会う人会う人に
「大丈夫だったか?」
と聞かれました。まるで私が飛騨高山の代表かってくらい。ま、確かに高山からしょっちゅう、名古屋まで仕入れに行くのは私くらいだし、心配してもらっているのでイヤな気持ちはしません。
むしろ、「ありがとうございます」と感謝しています。
私はあまり見ていないのですが、かなりニュースで取り上げられていたみたいですね。
何しろ、温暖化の影響からか、日本が暑くなっているのは事実かと思います。異常高温、局地的豪雨、日本はまるで亜熱帯気候になってしまったかのようです。
花業界も、ひどい不作で価格が高騰。今日の市況も、お盆前よりも高いくらいの異常な事態です。この時期に、ここまで高騰したのはちょっと記憶に無いです。
心配といえば、19日に発生した、広島市の大規模な土砂崩れが気の毒過ぎて言葉もありません。犠牲になられた方が数多く、小さな子どもまで。見れば見るほど、被害が酷過ぎて本当に恐ろしくなります。
「バックビルディング現象」という局地的豪雨の新しいキーワードまで出てきていました。
その他、色々調べました。
広島市ですが、避難勧告が出るのが遅過ぎたようです。1999年にも、土石流が起きて20人もの犠牲者が出ているだけに残念です。広島市の大雨警報が出されたのは19日の21時26分。翌日未明(午前3時頃)には土砂崩れが発生しているので、大雨の中、心配だけど寝静まったところを襲われてしまったのでしょうか。想像しただけで、鳥肌が立ちました。
ただ、実際に避難勧告が出されたのは午前4時過ぎ。避難所が設置されたのはその後なので、やはり行政の対応が遅かったのは間違いないでしょう。(数々のメディア情報から)
気象庁が出す、最大の警戒を呼びかける大雨特別警報は、安佐北区や安佐南区など、狭いエリアで短時間に降った降雨のため、出されなかったようです。要は、余りにも局地的過ぎたということでしょうか。1時間に120mmというので、先日飛騨地方での最大雨量
56mm/時の倍以上。想像を絶する。しかもこれが夜中であったことも被害が拡大した要因でしょうか。
広島市のHP によると
フェーズ4の、避難勧告でサイレンが鳴るそうですが、やはりこの発令が遅かったのでしょうか。また、このサイトだと72時間半減期の警戒雨量は記載されているが、肝心の短時間1.5時間の警戒雨量は掲載されていない。(短時間1.5時間の設定もあるはず)ここも不可解だ。
Googleストリートビューで被害がひどかった、広島市安佐南区八木の山沿いを歩きました。いったいどのような地形なのか、知りたかったからです。
広島市は、市域のほとんどは、風化花崗岩地帯となっており、この風化花崗岩(通称:まさ土)は、粘性がなく水を含むと地盤が緩んで崩れやすいという特性があります。(広島市HPより抜粋)
歩いていたら、現在はすでに終了している砂防工事現場が写っていました。
完成したばかりの砂防堰堤(えんてい)は機能したのでしょうか?
自分たちの周りにおきかえ、飛騨地域でも似たような裏が山や崖といった箇所が数多くあります。今回の大雨により、高山市内でも土砂崩れが発生したようですが、ぜひ教訓は生かされて頂きたいです。
広島市の土砂崩れは、まだ行方不明の方もいらっしゃいます。安否が心配です。
犠牲になられた方、並びにご家族の方々には、心よりお悔やみ申し上げます。
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