2016年4月17日日曜日

長野マラソン レポ続き

ところが、スタート直後にハプニング。

スタート地点にはだいたいアーチがあるものですが



こういったもの。(写真は富山マラソン)

この下に、計測器があり、胸に付けたゼッケンにチップが付いていて無線により計測されるのですが、ここを通る時にそれぞれのランナーウォッチもスタートを押します。

というのは、万単位の参加人数のレースにもなると、申告タイム順にブロックに分かれ、後ろの方がスタート地点をくぐるタイムが、号砲が鳴ってから数分後などというのはザラなのです。号砲が鳴っても最初しばらくは歩きです。

この、「号砲が鳴ってからゴールまでのタイム」を「グロス」

「スタート地点を通ってからゴール地点までのタイム」を「ネット」と言います。

レース記録は「グロスタイム」が正式です。
「ネットタイム」を正式にしてしまうと、見た目の順位と変わってしまうケースがあるからです。

例(㈱計測工房HPより抜粋)

順位 グロスタイム    (ネットタイム) (ネット順位)
1位 2時間50分00秒 →(2時間49分58秒)(2位)  
2位 2時間50分15秒 →(2時間49分55秒)(1位)
3位 2時間52分04秒 →(2時間52分02秒)(6位)
4位 2時間52分05秒 →(2時間51分57秒)(5位)
5位 2時間52分06秒 →(2時間51分56秒)(4位) 
6位 2時間52分07秒 →(2時間51分33秒)(3位)

ということがあり得ます。見た目では1位にフィニッシュした人がネットタイムでは2位だったり、見た目では6位の人がネットタイムでは3位だったり。


「あ、そっか。アーチは強風で中止しましたってアナウンス言ってたな」と分かっていたのですが

スタート地点に居たQちゃんに手を振ることに夢中になり、すっかりスタートラインを見逃していたアホです。


たぶん50Mくらい過ぎてから、これはおかしいと慌てて押しました。



 
 
出走者数は、男子7,944名 女子1,482名 計9,476名(大会HPより)
 
やはりスタート時の走りにくさはありましたが、この前の名古屋や岐阜清流の方が混んだようなイメージがあります。スタートブロックが少し前になったからかもしれないですが。
 
 
 
 
 
曇り空、強風の中、走り始めました。沿道の応援がスゴイです。キモチがいいです。
 
 


 
 
コースマップ。ほぼフラットです。
 
5km過ぎ。前日に訪れた善光寺前。立ち止まって拝んでいくランナーが居ましたが、私は昨日済んでいるので参道を駆け下ります。沿道の応援がスゴくて最高に気持ちが良かった。


 
駆け下りるランナーたち
 
 
10km 前日受付のビッグハット。5kmの給水は飛ばしてここで最初の給水。
 
15km 折り返しの早いランナーたちとすれ違います。胸のゼッケンは、Cあたりのおそらくサブ4は当たり前の方たちばかり(私はHゼッケン)少しキモチが下がりました。やはり上には上がいるもんだ。けど、私の周辺はFやGの方が多かったので、前半はなかなか良いペースでした。(アルファベットが若い方が早い人たちです)
 
17km エムウェーブ(長野オリンピックのスピードスケート会場)を1周し、今度は左手に自分より遅い方たちとすれ違います。
 
来た!!ついに雨が降り始めました。しかも大粒です。「ばらっばらっ」と音がするヤツです。
 
五輪大橋を超えたら、21kmの中間地点。時計は、1時間53分ほどでした。こんなものかな。20kmは練習でもたまに走るので、疲労感などは想像できてます。この時点で特に違和感はありませんでした。
 
ところが雨と風がかなり強くなってきました。これはもう暴風雨といっていいレベルでは、というくらい。少しの雨はほてった身体に気持ちが良いのですが、たたきつけるほどの雨だとさすがにキツくなってきました。ウィンドブレーカーを持って行って大正解でした。
 
 
 
 
高かったけど、これは買って正解でしたね。本当に薄手ですし、さすがに濡れて身体にへばりつきますが、保温効果あります。
 
25km付近で、少しペースアップしました。
 
「これはいけるのでは?」と、ここで少し自信が芽生えてきたのですが・・・・
 
 
続く
 
 
 
 

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