腓腹筋自体の筋トレなど対応策はありますが、大腿部より下腿部に頼るランナーの場合に痛めやすいと分析しています。」
「歩くと痛くないようであれば、痛くならない程度で出来るだけ速いウォーキングはやった方がいいと思います。いつものコースで良いので、やっていると、筋力の低下を防げますし、治りも確認できますのでオススメです」

次に、ウルトラ本番でのポイント。←これ重要。

1.全エイド全て止まるつもりで、補給をしっかり(特に水分)
2.急な登坂(カクレハからスキー場までの坂の一部、千光寺の登り)は、必ずアウトinアウトで。内側はえぐれる様に急勾配なため、ヤバイ箇所はとにかく歩く
3.リタイヤ等の不測の事態が想定されるなら携帯電話を持つ(場所によっては関係車両が通らない、もしくは対応が遅い場合があるので)
4.予想以上に調子が良くても、設定通りにセーブする
5.他のランナーのペースは意識しない。(特に序盤)極端にいうと、時計だけを意識すればいい
6.「いかに自分にブレーキをかけられるか」が重要なポイント
7.勾配でペースが変動することはあっても、基本はイーブンペースで、特に序盤はエンジンブレーキをかけて走るつもりで良い

ざっとこんな感じです。要は、ウルトラ100kmはとにかく長いので、いかに後半に脚を残せるかが重要、ということです。

本当は、A氏からお誘いを受け、5月に30kmくらいの試走を一緒にやってもらう予定だったのです。こんな私のような素人に毛が生えたようなランナーに、超一流の方がですよ!?

そんな有り難すぎる申し出に、嬉しくて嬉しくて、本当に楽しみにしていたのですが、まさかのケガが悪化し、結局30km走は実現出来ませんでした(涙)

ところが、痛みがようやく取れた今日、丹生川支所から千光寺までの往復約10kmを一緒に試走してもらいました!!!!

上記のアドバイス以外にも色々なことを走りながら教えてもらいました。これほどあっという間に終わった10kmは過去にないくらい、とにかく楽しかったです。

正直まだ左ふくらはぎに違和感は残り、かなり不安ではありますが、5日後に迫ったウルトラ当日に向けて最後の調整に入りたいと思います。


まさかこのようなブログに行きついたランナーの方々、トップランナーの方の貴重なアドバイスなので、是非とも参考にしてみてください。



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