2016年9月17日土曜日

原監督に学ぶ

先月末のことでですが

あの、箱根駅伝で2年連続で優勝している

青山学院大学

箱根ファンからすれば、もうアイドル的存在。

いや何か違うな、アイドルというか

「神ってる」

尊敬に値する存在なわけです。


その青山学院大学のマラソンチームを率いているのが、原監督。
異色の経歴の方です。有名なランナーだったわけではないです。
サラリーマンからの駅伝チームのコーチに就任しています。

ま、そのあたりは話すと長くなるので、原監督の本を読んでください


 
 
夏休みに入る7月後半、中学1年の息子が学校からプリントを持って帰ってきました。
 
 
そこに書かれていたのは
 
「8月後半に」
「御嶽トレーニングセンターにおいて」
「青山学院大学の原監督を始め、箱根を走った青学の現役ランナーが」
「市内の中学生相手に、無料でランニング講習会を開いてくれる」
「保護者が同伴すること ←ここポイントね」
 
 
「なにーーーーーーーーーー!!!!!」
 
 
あり得ん。わざわざ東京に行って、お金を払ってでも不可能なことを、向こうさんからわざわざこんな飛騨の山の中まで来てくれるとは!!(経験して分かったのは、これはどうも完全に青学側の次世代育成のボランティア教室ですね)
 
千載一遇のチャンスや!!!
 
 
 
はい、即行、申し込みました。もちろん息子の許可なんかいちいち取りません。聞いたってどうせ「おれ、いかねー」とか言うに決まってますから。
 
 
当日昼頃、サッカーの練習から帰ってきた息子に
 
「行くよ、御嶽。」
 
「は????? おれ、なんもきいてねーし」
 
「いや、この前チラッと話したんやんか。こんなチャンス二度と来ないよ。いいから行こう」
 
 
ふてくされる息子。その日の午前中の練習が相当にハードだったらしく、後部座席ですねたまま寝てしまった。
 
1時間後
 
御嶽到着。(昨年の御嶽ハーフ以来)
起こされた息子の機嫌が相当に悪い。
いつまでもいつまでも「グチグチ」と文句をいう。あまりにもしつこいので、最初は穏やかに返答していた私も段々イライラしてきた。
 
強引に受付終了。「まあ、そうなるかな」と想像していましたが、80名くらいの参加者大半が中学の陸上部の子ばかり。個人での申し込み、しかも他の部活動では息子くらいだった様子。(陸上部以外の方もぜひ!とプリントには書いてありましたが)同じ学校の子に「え?何でおまえが?」みたいなことも言われたらしく、ほとんど半泣き状態。
 
「これってお父さんが来たいから勝手に申し込んだんだろ!!」
(図星過ぎる・・・・)
「そうかもしれないけど、お前だって絶対役に立つって!!」
 
ついに大喧嘩!!というか、私がぶち切れた感じ。
「uruseeeeeee tubekobeiwazu ikankaiiiiiiiiiiiii」
 
思い返してこうして書いていても、これはもう100%私が悪いですね。
何人かに話したけど、それは完全にSORAが悪いと言われました。



 
 
おおおおお。
箱根ランナーが目の前に!!
 
原監督に、一色選手、下田選手もおる。
(2016東京マラソン、日本人2位と3位でしたね。この2人をリオに出せば良かったのに、と私個人的には思っております。陸連のアホ)
 
 
トレーニングが始まりました。
付き添いの保護者の方も大勢いました。



 
準備体操からして青学流。私も一緒にやりました。
 
そうか、やっぱり肩甲骨か。
 



 
子どもたちの写真も沢山ありますが、学校からの通達でSNS掲載禁止らしく、後ろ姿だけにします。
 
青学の強さの原点、インナーマッスルのコーチがすごかった。
目から鱗でした。めちゃくちゃ勉強になりました。ビデオ持ってくれば良かったな。大後悔。
これを機に、腹筋やめました、私。
 
難しい内容だったけど、子どもたち、理解できたかな?
 
 
その後、選手たちと子どもたち合同でのリレーがあり、子どもたち楽しそうでした。
 
 
2時間のトレーニングが終わりました。
 
最後、原監督と握手がしたかったけど、大勢の方に取り囲まれていたし、すぐに私のところにやってきた息子が今すぐ帰ろうというアピールをスゴくしてくるので、息子への引け目もすごく感じていたので諦めて帰りました。
 
 
嫌がって参加した割には、息子、しっかりトレーニングの内容を理解していました。
これには驚きました。
 
難しいインナーマッスルの鍛え方についても、理論だけは理解していました。
 
 
「勝手に申し込んでゴメンな。もうこんなことはやりません」
 
息子には、その後、きちんと謝りました。
 
 
 来月の出雲駅伝、楽しみーーーーー
 
 
(一部、元青学選手の不祥事が明るみになっていますが、それでも私はファンです。すべては、出雲や箱根での結果として表れるでしょう)
 
 
 
 
 
 
 

0 件のコメント:

コメントを投稿