2016年10月18日火曜日

常念岳登山

季節外れの暖かさが続いた9月10月。そのせいなのかは定かではないのですが、野菜だけでなく、生花の相場もとんでもなく高騰。長年仕入れをやっていますが、こんなに上がったのはちょっと記憶が無いです。

さて

そろそろ北アルプスは無理かなーと思いつつ、3時間おきに天気予報を見る日々。
週末に重要な仕事を抱えているし、どうしようかなーと思いつつ


10月18日(火)晴天予想。気温も高め。

行ける!! 
行くしかない!!

これがラストチャンスかもしれない。


北アルプスの地図を見て、行きたい山を決める。楽しい時間です。

選択1.確認の意味で、中の湯ルートで焼岳?
(2週続けてはさすがにちょっと)

選択2.焼岳から見た霞沢岳?
(上高地に行ったことないから、バス等の乗り換えに不安が。ルートもキツそう)

選択3.いよいよ奥穂?
(日帰りは槍並みに気合いいるし、来年に取っておきたい)

選択4.北アルプスではないけど、白山?
(平瀬からの登山道が崩落により通行止め)

選択5.双六岳?
(いつかは行くけど、今は100名山にこだわりたい)

ということで、比較的楽なルートの「常念岳」に決めました。100名山です。長野側から登ります。登山口までの長距離運転が大変そうです。


 
 
夜中、2時前に出発。もちろん、オニギリ握りました。補給食などは途中のコンビニで。


 
現地到着。AM3時40分。やはり2時間掛かりました。遠かった。
 
外気温11度。
 

 
 
一ノ沢から登ります。三俣から蝶槍経由もありますが、キツそうなので今回はやめました。
 

 
よし、行こう。
AM4時出発。
 
ヘッドライトを付けて歩き始めます。慣れたら楽しい。
 
 

 
月が綺麗。
中秋の名月かな。
 
 
 
歩きやすい林道を登ること20分。
何やら建物が。
 

 
登山口のトイレでした。
近くにテントを張って休んでいる人がいました。
 

 

ワクワクします。

そういえば

もちろん登山届はインターネットで届け済みです。北アルプスの山に登る際は、登山届の提出が義務付けられています。私は、前回の焼岳から、届け出はインターネットでおこなっています。
 
 

 
登山道を歩き始めました。


ところが・・・・
 
この直後に始まった登山道が割と最初からキツイ。倒木も多い。
 
 
そして、暗いものだから非常に道が分かりにくい。
 
 
30分ほど歩き
 
「これってちょっと・・・・まさかの判断ミス?」
 
さらに10分後
 
「これって怖いレベルでは・・・」
 
その10分後には
 
「どうしよ。戻るか・・・・」
 
けどすでに1時間くらい登ってきているから今更引き返すのも・・・・・
時計はAM5時。夜明けにはまだ30分以上あるし、いきなり明るくはなりません。
 
暗いので、ルートの分かりにくさも怖かったのですが、一番怖いのはやはり
 
「熊との遭遇・・・・」
 
マジで怖かった・・・・・
 
 
 
 
(明るくなってから撮影)
救われたのは、KONGさんで買ったクマよけベル。この音にどれだけ救われたことか・・・・
 
 
けど、この後事件が・・・・
 
 
 
 
どこをどう間違えたのか・・
 
沢の方に入ってしまった。この先のルートがどうもよく分からない。
 
地図アプリで確認しても、イマイチ良く分からない。
 
 
進むのも戻るのもやめて、夜明けを待つことにしました。
 
 
 
ざあああああああああ。
 
 
 
沢の音が響きます。不安をあおります。
 
諦めて座ってオニギリを食べます。寒さを感じて、防寒着を着ました。
 
 
 
 
 
 
 
暗い中待つこと20分ほど。
5時40分、ようやく少しだけ明るくなってきました。
 
登山道が見つかりました。
 
やはりわずかに逸れていただけでした。たったこれだけのことが、真っ暗だと判断出来ないのですね。本当にいい勉強になりました。
 
林道はまだしも
 
初めて歩く登山道を
単独で
真っ暗な中
 
二度と歩かない!!
 
固くココロに誓いました。
 
 
続く。
 
 
 
 

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