2014年8月6日水曜日

あの良き時代

車の話をします。

今の若い子はあまり興味が無いかな。若い女の子も、彼がどのような車であってもあまり関係ないとか。我々の20代は、いかにカッコイイ車に乗って、いかに女の子にモテるかが最も重要な要素だったので、どのような車に乗るかがある意味ステイタスでした。

私が二十歳の頃、東京で貧乏学生をやっていましたが、隣の駅に住む同郷の友人は、お兄さんから車を譲ってもらっていました。当時、東京で一人暮らしをして、車を持つというのは割と贅沢でしたが、私の周りには半数くらいは所有していて、何人かに頼んで良く貸してもらってました。もちろん、吉牛大盛りおごりと、ガソリン入れてお返しです。

その友人が持っていた車が、これ。


 
TOYOTA MR2
(初代 AW11型)
 
 
初めて乗ったときの感想が、「何て乗りにくい車か」と。
 
 
パワステ(パワーステアリング)なんかついていません。通称おもすて。ハンドルに遊びがないのです。振動も、もろハンドルに伝わってきます。カーブを曲がるときとか、力が要ります。
 
 
地面の振動もまともに伝わってきます。うるさいことうるさいこと。もちろん5速MT(マニュアル車)です。見ての通り、2シーターです。(2人乗りね) 一応後ろにトランクがあるけど、荷物なんてまるで乗りません。サンルーフも確かありましたが、そのせいか夏はかなり暑い割にはクーラーのききが悪かった覚えがあります。汗だくで乗った覚えがあります。
 
 
さんざん悪口を書きましたが、この車を借りて良くデートに行きました。レインボーブリッジも行きました。
 
 

慣れてから分かってきたのが、スタートダッシュのスゴさ。「スーパーチャージャー」という、要は「ターボ」のような装置が付いているため、2速から3速への加速がとにかくハンパない。おまけに国内初の「ミッドシップ」タイプ。要はエンジンが後ろにあり、後輪を駆動する方式です。



 
 
こういうことね。F1など、レーシングカーのようなものです。エンジンが後ろにあるということは、トランクなどのスペースは少なく、まず2シーターになります。
 
 
MR2は、TOYOTAが初めてミッドシップ(MR)として開発しました。
ミッドシップタイプは、かつて他にもMR2の後継車MR-Sやビート、NSXなどがありました。(懐かしすぎる)
今現在は採用している車は無いと思います。TOYOTA、いい車作ってたよなー。
 
 
今の車は圧倒的に、FF車(つまりエンジンを車体の前に置き、前輪を駆動する方式。車内のスペースが広く取れ、スピンしにくいので初心者にも運転しやすい)
 
もしくはFR車(エンジンが前で、後輪を駆動。主にスポーツカータイプや高級車に多い)
 
そして4WD(4輪駆動)ですね。
 
 

このMR2は、今思うと本当に楽しかった。先ほど書いたように、スタートダッシュで負けたことは一度も無かった。横にレビンが来ようが、ギャランが来ようが、スープラが来ようが、スカイラインが来ようが、シビックが来ようが、Zが来ようが、GTOが来ようが、RX-7が来ようが、負けたことが無かった。たぶん、ポルシェでも。

真夏に、坂の途中でエンストこいたらそのまま故障してしまい、渋滞を引き起こしたときはどうしようかと思ったけど、それでも楽しかった。


何というか、あの頃は

「走ることの楽しさ」「運転することの楽しさ」があったような気がする。今の車のような快適さ重視より、走り重視みたいな。MR2がまさに典型。


周りもやんちゃなヤツが多く、横に並んだ時に「ガンを飛ばしてくる」若僧がたくさんいた。(私も若僧でしたが) 「何やチビのくせに」と、MR2をバカにしたような目線を送ってきて、スーパーチャージャーでぶち抜くというあの快感。あの、背中からグイーッと押されるGの心地よさ。スーパーカーのようなリトラクタブルヘッドライト。あの独特のライトを付けるスイッチ。

懐かしいな。80年代~90年代の車って楽しかったですよね。

(いや、いつもゼロヨンやってた訳でないですよ)


今は、右も左もプリウスか、プリウスαか、アクア。名古屋に仕入れに行く度に実感します。さすがTOYOTAのお膝元だけに、プリウスユーザーの数、ハンパないです。2台3台が横並びはザラで、さすがにこれだけ走っているとちょっと、というくらいではないでしょうか。とても良い車だとは思いますが。

確かに燃費は重要な要素ですが、あの頃のように個性がバラバラで、乗りたい車もバラバラで、それがまた良かったような気もします。

ちなみに私は、20代、社会人になってすぐに車を購入。スカイラインを2回乗りました。貧乏だったので「ターボ」無ししか買えなかったという、だったら何でスカイラインやねん、というオチ付きです。





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